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七話


 ゲールが部屋を出ていった後クラスの全員が目の前事実に困惑していた。ただ普通にいつも通り学校に行き授業を受け遊んで家に帰る。そんな普通の一日の筈だったのに突然体が燃え出し身体中耐え難い苦痛に襲われ、それが解放されたかと思えば異世界で突然奴隷にされ目の前でクラスメイトが首を落とされ、死んだのだ。


 理不尽としか言いようが無いだろう。例えこれまで生きてきたツケの全てが回ったのだとしても割に合わない程の不運だ。


 それでも現実はそんな彼らの絶望なんて知らずに進んで行く。ずっとここで泣き続けることも絶望し続ける事もできないのだ。


 「起きろ家畜どもぉ!全員起きて服を脱げ!」


 倒れ伏す俺達に新しい命令が件り意志に反して体は勝手に命令に従っていく。どれだけ体を動かそうとしても自分で動かすことができないのだ。

 

 「いやだぁぁ…家に…家に返してくれぇ!」


 「死にたくない…死にたくない…死にたくない…」


 「やめてよ…助けてよぉ!…お母さん!…お母さん!」


 自分の意思で動かせない体に恐怖し皆思い思いに泣き叫んでいた。これからどんな扱いをされるかなんて物は殺されたクラスメイトを見れば嫌と言うほど理解するだろう。


 クラスメイト達は全員男女別で分けられ。男は窓一つ付いていない堅牢な牢屋の様な場所に五人づつ入れられた。部屋はかなり狭いが俺は牢屋の中に入ってやっと体の自由に動かせるようになったのだった。


 牢屋に連れて行かれる途中気づいた事だがどうやら俺達クラスメイト全員の足には赤い宝石のついた枷の様な物がハマっており、兵士が命令を出した時枷に付いていた宝石が光っていて、どうやらこの枷のせいで体の自由が奪われているらしい。


 そしてどうやらこの枷は兵士の足にも付いている様で付いている宝石の色は違うが、もしかすると兵士も元々は奴隷だったのかもしれない。


 

 全員が牢屋に入れられると兵士達が俺達に選択権を与えた。これから自分達がどう生きていくかだ。


 俺達に与えられた選択権は三つ


 一つ目

 産業奴隷


 産業奴隷になれば鉱山や農地大規模な土木工事の場に赴きそこでとにかく作業を行う。


 二つ目

 貴族の従者


 貴族の従者になると地方の貴族や運が良ければ位の高い貴族に拾われることもあるらしく従者として一生を過ごすらしい。


 三つ目

 剣闘士


 剣闘士は闘技場で貴族の娯楽の為に戦い続ける運が良ければ奴隷としての階級を抜け出す事もできる可能性もあるらしい。


 内容だけ見れば先程までの自分たちへの対応としてはとても充実した内容に俺は拍子抜けしたのだった。



 


 


 

 

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