表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モンスタークリエイターの世界侵略 (投稿停止)  作者: 鈴木颯手
プロローグ~第1章 異世界転生~青銅騎士団編
26/37

第24話 ゴブリン3

「…うまくいったのか?」


カズマは右肩がえぐれた激痛でのたうち回るゴブリンを見て呟いた。


カズマの致命的な弱点として戦闘能力がないことがある。


勿論殴る蹴る等して戦えはするが戦闘スキルや魔法の存在するこの世界では心もとなかった。


そこで考えたのが使い捨ての武器になるモンスターであった。


今回考えたのは生物で最も速く飛翔するトンボをモチーフにしたモンスターである。


速さに特化し、敵に突撃することでダメージを与えるそれは作ると同時に飛び出していき敵に突撃するものである。


「ふむ、これは弾丸トンボとでも名付けるか」


そしてカズマは再び腕をかざして未だに痛みから立ち直れていないゴブリンに止めを指すべく魔法を使う。


「…創造」


その言葉に反応して手が光るが光ると同時にゴブリンの頭がえぐれたように消え去りすぐに緑の液体をぶちまけた。


「…うぇ」


カズマはそのあまりのグロさに吐き気に襲われるが何とか我慢してラプトルに集合をかけた。



















初めての魔物戦を軽々と勝利したカズマはその後三体ほどゴブリンと出合い勝利したがみな血走った目でカズマをにらんでいた。


「…俺何かいけないことでもしたか?」


カズマは弾丸トンボを創造してゴブリンを吹き飛ばしながら呟いた。


弾丸トンボをまともに受けたゴブリンは抵抗も出来ずに地面へと倒れこんだ。


「…弾丸トンボは消費が少なくて便利ですね」


好戦績を残す弾丸トンボはとても消費魔力が少なかった。ひとつにつき大体100~200の魔力ですむのだ。


「…ふむ、弾丸トンボのステータスを確認しておくか」


カズマは弾丸トンボをもう一体創造した。今度はその場に止まるように言ってあるので光が収まるとそこにいた。


見た目はトンボとにているが全身は緑と黒色で統一されており頭の部分には大きな角が出来ていた。


「…」


カズマはスキルで弾丸トンボのステータスを覗く。




名前:弾丸トンボ


種族:クリエイトモンスター・魔虫


レベル:1


HP:50(E)


MP:15(E)


筋力:8(E)


防御:10(E)


俊敏:15000(A)+500


魔法:なし


スキル:特攻レベル5

玉砕レベル5

韋駄天レベル1


称号:俊足の弾丸




「…俊敏がとても高いな」


そう思うと同時にそのせいで黙視できない早さなのだと理解した。


「スキルもすごいのにコストは少ない。すごいものを作ってしまった」


カズマはその事に驚くばかりであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