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公爵令嬢は面倒だよ

 目覚めてからもう2ヶ月になる。

 2度目の目覚めの後、お父様を見舞いに行った時の事


「あぁ、僕のかわいいリース…、こんなにも早くお別れする父を許しておくれ…。」


 何をほざいているのだろうか。殺しても死ななそうな顔しておいて…。


「お父様、腰を打っただけですわ。倒れそうならリースが支えて差し上げます。そんな悲しい事言わないで下さいまし。がんばってくださいね。」


 そう答えつつ、お父様の頬にキスをした。

 何でだろうな? 何か自然と体が動いたんだよね。

 いや正直、油をこさえたおっさんにキスとか俺自身思い返せば吐きそうだったが、お父様はその瞬間カッ!と目を見開き、やるぞーとかうおおおとか何か叫びながら寝室を飛び出していき、今では元気に政務をこなしている。

 何よりである。

 

 そんな事があってからは、これと言ってイベントも無く、二千年代日本のように遊びで溢れている訳でもない。はっきり言って暇だ。

 だが、その日の夕食でイベント告知が。

 7日後に王宮主催の舞踏会が開かれると言うのだ。

 実は13歳だった俺は、それが社交界デビューらしいのだ。そうか…ついに俺のお遊び期間も終わりかぁ。

 目覚めて2ヶ月だけとか、夏休みレベルだったな…。


「なるほど、そこで何方か未だ存じ上げませんが婚約者も教えてくださるのですね?」


 ブフッと食事を共にしていた3人が食後の紅茶を噴出した。汚ねえなまったく。


「ゴフッ、ゲホッ、ゲホッ、…な、何を言い出すんだいリース? そんなものは未だ先の話だよ。社交界にお前の顔をお披露目するだけさ。どうしたんだいいきなり…。」


「そうなんですの? でも、世間では一桁の御年で婚約など貴族としてよくある話だと聞きます。

それに、貴族の女として生まれたからには、家をより磐石にするために政略結婚などをするものなのでしょう?」


 再び3人が紅茶を噴出した。だから汚ねえな、紅茶が無くなっちまうよ。

 カタカタと不安定な音を鳴らしながらカップを置いたお母様が目を見開きつつ俺に聞いてくる。


「リ、リース? そんな話を一体誰から…? こんなにも愛してやまないリースを悲しませるような事を私達がするはず無いではありませんか。

 せ、政略結婚だなんて…。ユンゲがそんな事したら、私はこの人を刺してすぐさまクローズに家督を継がせます。」


「ま、マルシャ…?怖い事言うのはやめておくれよ。僕がそんな事するはず無いだろう?

 むしろ結婚すらさせたくないよ。何の為に今までひた隠しにしてきたと思っているんだい。

 馬車の一件だって、乗ってみたいとせがむからちょっと乗せてその辺を回るだけのつもりだったのに。」


「ですよね、父上。

 はぁ、リースが僕と血が繋がっていなければ良かったのに…。そうすればこんな事に悩まずともこの僕が娶って後生大事にいてあげられたのにね…。」


 そう言いつつお兄様が俺の肩を撫でる。

 やめろ、触り方がエロい。ゾクゾクと鳥肌が立つわ。

 まったく、お兄様は非常にできた顔立ちの癖に、ブラコンがひど過ぎる。

 これで婚期を逃しているのは明白だ。

 身を捩りお兄様の手をやんわりと退かせると、お父様が再び口を開いた。


「それにねリース、サクリファス公爵家は恋愛結婚が家訓なんだよ。僕もマルシャとはちゃんと恋愛結婚で結ばれているんだ。

 …当時のマルシャは侯爵家の娘でね…─────」


 それから小一時間お母様との馴れ初めをまるで妄想に耽るような恍惚とした顔で語り続けた。

 お母様も「あらあら、そんな事あったわね。」とか言いながら頬を朱に染めてる。

 そんなお母様は、ちょっと魅力的だと感じてしまった。

 やはり、俺も男だと言う事なのだろう。まさか四十路のお母様にドキリとしてしまうとは思わなかったが…。

 まぁしかし、それを聞いて安心した。政略結婚させられないならば、俺もまだしばらくは悠々自適な貴族ライフを謳歌できるというものだ。

 明日からどんな暇つぶしをしようかなぁ、と考えつつ食事を終えた。


 明日からの地獄を想像するでもなく。


 それからの7日間は本当にこれまでに無いほど忙しかった。

 仕立て屋が代わる代わるやってきては、舞踏会用のドレスを見せてくる。

 その度に試着という名目の着せ替え人形役をやらされた。とは言うものの、自分の姿に現実味を持っていない俺からすれば、完璧美少女が次々と色んなドレスを着ていく様は眼福ではあったのだが。

