異世界人の服装は派手
「とりあえずその格好をなんとかしなきゃいけないよね。どう見たってアニメオタクの外国人集団だよね」
とユウジは言った。
確かにアーニャは薄い紫色のローブ、サティスナリ伯爵は長い銀髪に白いローブ。お高そうなローブは白い刺繍糸で細かな模様が描かれている。
グロリアス司祭はザビエルみたいな格好。
騎士達を見ると、魔道士は緑のシャツに茶色のズボン、そして深緑のマント。騎士の中には鎧を着た人もいたが、闘牛士のような派手な青色のスーツに同系色のマント。
忍者のような格好のものまでいる。闘う職種の人の割にはかなり派手。
忍者のような格好をしている人は、東欧系の顔立ちで忍者に憧れた外国人そのもの。
闘牛士のような派手な格好の人は2人おり、第一騎士団の派手な格好の人は日本人的な顔立ち…似合わない。
とりあえず、全員その派手な服を脱いでもらわないと目立って仕方ない。
「その格好で異世界に来て目立つとか考えなかったの?」
ユウジの問いにサティスナリ伯爵は
「どこが目立つ?何か変わった服を着ている自覚はないが」
と言われたので、全員、当旅館の浴衣に着替えてもらうことにした。
ついでに武器も預かることにした。そうすると出てくる出てくる!
1人5本の長い剣に、手裏剣みたいな物や、短剣、手榴弾みたいな魔法弾、槍に盾にと、23人の人間の武器って、6畳間が埋まるほどあった。
どこにそんなに隠し持っているのか。謎でたまらないけど、それもイリュージョン。ハンドパワー。もうなんでもいい。とりあえず私たちのわからない事は考えないようにしようと兄と妹は声には出さず目で合図した。




