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モンスタークリエイターの世界侵略 (投稿停止)  作者: 鈴木颯手
プロローグ~第1章 異世界転生~青銅騎士団編
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第1話 手紙

「…ん」


温かい風が頬を撫でる感触を感じて彼は少し眉を動かす。


「…ついたか」


やがて目を開けて上半身を起こして大きく延びをする。


「…死んだときの姿で転生するのか?」


手や足を見ても生前の時と同じ形をしているのでそう思った。


「…取り合えずここがどこか調べなきゃ」


そう呟き立とうと体を起こしたとき一枚の紙が地面に落ちた。


「…ん?」


俺はそれを拾って見るとそこにはこう書かれていた。


【この手紙を読んでおると言うことは無事に転生できたようじゃな。この手紙に転生先の世界についてとモンスターの創造の仕方など必要なことを書いておく。読み終えたら必ず破棄するように。

まずこの世界はお主の前世と違い魔法が発展した世界じゃ。もちろん沢山の種族が国や町を作り生活しておる。小説によくある冒険者もおるぞ。そして今お主のいる場所は『ダグザス王国』と『アルケリオン帝国』の国境付近じゃな。ここには国や情勢についてはあえて書かん。その辺は自分で調べることじゃ。

次にモンスターの創造についてじゃがこれは二つのやり方がある。一つはものを会わせて作る合成と自身の魔力を使い一から作る創造じゃ。合成は創造ほど魔力を消費せずに作れるが変わりに合成する素材によって作れるモンスターが変わってしまう。強力な素材でモンスターを作る際はこちらの方が向いておる。創造は魔力を大幅に消費するが無からモンスターを作ることが可能じゃ。ただしこちらはかなりの集中力がいるから素材がない初期に有効な方法じゃ。このどちらも考えれば行うことが可能じゃからな。それと心の中でステータスと唱えると自身にしか見えないステータス画面が現れて色々と調べられるから何かあったときはこれを見るといいぞ。

最後に一つ。儂を楽しませてくれよ】


「…」


俺はそれを読み終えると手紙を細かく切り裂いて地面にバラバラに埋めてその場をあとにした。

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