 …いや、やはり自分では何一つ動けないのはやはり頂けないな、肩が凝ってしょうがない。

 さらにドレス選びの合間には、舞踏会ということで色々な踊りを踊らなくてはならないため、ダンスの特訓が連日続けられた。

 前世もビックリな程体力の無い事が発覚した俺は、毎日ひぃひぃだ。

 まぁ、そう言いながらも必死で食らいついていったけどね。

 日本男児なめんな。

 相手役は、年がそれなりに近いのが17歳のお兄様しか居ないため、お兄様に付き合ってもらった。

 お兄様は流石外務に出てたり、私兵と合同訓練に参加していたりするだけあって、終始涼しい顔で俺をリードしてくれた。

 ただ、お兄様も大層な茶髪美形なのだが、それがものすごい幸せそうな顔をしながら見つめてくるので、家族で男なのにちょっと赤くなってしまうのがネックだった。

 …いや、ホモじゃなくたってイケメンに間近で見つめられたら照れちまうよ! そんな訓練受けて無えよ。

 しかし、その度に「かわいいなぁ。」とか「食べちゃいたい。」とか言うので、いい具合にドン引きして、頭を冷やす事が出来た。


 そんな地獄の特訓・着せ替え人形を経る事7日。

 ついに舞踏会当日となった。今日も朝から皆忙しそうだ。

 俺は侍女のアセーラにお父様とお母様が五着も無駄に買ったドレスを選んでもらっている。

 エアリースは、なぜか言葉遣いとか諸所の知識は置いて行ってくれたのに、センスやらは何一つ置いていってくれなかったからな。

 そんな俺が選んだところでこの世界のセンスとはかけ離れたダサいものに仕上がってしまうだろう。

 俺は着られればそれでいいが、公の場で家族が恥を掻くのは御免被りたい。

 三大公爵家の名に恥じぬ猫かぶりで居なければ。

 

 アセーラが選び、アレンジを加えてくれたらしいドレスを着せられていく。

 未だに、この"着せられる"というのには慣れない。

 何故自分でこの程度やらないのか不思議だが、いつかそれをアセーラに問うた所、「お着替えや、ドレスの選定は私の業務内容です。他の使用人に任せるわけには参りません。…はっ、もしや私に触られるのが嫌とか…、お嬢様…私の事がお嫌いなのですか? ならばはっきりとそう申してくださいね…すぐさま自害する覚悟も出来ております…。」と大層暗い顔で言われたためアセーラに任せる事にしている。

 ヤンデレかよアセーラ…。

 まぁ、そんな暗かった彼女は今非常に鼻息荒く、そして楽しそうにしているから良しとしよう。


 できあがりを姿見で確認する。

 今回のドレスは薄ピンクの光沢のある生地で肩から下を包み込むようなスタイルだ。

 スカートは幾重にも布を重ねたレース仕様のボリューム感の強い作りになっている。

 ドレスの仕上がりを確認しながら、髪留めで髪を留めていく。今回はアップにするようだ。

 確かに、そうした方がうなじが見えて色っぽいかもしれないな。

 だが聞くが、婚約するわけでも無いのに一体誰にアピールするというのだろうか?


 一通り全員の準備が整ったのは午後の4時を回った頃だった。とてつもない時間が掛かったな…。

 舞踏会は6時からスタートということで、余裕を持ってそのままの流れで出発する事になった。

 下町の馬車街道と呼ばれる広めの石畳を上っていく中で、ふと横に座った、タキシードを華麗に着こなしたお兄様に釘を刺される。


「いいかいリース? 初めての舞踏会でしかも王宮主催という大きなものだから、人が多く集まる。

 だから、社交デビューして大人に認められたからといって、隙を見せてはいけないよ?

 周りの人間は基本的に敵だと思うこと。お酒も振舞われるけど、今日はどれだけ勧められても飲んじゃいけないよ?

