浅い眠りから覚めた朝
浅い眠りから覚めた朝
どうしてだろう
今日は心まで冷え切った朝だった
見慣れた景色もモノクロで
散らかったままの雑誌の表紙も
全部どうでもよくなる
気だるげに笑った顔を写真立てに飾ってる
今更ながらあれは撮らなくても良かったなと
自嘲する
なんだか今日は本当に
しけている
窓の外
雨が降り出して
水たまりと湿った空気がつづく
いっそのこと
声が枯れるまで歌ってみようか
ワンルームのオーケストラと名付けて
希望っていう曲の油を差し込むんだ
手持ち無沙汰にはちょうどいい
中身がないままで過ごす罪悪感は
なんともいえない満ち足りた気分を生み出す
一日中無為に浸れば
全部どうでもよくなる




