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9話予兆2

今まで、さんざんカネを使ったノストラダムスとツヨシが、金のガチョウに変身する。


そんな夢見たいな事は、やっぱりおきなかった。


サクセスストーリーは、主人公だけでは作れない。

周りの人間が、上手くサポートしなければ成り立たない。

道徳の授業で出てきそうな、そんな言葉が今では現実味を帯びて胸に突き刺さってる。


そう、周り…つまり、私が次にやらかしたのだ。


何回か、練習に短編を書いた私は、次に、連載の機能を使おうと野心を燃やし、失敗した。


web小説の初心者だった私は、新しい機能を使いたかったのと、アクセスが気になるので、最後まで物語を決めないで、見切り発車で1話を投稿した。


本来、小説は、キッチリと終わりまでオフラインで投稿し、時間を決めて定期的に投稿するのが、良い読者を集める近道だと思う。


web小説の場合、私のように思いつくままに書いて、まとめられずに中途半端で放置される作品が、スペースデブリのようにネットに漂っている。


これらは、完結しない…

つまり、読者からは、モヤモヤの元になるので、避けられるのだ。


私も、小さな頃から読んでいる漫画があるが、続きが無いのは、今でもモヤモヤする。


だから、出来るだけ読者視点で言えば避けたいのだ。

不幸のどん底で、永遠に嘆き悲しむ主人公など…見たくはないのは人情だ。


だから、こんな作品に捕まった事がある読者は、なんとか避けたいと考える。

一番簡単なのは、完結作品を読むことだ。


次に、未完を出さない作者を探す。


そして、詳しい人に聞いてみる。


と、こうなるから、始めに信用を作ろうと考えるなら、完結してから載せた方が良いのだ。


が、どんなにシッカリと構成しようと、完結させていようと、問題はおきるのだ。


連載小説の形式をとる場合、投稿は、例え完結していても数回に分けて行う。


なぜか?

アクセスがほしいからだ。


そう…必死で考え、資料を調べ、余暇を使い果たして作り出した文章の対価。

底辺作家の場合、『アクセス』これがすべてだ。


だから、沢山ほしい。


せめて、前の作品より少しでも多く…


が、これが、また、問題を生む。


そう、自分では完璧だと発表する話だが、

不思議と、投稿して読み返すと間違いにそこで気がつく事がある。


誤字はよくあるが、歴史の場合、史実もそれに加わる。


私は、ノストラダムスをチョイスした。

沢山の関連本を読み、そして、テレビも見た。

沢山の著者が同じことを書いていたから、失敗は無いと思っていた。


ノストラダムス。

ミシェル・ノストラダムスは、フランスの予言者で医師。

父親は商人で、母方の祖父は裕福なユダヤ医師。

ミシェルは、その祖父から様々な事を学び、そして、アヴィニオンの大学に進学…その時、疫病が蔓延し、学校が休校になり、さすらいの旅にゆく。


そして、再び姿を現したノストラダムスは、医師となる。


まあ、こんな感じだった。

だから、この大学が休校になった辺りに、ちょっと間抜けなノストラダムスのエピソードを付け加えても問題ないと考えていた。


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