組体操が出来ました。
保育園の年中さんクラスの時に朗報が
「一番近くの小学校に特別支援学級が出来ました」
これで、健常児でも通わせるのが怖い交通量の多い交差点を通らせる必要が無くなり、路地を抜けるだけで学校に通える。
素晴らしい幸運と行政に感謝しつつ、とも君は順調に成長しております。周りの子もいい子ばっかりで助かっております。
年中になった時新しく入園した子が「とも君は何にも出来ないんだよ」と嫁に言ってきたのだが、すかさず他の子が「とも君は優しくってかわいいの!」とその子に反論して来たと言ってたり、年中の発表会では「とも君に何をやらせたら出来るのか、皆でどう助ければいいのか」を子供たちが相談したりとなにこの天使たちといった感じです。
親の方も、理解のある方がほとんどで助かってます。変な差別とかなく、可哀想な子と見てる人もいたでしょうが別に迫害されなきゃどう見られようと構わないので問題内です。
先ほど言った年中の時に入園した子は、結局とも君に馴染めなかったらしく退園してしまったのは申し訳ないです。ただ、入園するとき「一緒に居られると迷惑」って言われたら潔く退園しようと決めてたので、言っていただければ普通に退園して専門の施設に入れてた(ちょっと遠い)んですが、相談なく辞められてしまったので。
ちなみに、今でも「支援学級じゃなくて支援学校に行ってくれ」って言われたら素直にそうしようと決めてます。
それはさておき、運動会で一緒に走ってた子が転んだらわざわざ戻って手を貸して結局ビリだったり、相変わらずの競争意欲の無さを露呈しつつ団体競技をこなすことが出来て「ヤバい、成長してる」と感動しつつ年長さんになりました。
運動会では難関「リレー」と「組体操」があります。一応ある程度の集団行動は出来るのですが、この二つをこなす事が出来るのでしょうか?
組体操はなんと、ほぼ他の子と一緒にできました。ピラミッドの下も文句なくこなし、一か所だけ間違えましたが他は他の子と同じように出来て、思わず涙ぐむ親が存在したと思ったら、周りのお母さんたちも「とも君すごい」と褒めていただきました。
リレーですが、そもそも競争するという感覚が存在しないとも君にどうやって走らせるかという難関がそびえたってます。
そこで、子供たち主導で話し合った結果、手を引いて走らせる(走らせる子は2回走る)という事になりました。余りの天使っぷりに感動するとともに、それでも負けたからチームの子に申し訳なく思います。
そして年はたって、とも君も卒園し小学校に入学することになりました。