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騎士団御一行、剣道を見る

騎士団御一行とヒロヤはお風呂で意気投合して戻ってきた。


「魔術ってすごいな!記憶を再現できるんだね!」

とヒロヤは感心しきりだった。

何を再現してもらったかは聞かないが、ヒロヤは楽しそうにしていた。


「そっちの世界では女子はみんなロングスカートかズボンなわけ?それじゃ男としてはつまんないなー。こっちの世界にいる間にいろいろみてみればいいよ」

と、話しは盛り上がり、そのままヒロヤは騎士団御一行と一緒に大広間で一泊した。


夜中に大広間から

「こっこれは!」

とか、

「すげー」

とか

「やばい!」

とか、歓喜の声なのか叫び声なのか、時折り廊下に響いていた。




次の日、人一倍元気なヒロヤを先頭に寝不足でげっそりした顔の騎士団がジョギングに出かけていった。


サティスファイ伯爵とアーニャは騎士団のようにトレーニングは必要ないので別行動である。


「いやー、結界の中ってすごい眠れるもんなんだ!音は無音だし、中を暗くもできるんだね」

とヒロヤはご機嫌。


対して騎士団御一行は皆、寝不足だが、なぜかハイになっていた。


それは昨日、ヒロヤが運んできた洋服の入った大きな容器に理由があった。


なんと、洋服屋のショップ袋に複数のDVDが入っていて、それが今回の荷物に紛れ込んでいた。多分、この店の誰かが、中古DVDとして売りに行くつもりで倉庫に置き忘れたのではないだろうか。多角経営しているヒロヤの友人の店の倉庫はいろいろなものがあり、袋を置き忘れたら見つけられないからである。


DVDは、アイドルのイメージビデオや、過去に人気のあったハリウッド映画、アクション映画、ホラーなどジャンル問わずで、もちろんセクシー映画もあった。


布団を準備した後、大広間の大画面でDVDを流した。初めはハードボイルド系ハリウッド映画を再生し、ものすごく盛り上がった。


次にセクシー映画を流して大盛り上がりだったのだ。


そもそもオランド王国では、娼婦館やこちらの世界で言うキャバクラみたいなところでも露出は少なめ。


長い間の魔法戦争で、いつどこで戦争に巻き込まれるか分からず、もしもの時は毒草や魔物がいる森に逃げないといけないからである。


それでも、高級なところだと高い魔石を使って結界を張ってその中で接客してもらえるので、洋服の生地は少なくなる。ただ、すごく高い。

ここにいる騎士団御一行の平均年齢は24歳。

24歳の騎士のお給料ではなかなかと行けるお店ではない。


戦争が終わって10年しか経っていないまだ後処理中のオランド王国では、映画はあるが、まだセクシー映画はないようで、セクシー映画の観賞会でみんな歓喜して眠れなかったのである。


しかも先に眠くなったヒロヤのために、交代で結界をはり続けた。

それだけDVDを見たかったからである。



ヒロヤはジョギングがてら、騎士団御一行を武道館に連れていった。

日曜日の朝は、7時から剣道の朝練をしている。


道場に入ると、子供や大人、30人くらいが朝練をしていた。


そんな御一行に気づいた1人が近づいて来た。

「ヒロヤ、おはよう。こちらの外国人の方は見学者?」

近づいて来たのは、かなり年配の男性。

「おはようございます。国田先生。こちらの外国人は叔父の旅館に泊まっている留学生の方々なんですが、私が剣道を見てほしいと思って見学に来ました」

国田先生と呼ばれた男性は

「ゆっくり見ていくといいぞ。この後は模擬戦をした後、居合の練習もするから」

そして国田は騎士団御一行に向き

「おはようございます。今日は見学に来てくれてありがとう。好きなだけ見ていくといいよ」

というとまた戻っていった。


「剣道って言うスポーツなんだけど。どう?終わるまで見ていく?」

ヒロヤが聞いた。

「是非見せて欲しい」

と第一騎士団団長のロビンが答え、

全員がうなずいた。


模擬戦が始まった。

体格の同じような小さな子供が一対一で試合を始めた。大人は三人で審判をする。


赤旗が上がった


そして礼をして試合が終わると、次の子供2人が出てきて試合をする。


次々に試合が終わり、大人同士の試合になった。


すごい迫力、気迫である。


騎士団御一行は息を呑んだ。

自分たちも模擬戦をするが、また違った気迫である。


大人同士の試合が終わり剣道の練習が終わった。


すると子供が御一行に寄ってきた。

「おはようございまーす」

どの子供もちゃんと挨拶をして寄ってくる。

「皆さんどこからきたんですか?」

その質問に騎士団御一行は黙る…

「アメリカだよ。お兄さんたち、アメリカの地方出身だから、ニューヨークとかハリウッドは行ったことないんだって」

と、代わりにヒロヤが答えた

「そうなんだー。お兄さんたちすごく背が高くてかっこいいね」

女の子が笑顔で言った

「ありがとう。みんなは剣道楽しい?」

「わー、日本語がすごく上手ですね」

子供は口々に質問をしてきた。


子供達と話しているうちに大人が着替えて出てきた。

先程とは違う羽織り袴で刀を持っている。


子供の剣士が帰った後、居合の稽古が始まった。


先程の剣道とは違い、型の練習である。


真剣を使っているので一定の距離を開けて練習しているが、手元を見ずに鞘に収めたりと、技術はすごい


皆、真剣に見惚れていた。


刀の刃は鋭く、少し当たっただけでも大怪我をする。

そう聞かされて騎士団はすごく興味を持った。


居合道の練習を見た後は、武道館の中を見学させてもらった。


剣道以外にも、なぎなたの練習をしていた。こちらは女性ばかりだった。

また別の場所では弓道の練習をしていた。


この国は戦争や争いがないのに、スポーツとして武術を継承していることに騎士団御一行は感銘を受けていた。


居合道の練習は昔、間近で見たことがあるので思い出しながら書こうとしましたが…忘れてしまっていて上手いこと書けないのでちょっと割愛しました。

すいません…


ここまでお読みいただいてありがとうございます。

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