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なんで私達が逃走中をするの?  作者: 東方好き
オープニング
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オープニング

週2投稿が理想ですが作者も作者でだいぶ多忙な時期があるので早まったり遅れたりするかも知れません…

上野駅新幹線ホームに集められた30人の逃走者たち。

これより240分の逃走劇が幕を上げる…!

「逃走中ねぇ…紫も面白い事考えるじゃない♪(生活費用が補充出来る…!)」

「どーせ、お金目当てで参加するんだろっ!霊夢!」

「げ、魔理沙…そういう事は大声で言わないでよ…」

「どうせみんな分かってると思うぜ?」

「そうかしら…」

「と、言うか半数は金目当てで来てるだろ…」

「あはは…多分ね…」


『参加者の方は受付にお集まり下さい…』


アナウンスがあったので受付に行くとそこには見知った顔が沢山いた。

「あ、レミリアじゃないの。」

「あら、霊夢。貴方も参加するの?」

「もちろんよ!」

「フランがどうしても参加したいって言ってね…」

「その割には割と浮き足立ってるように見えるけど?」

「そ、そそ、そんな事ないわよ!」

カリスマの振りを貫き通そうとするので少しイジってみると予想通りの反応が来た。

それにしてもフランもいるのかぁ…身体能力バケモンだから逃げ切りそうだな…なんて考えているといきなり後ろから

「フランさんは今回の優勝候補者ですしね♪」

なんて言われたので本当にビックリした。

「何だ…さとりか…いきなり後ろから声をかけるのは怖いからやめて…」

「ふふっビックリしてる〜!」

「こいし…古明地姉妹は何なのよ…」

「そりゃぁイタズラ好きだけど?」

「…………」

さとりがだんだんこいしの悪戯好きに感染してきた気がするなぁ。

「まぁまぁ…そんなに疲れる事は無いわよ〜どうせこれから走って疲れるのに〜」

「そうね…幽々子…こいつらはまともに相手しちゃダメよね…」

「幽々子様〜!取ってきましたよ〜!地図と専用端末です!」

妖夢の声がしたので振り向くと向こうから走ってくる人影がある。

「あら、気が効くわね。妖夢。」

「ん?それは?」

見慣れない物を持っているので聞くと、

「あれ、まだ受け取って無いの?さっき受付にお集まり下さい〜って言ってたじゃ無いの。」

「あ、忘れてた!」

すっかり忘れていた…住人達と話していると直ぐに時間が過ぎてしまうのだ。

『博麗霊夢さんですね?』

「あ…ハイ」

『これが地図と、専用端末になります。』

「はぁ…。」

〈地図〉は幻想郷でも販売しているので馴染みがあるが、〈端末〉とは何なのだろう…黒い背景があり、下には丸いボタンのようなものが付いている。試しに押してみるとメール送信、メールボックス、電話、制限時間の4つが出てきた。要するに簡易的な連絡手段、と言ったところだろうか。初めて見る物に好奇心が抑えられずポチポチ弄っていると、

「はーいお話中に悪いけど一旦こっち向いて〜」

紫が突然スキマから現れ、先程から設置されている真っ黒い箱の上に着地した。

「今から軽くルール説明をするわね。

舞台は地図にも書いてあるけど上野駅。裏面は指示があるまで剥がさないでね〜。

で、私が乗っているこの箱。この箱からハンターが出るわ。こいつから4時間逃げれば良いだけ。ね?簡単でしょ?」

「長いとは聞いていたけどまさか4時間とはね…」

「あ、あと勿論だけど能力の使用は禁止ね♪

じゃ、カウントダウンスタート!」

その紫の発言を機に一斉に逃げ出す30人。果たして4時間という本家の倍以上の過酷な逃走中をクリアできるのか。

今、恐怖のハンターが解き放たれる。




ステージに関しては外の歩道橋と上野駅を取り囲む道路、JR上野駅構内、東京メトロ上野駅、京成上野駅、上野アトレです。道路に関しては曖昧な部分も多いため、描写は少なめにしておきます…

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