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新解釈3

お釈迦様まで登場し、なんだか、沼に落ちそうな気持ちになる。

が、書いて行くしかない。もう、闘いは始まっているんだ。


ネットでの解説をみると、基本、秋のイメージで物語を見ている人が多い気がした。

それは、『キツネボタンの花が咲く』と言うフレーズに禍々しいほど美しい彼岸花のような空想の花を想像させるからだろう。


が、この詩は春の詩なのだ。

全体をサラリと読んでも季節感は良くわからないが、『ウグイス』『金の羊』の登場が、それを想像させる。

ウグイスは分かるけど、羊がなぜ?と、思われるかもしれない。

が、西洋では牡羊座は春の太陽と共にある、春分を司る星座だ。それを象徴するのが黄金の羊なのだ。


西条先生は、和洋折衷(わようせっちゅう)の地獄を作られたんだ。


少し、こじつけ感をさせながらそう思った。


トミノの物語は、続いて行く…

姉は苦しみながらも亡くなり、妹とトミノは姉を診察してくれた医師のところで厄介になる。

妹も病気におかされ、トミノと医師は、回復のための治療の研究をする。


しかし、それは上手く行かない。

妹は治療のかいもなく、亡くなってしまう。


これについては、先程の『羊』を牡羊座と解釈すると、符合する。


牡羊座の伝説は、継母(ままはは)の虐待から、兄妹を救った金の羊の話だからだ。

金の羊は、兄妹を乗せて空を飛ぶ。が、妹は恐怖のために落下し、死んでしまうのだ。


こんな事を言ってると、読者には、私が胡散(うさん)臭く見えるんだろうと考える。

でも、書いてる私は、西条八十と言う詩人(ひと)の方が不気味に思えてくる。

ノストラダムスの詩のインチキ解釈について聞かされた世代ではあるが、

そんな秘密を暴く、大学出のインテリばかりではないのだ。

あの手の批判記事を書く作家は、誰でも簡単に作れるインチキとか書いてくるが、私には、ノストラダムスの詩を使って、面白い予言を作り出したり、思いつけないし、そんな事が簡単に出来るなら、私は、今頃、昭和風味の少女小説を書いて、ゲンゴロウの生体なんて必死で調べたりしてないからだ。

白状しよう。私も少女時代、ノストラダムスの詩から人類滅亡の秘密の暗号を解こうとした。

アクエリアンエイジとか、持ち上げられて。

買いましたよ。ノストラダムスの全詩集(///∇///)

未だに、新しい解釈なんて、1つも思い付かないわ。



この、私が作り出す解釈で、次々と、それっぽい解釈が出てくるのが、凄いんだよ…


で、破綻しないんだ。これが。


トミノは地獄の旅に皮の(ふくろ)に無間地獄の旅仕度をする。

鞄につかうような『かわ』は、漢字では『革』と書く。が、詩では『皮』と書かれているのだ。


『皮』とは、皮膚の表面の細胞の事で、加工をしていないものを表す。

そして、ふくろも『袋』ではなく『嚢』

どちらも同じ意味として使われるけれど、嚢腫(のうしゅ)など、体にできた嚢状のものを表すこちらの漢字をあえて使っているから、トミノが地獄に持っていったのは、患者から取り出した、生体サンプルを想像させる。


おおおっ(@ ̄□ ̄@;)!!


と、怪しいトーンではまりまくるのは、仕方ないと思うんだよね。


なんか、書きながら、インテリ読者の冷笑が聞こえてきそうだけれど、私は間違いを売る作家なので、選考落ちをするまで、こっちでの回答は控えてほしい。

正直、書いていて、間違いとかありそうだと心配になるけれど、このまま、一次選考までこの調子で書いて行く( ;∀;)

そして、読んでる子供たちは、丸っと信じず、色々、調べてほしい。

ついでに、図書館で西条先生の作品を手にしてほしい。と、思う今日この頃

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