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第２２話　ゴブリン

名前:ラプトル

種族:古竜・クリエイトモンスター

レベル:1

HP:1000（Ｃ）

MP:800（Ｃ）

筋力:130（Ｂ）

防御:150（Ｃ）

俊敏:250（D）

魔法:俊敏強化（無）

身体強化（無）

スキル:危機察知レベル1

集団行動レベル1

爪術レベル1

牙術レベル1

称号:忠犬？

「…なかなかいい感じに出来たな」

十体以上の同時創造を行い倒れてから既に十日がたった。

大して残っていなかったHPとMPも前回とは言えないがほぼ満単な状態までには回復した。

そこでカズマは行わなかった廃村の防衛能力をあげることにしたのだ。その結果誕生したのがラプトルであった。

中型犬と大型犬の中間くらいの大きさをした小型の肉食恐竜は回りを見渡しながら俺の指示を待っている。

「…他にも何体か作っておくか」

ラプトルの創造テーマは集団で一体の敵を倒すと言う者なので何体か作っておきたかった（ステータスもそういう感じとなっている）。

そして新に二体ほど作ったカズマはラプトル三体とサーチアイを連れて外に出た。

「サーチアイのお陰で地図はあるから迷うことはないな」

カズマは地図を片手にそう呟く。現在は街道へ出るために北進していた。

「とりあえずくノ一が偵察に出ているから街の様子は分からないけど大丈夫でしょ」

そう呟いたとき目の前の茂みが動き緑色をした魔物が現れた。

ボロボロの腰巻のみ着用し、棍棒を持ったそれは血走った目でカズマを睨みつけた。

「…鑑定」

そう呟くと目の前に魔物のステータスと思われる一覧が出てきた。

名前：ゴブリン

種族：ゴブリン

レベル：8

HP:800（C）

MP：300（E）

筋力：250（B）+50

防御：150（C）

俊敏：88（E）

魔法：なし

スキル：棒術レベル2

怪力レベル1

称号：醜い下等魔物