 お酒は自分を無くす事がある怖い飲み物だからね。

 いいかい? 誰にも隙を見せてはいけないよ?」


 この一週間で何度目だと、ため息をつきたいのを我慢しながら、「わかっていますわ、お兄様。家を蔑める様な行為は致しません。」と、はっきり言ってやる。「そういうことではないんだけどな…。」とボソッと言っているのが聞こえたが、意味が分からんので無視した。


 会場に到着し少し時間があったが、結局その間1人にはさせてもらえなかった。

 流石天下の公爵家というべきか、のっけから他貴族の挨拶が引っ切り無しに来るからだ。

 その時に、本日デビューの俺も実は居たんですよ~、てな具合に紹介される。

 皆口々に感嘆の声とお褒めの言葉をくれるんだが…ほら~、君達が睨むから挨拶に来た人達の顔も引きつっちゃってるじゃないか。

 そんな顔で俺を紹介しないでくれよ。おっさんからお兄さんまで一瞬顔が赤くなった後に青くなるとかいう顔芸しちゃってるじゃない。

 これじゃあ俺の大好きなかわいい女性達も近づいてきてくれないよ。楽しく女子? トークできないじゃないか。

 ほら、あの子とかすんごい胸元強調しちゃってさ、あ! あの子なんかすんごいウエスト細い! 顔がちょっと青いけど大丈夫かな? あぁ、看病してあげたいぜ畜生め。


 …というか俺はついこの間迄ただの酒好きのおっさんだったと思うんだが、こんな華やかな場所で一滴も飲めないって拷問ですかこれ。


 突然、ファンファーレのような音楽が広間の一角から鳴り響き、奥から厳つい権威というよりは威厳に満ち溢れた白髭のおじさんと、とても綺麗な齢の取り方をした美人さんがやってきた。

 ランドグリス現国王、スペルド=ランドグリス様と王妃バヨネッタ様だ。

 そのさらに後方から金髪が目に飛び込んで来る。

 切れ長の目にすっと伸びた鼻立ち、やや薄い唇にどうやってこんな綺麗に配置したのか分からないほどの小さな輪郭。

 すらっと伸びた手足は長く、一見ひょろ長く見えるが、いい具合に筋肉がついている感じの美丈夫。

 会場は、わぁ!っという歓声の他にはぁ~…という艶のある溜息に包まれる。後半はあの後ろの金髪、ロイス=ランドグリス様に向けられたものだろうね。


 王様から開会の宣言を頂き、1曲目が流れ出す。

 それに合わせて国王王妃が中央のスペースへと進み出て、踊りだした。

 未だに若干緊張してしまう俺とは違い、実にこ慣れた感じで踊る。

 その曲が終わると、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。

 国王様が席に着き、右手を挙げると、2曲目がスタートする。そこから一気に周りに居た人達が中央スペースへと雪崩れ込んでいく。

 俺もお兄様の無邪気な笑顔のお誘いにやられて、最初の集団へ突入した。

 そんな2曲目はカドリールのような曲だった。これすんごい入れ替わるから難しいんだよな…。

 緊張のため顔が上気して、表情がカチコチに固まってくる。

 そしたら、お兄様が小声で「ほら笑って。かわいいリース。」なんて言うもんだから、がんばって引きつった笑顔を貼り付けて動いていく。

 正直、頭の中はワン・ツー・スリーの繰り返しだ。俺と丁度目が合ったお兄さんやおじさん達も顔が上気している。

 同じような人を見ると、突然自分に余裕が生まれるもんだ。

 こいつらはきっと下級貴族で同じように緊張してるんだなと、生暖かい目で応援してやった。

 俺はその次にお父様と踊り、お父様と懇意にしているというエシャロッツ公爵家の長男の方と、相手が居ないのはまずいからと躍らせてもらった。

 こいつも顔が真っ赤だ。お互い初なんだな。

 初めて同士で引っ張られないように、俺もちょっと真面目にステップを間違えないように注意したよ。


 そんなこんなしつつ1時間ほど経っただろうか、音楽が止み小休止に入ると言う。

 俺はやっと飯にありつけると別室の軽食を取りに行くことにする。

 両親に一言断ろうとしたが、お父様もお母様も何やらいろんな人と挨拶だかしててちっとも手が空かないんだもん、しょうがないよな。

 別室に入ると、部屋の壁沿いに椅子が並べられ、中央に山盛りのオードブルが並んでいる。食い放題じゃあ!

