理由を聞きます
広間に着くと、全員に座るよう促した。
騎士は10人ずつの2グループに分かれる座り、巫女様の側には牧師様と銀髪の老人が座った。
父は母に、なぜこんな大人数の武器を持った屈強な男達がいるのかと聞くとは母が、
「突然庭に現れたのよ、イリュージョンみたいに」
と答えた。
「なぜウチの庭にこんな大人数の国籍様々な人現れたんだ?」
と父が皆に話しかけた
「我々は、異世界にあるオランド王国から来ました。目的は、我々の世界のを救う聖女様を見つけること。我々の世界では魔法戦争があり、世界が破壊しかけた。時空は歪み、このままでは、その空間自体がなくなってしまう。神様は修復をしようとあちこちに出向かれたが、魔法戦争の破壊は凄まじく、神様は力を使い果たして深い眠りに落ちてしまった。神様の意識がなくなる前に、異空間に聖女様を探しに行きこちらの世界連れてくる事を望まれた。探す時間は、神様から渡された砂時計の砂が落ちきるまで。そして転送された場所から半径3万歩までしか動けない事をお話しになり、深い深い眠りに入られた」
老人は言い、懐から砂時計を取り出した。
砂時計の砂はダイヤモンドのようなキラキラ輝く粉で満たされていたが、砂が落ちる気配はほとんどない。
「その砂時計、全く砂が落ちてないけど」
結衣が言った。
「そんなはず!」
と言って一同は砂時計に注目したが確かに砂が落ちる気配がない。
牧師風の男性が口を開いた。
「サティスナリ伯爵、こちらは教会にて保管してあった神様の祝福を受けた品でございます故壊れてなどおりません。こちらに転送されてくる前、この砂時計の時間を測ってみましたが、時間は3日間。砂は勢いよく流れておりました。もしや…空間が違うせいで時間の速さが違うのでは?」
サティスナリ伯爵と呼ばれた老人は、
「グロリアス司祭が言うのならそうなのであろう!これは思ったより長期間こちらの世界にいなければいけないと言うことなのか…。
本当は、こちらの世界にくる予定だったのは、このグロリアス司祭と巫女であるアーニャ、そして護衛として第一騎士団のサイファの3人の予定であったが、転送の魔法陣が発動される直前に第二騎士団がいきなり剣を抜いて入ってきて、魔法陣を止めようと私も駆け寄ったら全員が転送されてしまったのだ」
それを聞いた結衣は
「もしかして、第二騎士団のみんなは、今日魔法陣が引かれて転送の儀式が、あるのを知らなかった。自分たちを除け者にして教会と何かやっている第一騎士団に奇襲をかけてみたらこんなことになっちゃった。魔法陣の発動を止めようとしたサティさんも巻き込まれた、で合ってる?」
「ご令嬢、話がわかるな!」
「まあね、異世界のものラノベたくさん読んだからね…。ところで、とりあえず自己紹介をしましょうか」
と結衣が言った




