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キーパーソン

信濃川高校に佐倉祐太郎は通っていた。

いつもの平凡な毎日。

良い事なのだが、好奇心旺盛な彼は少し退屈していた。

しかし、ある日でてきた人物がきっかけで彼の日常はがらっと変わることになる。その

「ある日」

が一週間前だ。ここは彼のいる2−Bだ。

「起立!きょうつけ!礼!」

「おはようごさいま〜す」

ばらつきのあるあいさつが終わったあと、クラスの生徒たちがのろのろと着席した。

皆随分ねむたそうだ・・・といっても、いつも眠たそうなのだが。

「なあ・・」

祐太郎に前の席の男子が声をかけた。

彼は祐太郎の親友で、沖田真治という。二人は何かと子供っぽく、話が合う。

「何?」

真治の顔がニコニコしている。だから祐太郎は少しワクワクした。

「今日転入生がくるらしいぜ。」

「え!?」

祐太郎はとても驚いたようだった。

しかし次の瞬間には目をキラキラさせていた。

そのリアクションは誰が見ても一目瞭然に彼の心情がわかるくらいオーバーだった。

もちろん、いくら祐太郎でもただでこんなに大げさなのではない。

彼はこのクラスで唯一の一人席。

つまり今隣がいないのは祐太郎だけだから、転入生が来た場合、彼の隣になるのだ。

祐太郎と真治はすごい勢いでお互いの想像の転入生を話していた。

もはや止められようがなく、いきすぎるところまで話はいっていた。

「足にジェットがついてるんだぜ!きっと!」

「違うよ!腹が電子レンジになってんだよ!」

そのとき担任の長井が

「静かに!皆さん!今日は新しいクラスメートをしょうかいします!」

と言った。ざわめきがおこる。祐太郎と真治は、自分たちは早く知っていたということで得意そうな笑みを浮かべた。ガララ・・・転入生がドアをあけた。めがくりっとした女子だった。そして二人はほぼ同じタイミングで思った

「(足にジェットが)(腹にレンジが)ついてねええっ!!」

と。そう、これが運命の出会いだった。もっとシリアスさが欲しかったが・・・。この後のは簡単にまとめると3人が仲良くなり、お互い行動をともにする親友に近い仲となって日々をすごすだけなので話を現在にもどそう。きょうは9月22日祐太郎はすばらしくぼけ〜としながら学校に向かっていた。

「おはよーー!!!」

元気よく女子があいさつをしながら合流した。

登校中たまたま会ったら一緒に登校。

それが彼と仲の良い2人の決まり。

というか自然にそうなったので法則と言おう。

さて、彼女が例の人物だ。

大沢実花だ。

無邪気で明るく、癒し系というか天然というか、どことなくぽやぽやした雰囲気をもっている。

この日の学校も普通だった。

実花が毎度のように教科書を忘れたり、3人で授業中なのも忘れるほど熱くくだらない話をして先生に怒られたり、三人で笑いながら秘密基地である屋上にある倉庫で弁当を食べて・・・変わったことは、放課後祐太郎が一人で居残り掃除をした。

ただそれだけのことであるはずだった。いつもなら

「私も残るよ」

という美香の一声がかかり、

「しゃあないな、俺だけ帰ると悪役みたいでやだから手伝ってやるよ。」

と真治が加わる。

といった形なのだが、kyとうは実花が用事があるということでそうはいかなかった。

ふと祐太郎が後ろを振り向くと、誰もいないはずなのに、顔色の悪いおっさんがたっていた。

祐太郎はもう、そのおっさんが生きてないことを知っている。

しかしたいして驚きもしなかった。

もう慣れっこだった。

こういうのには・・・確かに小さい時には怖がった。

しかし彼ら・・幽霊は脅かすだけで危害を加えないことがわかった。

それに、なぜか祐太郎に会うと彼らのほうから逃げてしまうことも多い。

最近祐太郎がきずいた事がある。

集中してみると、彼らの頭にはあれがあるのだ。

あの昔じみた幽霊の象徴であるあの三角の布・・・まあ、祐太郎が見るのは白じゃなくて黒だが・・・そして今、ふと祐太郎はそのことを思い出し、もっとよく見れば新しい発見があるのではないかとマジマジと霊のおっさんの頭の方を見つめた。

すると、布に白く文字が書かれているのがわかった。

こういう新しい発見が本当にあって祐太郎は驚いた。そして

「は-03-2217・・?」

と、そこに書いてある文字を口にした。

おっさんはありえないくらいビクッとした。

まるで自分の靴下に納豆が入ってたみたいに・・。そのあとオッサンは

「G.V.Aだったのか・・・やられた。」

と呟くやいなや

「くそーーっ」

といって襲い掛かってきた。

「うわっ!」

と祐太郎が腕を楯のようにしたのとほぼ同時に、

「バシュウッ」

とすごい音がした。

オッサンが消えていくのが見えた。

そして、蒸発して天に昇っていく金色の粉のようなものの辺りから、白い魂のような、お化けのようなものがうきあがった。

「捕獲体制万全!ネット発射!!」


と言う声が聞こえ、それはネットの中に捕まった。捕まえた声の主は、なんと実花だった。

あの・・つまらなかったと思いますが読むのできればやめないでください・・・。本当にしばらくすれば面白いんで・・いや本当におねがいします!!

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