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聖女様捜索の範囲をひろげよう

移転した場所から、半径3万歩。

それが聖女様を捜索できる距離。


3万歩ってどれくらい?

と思ってネットで検索したら、22キロって書いてあった。

半径22キロが捜索範囲。

広いよね。


捜索できる範囲は広いけどここは地方都市。

街中から外れると、田んぼと山と海。

22キロで行けるのは、田んぼと海くらいかな〜


結衣はそんな事を考えながら、バイト先のカフェの閉店準備をしていた。


平日のカフェの閉店時間は21時。


同じカフェで働いているサイファは、結衣より少し早い時間に帰る。

そしてアーニャを迎えに行って…


大体、アーニャと一緒にカフェに戻ってきて、私とアーニャと一緒に奥野屋に帰る。


サイファは、アーニャの護衛で、ついでに私の送り迎えもしてくれるが、物腰が柔らかく、紳士的で、細マッチョのイケメン。


「結衣〜、仕事終わった?もう帰ろうよー」

そう言ってアーニャが入ってきた。


「もう終わるから、ちょっとまってて」

結衣はそう言うと、バックヤードにいる他のスタッフに挨拶をして


「お疲れ様でしたー」

と掛け声をかけるとアーニャとサイファと店を出た。


「ねぇアーニャ、聖女様の捜索範囲を広げてみたら?基本的に、勤務先のお客さんくらいしか捜索できてないじゃない?」


「範囲を広げても、聖女様かどうか確認するために、相手に触れなきゃいけないし、そんな沢山の人に触れる場所ってある?」


とアーニャに聞かれて、結衣はニヤッと笑った。


「ようは沢山の人に触れればいいんでしょ?いいところがあるよ」


「いいところってどこですか?」

とサイファに聞かれて、


「テーマパーク!」

と結衣は答えた。


真夏のテーマパーク!みんなで行けば楽しいと思う。

なんて結衣は考えていた。


「よーし、みんなで夏限定テーマパーク、ウォーターランドに行こう!沢山の人で賑わっていて、いっぱい人にぶつかるよ(笑)」


次の日曜にみんなで行くことにした。

結衣の兄のユウジと、ヒロヤも一緒に行くことになった。ヒロヤはあれから奥野屋の大広間で騎士団一行と共に寝泊まりしている。みんなを気に入ったらしい。


「ウォーターランドかぁ!水着の美女でいっぱいだよ」

ヒロヤはウキウキしながら、全員の水着を準備してくれた。





秋なのに夏パートを書いております。

すいません…


まだまだ続きます。

是非この先もお読みいただければと思います!

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