小説を書くときに使える難読漢字・表現 ー怒りー
今回は激怒するシーンで使える難読漢字・表現を記載しました。ぜひ役立ててください。
剣突を食わせる……荒々しく叱りつけることです。
例文:早くしろ、と剣突を食わされた。
頻出度★★☆
怒り度★★☆
竹屋の火事……怒ってまくしたてることです。竹が燃えると弾けて音を出すことから由来しました。
例文:彼は竹屋の火事のように怒った。
頻出度★☆☆
怒り度★★☆
怒髪天を衝く……非常に怒った状態になることです。
例文:怒髪天を衝くばかりの形相だった。
頻出度★☆☆
怒り度★★★
朱を注ぐ……恥じらいや怒りで顔を赤らめることです。
例文:怒りのあまり顔に朱を注いだ。
頻出度★☆☆
怒り度★★☆
口角泡を飛ばす……興奮して唾を吐くほどまくしたてることです。激しく議論することも言います。
例文:彼は口角泡を飛ばしながら子を叱りつけた。
頻出度★★☆
怒り度★★☆
業腹……非常に腹が立つことです。
例文:業腹だが受け入れざるを得なかった。
頻出度★★★
怒り度★★★
顰蹙……不快に感じて顔をしかめることです。
例文:彼は周囲の顰蹙を買った。
頻出度★★☆
怒り度★☆☆
喝破……大声で叱ることです。しかし、「真実を明言すること」という意味で使われることが多いですね。
例文:周囲に聞こえるほどの勢いで喝破した。
頻出度★★☆
怒り度★★☆
癇癪……少しのことでも怒りだしてしまうことを言います。
例文:彼は常日頃から癇癪を起している。
頻出度★★☆
怒り度★★☆
剣幕……怒って興奮することです。
例文:ものすごい剣幕だった。
頻出度★★☆
怒り度★★☆
睥睨……睨みつけることです。
例文:真っ向から睥睨した。
頻出度★★☆
怒り度★☆☆
虫唾が走る……むかむかすることです。
例文:彼の挑発には虫唾が走った。
頻出度★★☆
怒り度★☆☆
義憤……不公正に対する憤りのことです。
例文:彼は義憤のままに行動した。
頻出度★☆☆
怒り度★★☆
癪に障る……腹が立つことです。
例文:彼の行動は何から何まで私の癪に障る。
頻出度★★★
怒り度★★☆
叱咤……大声で叱りつけることです。
例文:真剣な目で叱咤した。
頻出度★★★
怒り度★★☆
溜飲が下がる……不平不満が解消されて、晴れやかな気持ちになることです。これは怒りが静まったときに使います。
例文:彼が本気で謝るのを見て、やっと溜飲が下がるのを感じた。
頻出度★★☆
怒り度☆☆☆
怒号……大声でどなることです。
例文:そこかしこで怒号が響き渡っていた。
頻出度★★★
怒り度★★☆
逆鱗に触れる……目上の人を激しく怒らせることを意味します。
例文:彼の態度は上司の逆鱗に触れた。
頻出度★★★
怒り度★★☆
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回の投稿は明日の12時頃を予定しております。ぜひご覧になって下さい。