騎士団御一行、納豆と豆腐に出会う
久々の投稿、失礼します
今日はみんなのお休みが同じになったので、グロリアス司祭と、ロビンが買い出しについてきてくれた。
スーパーで食材を買うために、カートを押した2人は結衣の後をついてくる。
結衣は豆腐を手に取った。
「そんな腐ったものを売っているんですか?」
驚くグロリアス。
どうも漢字を異世界語に自動変換して読んでいるので、豆が腐ったと読めるらしい。
「これは、腐ってないよ?見て。
真っ白なものが容器いっぱいに入っているでしょ?」
…
「たしかに腐っているようには…」
次に納豆を手に取ったが2人は何も言わなかった。
こっちの方が匂いはヤバいのに…
買い物を終えて帰宅すると、父も祖母も出かけていた。
「お昼は私が作るから、手伝って?」
と結衣がお願いして、数人のお手伝いが厨房に来た。
「おい!この国の人は腐った豆をたべるのか?」
「腐っていると書いてあるのに真っ白だ!」
と口々に疑問を言うが、
「豆腐を冷奴にして食べるから人数分のお皿を並べて、お皿に一つずつ豆腐を入れて?」
大きな豆腐ではなくて、小分けの小さいパックの豆腐をたくさん買ったから、それをお皿に入れてもらう。
そして、そばを茹でて、冷やし蕎麦を作った。
1人ずつに盛り付けて、納豆のパックと、冷奴を準備した。
「いただきまーす」
みんなで昼食を食べる。
一斉に納豆の蓋を開けた!
そしてフィルムを取ると、中の納豆を見た。
「なんだ?この豆は色が変色して糸を引いているぞ???」
「それに臭い。」
「これ食べれるのか?」
というので、結衣が納豆蕎麦を実演して食べてみせた。
「これが納豆…」
そして冷奴を指して
「これが豆腐…」
自動変換機能ではうまく変換できないらしい…。
「納豆は、これこそ『腐った豆』。
なのに、豆腐は『容器に納まった豆』なのに、豆腐。
この国の言葉は難しい〜」
この後、納豆の匂いと味にハマる異世界人が続出した。
「におわない納豆」買えばよかったわ。
後で結衣は思うのであった。




