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宛先 自分

作者: 柊 雨雪

私が中学生の時、国語の授業で10年後の自分に手紙を書く機会がありました。

当時の手紙は10年たった今も手元にあります。


内容は

・今も楽しくゲームをしていますか

・今の私はこの曲にはまっています


結構単純だなーなんて思いながら読み進めていくと、最後に自分に向けたメッセージがありました。


「最後に、今自分の目の前にいる大切な人を見失わないでください。きっと辛いときは見失ってしまうだろうけどいつかちゃんと分かる日が来ます。」


中学生にしては大人なこと書くじゃん。って思いました。

目の前に大きな壁が立ちはだかると、見失いがちなもので、私は昔からそんなところがありました。

今読み返してもその文章はお守り、というか励みになってます。


辛いときに自分に書いた手紙を読むのは案外心の支えになるもので、

「貴方の帰る場所はここにあるから」の時の手紙や、仕事を辞めてその時の感情を書いた手紙もあります。

時々しんどくなって、ほんとにあの仕事辞めて正解だったのかな、なんて思ったときに読むと

そこには「大丈夫、あなたが決めたことだし間違ってないよ。」なんて書いてたり。


他人からかけてもらいたい言葉をあえて手紙で自分に向けて書いておくことで、辛いときに読むとほんと助かるんですよね。


皆さんもよかったらどんなタイミングでもいいです、自分に向けて手紙を書いてみてください。

書いたら引き出しにでもそっと入れて、忘れたころに読んでみるとなんだかくすっと笑えるようなことが書いてあったり、ほろっと泣けることが書いてあったりします。


最後に

自分で考えて紡いだ言葉は何時までもあなたのそばであなたを支えてくれます。

そして私もここで言葉を紡ぎ、拙い文章ですが少しでも誰かの支えになれるよう励んでいきます。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

                                      柊 雨雪

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