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15話聖域

ここで書いたような話を部屋で呟いたところで何もおこらない。

いつものジャンルを更新しても…出版社の担当者に見ては貰えない。


大体、素人のぼやけた話なんて、本当に出版関係の人が見たりするのか?


閲覧が少ないと、ふと、突き上げる疑問だ。


が、しかし、イベントに参加すれば、そこには存在する。

出版社と言うドリーム・キャッスルへと物書きをつれて行く、フェアリー・プリンセスが!


私には見ることも、触れることも出来ないが、出版関係者はイベントに参加していて更新された作品を見ている。それは紛れもない事実であり、それを疑う人もいるまい。


同じように、私の呪文使いもまた、精霊王を見ることも、さわることも出来ないが、確かに精霊王は存在する。


こんな文章、晒しているのは恥ずかしいけど、しかし、これで、小さな呪文使いの言葉に魂は込められた。


「妖精王はちゃんといる。見えないし、感じることもできないけど、でも、みんなの事を…私の事も見守ってくださるわ。」


私は、往年のオカルトライターの召喚を願うので、


小さな呪文使いは、太古、シンジュウと呼ばれたマジュウを呼び出すことになる。


こうして、書いてみると、それに対する呪文使いの不安や畏れが染みてくる。

本当にやって来たら、果たして、自分の実力でなんとか出来るものなんだろうか?


マジュウは、気に入らなければ呪文使いを八つ裂きにするだろうし、

私は、コメント欄で火だるまにされるに違いない。

なんか、逃げたくなるが、もう、更新したから後戻りなんて出来ない。


私は、5年間の作品とブックマーク、評価、感想をつれてイベントに参加し、

呪文使いは、聖域の前に流れる小川で体を清め、旅で出会った妖精からの贈り物で身を整える。


シルフが織った月明かりと春風のフード。

地の精霊が編んだ、木漏れ日のベレー帽。

水の精霊が縫った、大河に沈む夕陽のサンダル。


火の精霊の灯す、賢者のランタンを手に、聖域の端の自分の場所で魔法円を描く。


中央のよい場所では、大魔術師が手から魔法円を作り出して派手なパフォーマンスを繰り広げ、妖精や天使の関心を集める。


私の呪文使いは、何もいない暗い場所で、静かに月を見上げる。



私が電子タブレットで物語を発信するように

呪文使いは、エメラルド・タブレットを起動する。

エメラルド・タブレットは、エジプトふうみのレンキンジュツシの貴重品


ここでは、より、電子タブレットに近い機能にアップデートされた、妖精に物語を届けるアイテムだ。


呪文使いが、賢者のランタンを消し、エメラルド・タブレットを起動させると、月明かりの下で、それは蛍のような優しい光の玉を作りながら、静かに物語を始めるのだ。


その声に惹かれるように、月明かりで作った真珠の珠を手に、妖精が1人、2人と何処からともなく集まりだした。





はぁ…やっと、落ち着いた。

そんなメルヘン、考えてる場合じゃない。

そんなんじゃ、『みい・ムー』の読者には刺さらない。


そして、ゲッペルスでメルヘンを作れるような私には技量はない。


さて、ここで落ち着いて話を始めよう。

これは、小説を書きはじめてそれほどたたない頃、ナチスのドキュメンタリー番組を見てボヤいた記事についた感想から始まる長い物語だ。


2019年…それは、西條先生のデビュー100周年の節目の年と、同時に、平成と言う時代の節目でもあった。

その年は日本でも歴史的な時となった。

年号が令和に変わったのだ。


Siriが読みやすい文章にしました

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