序章
曰く
この世界の創造主は死に世界は滅亡の危機に瀕した
危機に瀕した世界に新たな神が生まれた
新たな神の誕生でこの世界は息を吹き返した
新たな神は人間を愛し全ての人に無償の愛を分け与えた
神に愛された人間は外的から自分達を守るため力を求めた
神は人間に魔法を与え自らを守るすべを教えた
人間は欲に駆られさらに力を求めた
神は繁栄した世界にこれ以上手を加えることを拒んだ
人間は願いを拒んだ神を邪神として拒絶した
気づけば神を信仰する人間はいなくなった
それでも神は人を愛していた
人はより力を求めお互い争い戦争を起こし
迫害されてもなを神は人間を救おうとした
だが既に神の存在は人間に忘れられていた
神は人々が協力しなければ倒せない外敵を作った
自分で救えないならば救える物を作ればいいと
神は魔物を作りそして初めて人を害する物を作った
人間はしばらくはお互い協力しあっていた
だが魔物に対処できると分かればまた争いを始めた
神は争い合う人々を見疲れ果てていた
神は愛した世界を捨て眠りについた
神の眠った世界で魔物はより凶暴化し
次々と人間を滅ぼしていった
人々は神に懇願した再び我々を救って欲しいと
だが人の願いに応える存在はもういなかった
だが眠った神の体は砕け願いに答えるようにその破片が各地に散らばり小さな精霊が生まれその地を守り続けた。
本来の神が忘れられたころ精霊はより力をつけその地を守護し『福神』として、崇められた。
神は眠りについても人々の願いに応えた。
ただ精霊は神の心の破片であり感情そのものだった。
人々に持った神の疑念も精霊となり人を害した。
人々はそれを堕神と呼び恐れた。
堕神は人類の強大な敵となった。
それでも人々は争い合い神の願いが叶う事はなかった。
人々はどの様な状況でも永遠に争い続ける運命なのだ。