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境界監理局・第七課  作者: きなとろ
歪みながらも動く
35/53

装備基準および運用言語制限(抜粋)

記録番号:2-OP-014(統合抜粋)

分類:運用(基準)

担当課:第弐課

作成日時:非公開

記録区分:内部運用資料

配布:第壱課/第弐課/第五課(参照)/第七課

閲覧:第参課(閲覧)

参照制限:複写・転送は記録対象



■ 概要


第弐課が現場に携行する装備について、選定原則・使用制限・他課同伴時の運用を抜粋する。

本資料は制圧を目的としない。

被害の最小化および手続きの成立を前提とする。



■ 選定原則

•携行中の誤作動が発生しないこと

•使用によって事象の意味が固定されないこと

•住民の行動を誘発しないこと

•現場の範囲確定・誘導・遮断に転用できること

•使用の痕跡により、記録区分が変更されないこと



■ 標準携行(抜粋)


1) 近接具(形状:剣/短剣/槍/棍/杖)

•目的:制止/遮断/距離確保

•禁止:誇示/見せ物化/住民への威嚇運用

•留保:相手を定義しない


2) 境界繊維外套(共通装備)

•目的:干渉の散逸/接触時の影響低減

•禁止:防護具としての過信

•留保:外套は防ぐためではなく、散らすために着用する


3) 固定具・標識材・誘導具

•目的:動線形成/一時封鎖/移動整理

•留保:境界線の確定と誤認される配置を避ける

(設置理由欄を残す)


4) 照会端末(権限ログ対象)

•目的:照会/記録/状況同期

•例外:通信断時は後追い記録とする(空欄のまま閉じない)



■ 火器類の扱い(抜粋)

•使用は否定しない

•優先順位は高くない


理由(抜粋)

•事象に対する効果が一定しない

•使用が「暴力対象」としての扱いを誘発する

•住民の行動変化が速い


決定手続き

•携行・使用は現場指揮官の裁量で確定しない

•手順の範囲で決定する。承認欄を経由する



■ 他課同伴時の運用


第五課(封印準備)干渉回避

•第五課が準備段階に入っている場合、

第弐課装備は起動の前提にならないよう配置する

•準備は積む。起動は別手続きで行う


第七課(整流)同伴時

•第七課は提案を持たない。問いと整理を持つ

•第弐課は結論を急がない。

現場の基準を先に揃える

•作業は成立させる。分類は保留とする


第参課(予測)連携

•数値は受領する

•空白を補完しない

•空白を誤差として処理しない



■ 現場言語制限(抜粋)


口頭での断定は避ける。断定は記録対象となる。

以下の語は使用を制限する。


使用制限語

•「異常」「安全」「確定」「原因」「犯人」「対象」「終息」「解決」


代替表現(推奨)

•「現時点」/「範囲」/「移動」/「一時」/「確認中」/「手順どおり」

•「影響は確認されていない」

•「追加の照会を行う」



■ 備考(運用上の留保)


装備の選択は、現場対応を成立させる。

同時に、扱いを固定し得る。

選択はログ対象とする。

ログは改訂履歴として残る。



記録終了

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