 種類はわからないが、魚のカルパッチョみたいなやつやら、小さなサンドウィッチなんかが大皿に並んでいる。

 皿の前についたあたりから、周りからすげぇ視線を感じるな…。

 あんまり調子に乗って取ると、家に迷惑がかかるかなと思い、ぐっと堪えて少なめに取る事にした。

 しれっと酒をとってやろうとか思ってたけど、こんだけ目が光ってちゃ無理だな…。泣く泣く酒も諦める事にする。

 取り終えて家族の所へ戻ろうかと思った所、ふと声を掛けられた。

 イケメン声の声優みたいな甘い声だった。

 まぁ、俺はおっさんなのでまぁ綺麗ね~うふふぐらいにしか思わんわけだが。


「これはこれは、サクリファス家のお嬢様ではありませんか? 舞踏会は楽しんでいただけているかな?」


 声の主は、金髪イケメンのロイス王子様だった。

 見た目の齢はお兄様と同じくらいに見える。

 わざわざ王族がねぇ、と思いつつそういえば俺は三公爵家の令嬢だったと思い出し、こんだけ偉ければ挨拶ぐらい来る事もあるかと一人納得しておいた。


「まぁ、お気づきが遅れて申し訳御座いませんでした。ロイス殿下におきましては見目麗しゅう。

 私、サクリファス家長女のエアリース=サクリファスと申します。はしたない所をお見せいたしましたわ。」


 なんて、無理やり丁寧な言葉で挨拶をしていく。

 まさか1人の時に出くわすとはな…。

 お兄様が横に居ればフォローももらえただろうに。

 しかしこの王子様、なかなか強かな目をしてくる。

 完全に獲物を狩る獣の目だ。

 口と目元が合ってないぞ。俺は小市民、小動物だからその手の人間は苦手なんだよ。

 俺の考えもよそに、あれやこれやと質問されて、中々開放してくれなかった。

 早く飯に在り付きたかったので、失礼を承知で「父と母を待たせておりますので、そろそろホールの方へ失礼させて頂きます。また後ほどにでもご歓談のお時間頂ければ。」なんて言って逃げる事にした。

 王子も「これは申し訳なかった。またユンゲ公爵共々ご挨拶に向かわせていただくよ。」と目が笑っていない笑顔で答えてくれたので、そそくさとその場を後にした。

 ホールに戻ると、お父様に居なくなっていた事を詰問されたが、王子様と話していた事を告げると、怪訝な顔をされた後、一応納得してくれた。

 その後、侯爵家・伯爵家の長男やまさかのロイス王子様なんかと踊りつつ、ヘトヘトになりながら家路に着いたのだった。



 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 ランドグリス王国第一王子として父の補佐をしている中で、色んな女が妾にだとかお見知りおきをだとかやってきた。

 望めば何だって手に入るだろう。

 だから、どうせ手に入るなら最上級のものを手に入れたいと思っていた。

 王に謁見しにきては、自分の娘を紹介していく輩なんぞ、興味もかけらも持てなかった。

 どこにでもいそうな女なんぞに興味は無いのだ。俺に相応しい女でなければ。

 分権し続けたために、大して権力なんていうのも残ってない王家だが、それでも対外的なアピールをしなければならない。

 むしろ、家臣達のお顔伺いをしなくてはならない。

 反吐が出るが、協力してもらわなければ維持もできないのだから仕方が無い。

 またつまらない時間を過ごすかと思うと憂鬱にもなるが、公務なのだと割り切って、今夜の舞踏会へ臨んだ。


 相変わらずの有象無象達が溜息なんぞついている中、俺は見つけた。

 完璧な少女だった。

 一目見て、俺にこそ相応しいと感じた。

 この女がほしいという感情が奥から溢れ出してくる。

 女の隣にいるのは…サクリファス家夫妻だな。と言う事は、サクリファス家の娘と言う事か。家柄も申し分ないではないか。

 各家との歓談をこなしていく。笑顔で取り繕っていれば、およそ全ての人が俺に好意的な目を向け、令嬢は色の付いた女の目を向けてきた。本当に退屈な時間だ。

 サクリファス家のあれが一人になったのを確認して、声を掛けた。

 ビックリしていたようだが、すぐに輝くような笑顔になり、自らをエアリースと名乗った。

 最近まで見た事も無かったから、今日が社交場デビューなのだろう、初々しい反応をしている。すぐに落としてやる…。

 と、息を巻いていたのだが、随分と反応が良くない。

 笑ってはいるし、話しかけた事に反応はする。

 だが、目が笑っていない。

 数多くの令嬢と交わってきた俺には分かる。こいつ、こんなかわいい顔してどんだけの修羅場くぐってきたんだ?

  意地になって場を繋いでいたら、お前はつまらないとでも言うように、話を切られてしまった。

 こんな屈辱初めてだよ。

 まさか久しぶりに自ら望んだ物が手に入らないとはね…。これは面白くなってきた。絶対にお前は俺が手に入れてやる。


 何をしてでもな。


 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

長くなってしまったので切った2話目になります。

一人目の男方主人公の登場回です。

二話目ですが、ここまで読んで頂けたかた居りましたら、有難う御座います

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