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第86話 街との別れ

 



「ライアス様、止めないでください!」


「いや、ほんと。ファナ、落ち着いて」


 あれから宿に戻った僕達をファナとティナちゃんが出迎えてくれた。

 そこまでは良かったんだけど、僕は一つ失念していることがあった。


 そう、怪我のことだ。

 消毒をした後、包帯を巻いてもらったので止血は出来ているんだけど、ズボンを履かずに帰るわけにもいかない。

 替えのズボンは無かったため、元のズボンを履かざるを得なかった。

 血まみれのズボンをだ。


 それを見たファナは顔を真っ青にして駆け寄ってきたのを覚えている。

 取り乱すファナに事情を説明したところ、ファナが『竜の息吹』に一撃入れると言って外に向かい出したのだ。

 彼らは捕まっているからもう会うことは出来ないし、そもそもファナが外に出るのは色々とまずい。

 今はなんとかファナを落ち着かせようと奮闘しているところだった。


 しばらくして、なんとかファナに落ち着いてもらうことが出来たけど、ファナは依然怖い顔をしている。


「くっ、あの時にもっと忠告しておくべきだったわね……ライアス様に手を出したらどうなるか……」


 ファナは少し前に魔力暴走を起こしたとき、『竜の息吹』を攻撃していた。

 恐らくその時のことを言っているのだろう。


 ファナを落ち着けた僕はカナリナが僕達と離れてからの話を聞いた。

 どうやらカナリナはマルナを抑えてくれていたらしい。

『竜の息吹』と対峙したとき、マルナが居ないのはおかしいと思っていたけど、遠距離から攻撃するつもりだったみたいだ。

 カナリナが先んじて抑えてくれていなかったら、遠距離からの攻撃に無防備になってしまっていただろう。

 それを未然に防いでくれていたのは感謝しかない。


「カナリナがマルナを抑えてくれて助かったよ。ありがとう」


「まぁね。少しだけお灸を据えてあげたわ」


 カナリナはそう言って胸を張る。


(カナリナのお灸ってどのレベルなんだろうか……)


 団長から聞いた話だと、意識を取り戻したマルナは怯えきっており話が出来ない状況だったらしい。

 特に外傷とかは無かったらしいので、僕みたいに攻撃した訳では無い。

 攻撃せずに心を折るのはかなりの難易度だ。

 そのことを思うと少しだけマルナに同情してしまいそうになる。


 まぁ、今回はカナリナをはじめとしてみんなにお世話になった。

 僕はその感謝をしっかりと伝える。


「みんな、今回は本当にありがとう。魔物と戦ったのもそうだけど、僕のいざこざに巻き込んじゃったのもね」


「いえ、そんなこと、気にしないでください……」


「そうだよ! いつも私たちの方がお世話になってるんだから」


「アイリスちゃんの言う通りだよ~」


「ええ。あたし達は仲間なんだから、それこそ助け合いでしょ」


 みんなは揃って気にするなと言ってくれる。

 やはりここは居心地が良い。


 そうやって僕達が笑ってると、ファナが拗ねたように声を上げる。


「今回はライアス様のお役に立てませんでした……この前迷惑を掛けたばかりなのに……」


 ファナは魔力暴走をした時のことを気にしているのか。


「ファナにはずっとお世話になってるよ。みんなを纏め上げてたのもファナだし、これからも頼りにしてるよ」


「は、はい!」


 さっきまで頬を膨らませていたのに、今は凄いキラキラした目で僕を見ていた。

 これでは本当に家臣にでもなったかのような感じだ。

 ティナちゃんもそれを微笑ましそうに見ているけど、これで良いのか……

 まぁ、ファナがやる気になっているようなので良いか……

 ファナのことはファナが飽きるまで付き合おうと現実逃避気味に考えた僕は買ってきていた昼食を食べると、布団に横になった。


 朝から動きっぱなしだったせいか、怪我のせいかは分からないけど、布団に入ると急速に眠気が襲ってきた。

 やはり身体は休息を必要としているらしい。

 瞼が開かなくなった僕はその眠気に身を任せ、眠りについた。



 ◇◆◇



 泥のように眠っていた僕は何か布団が擦れるような音を聞いて目を覚ました。

 ゆっくりと目を開くと、どうやら夜になっていたみたいで部屋は暗くなっており、僅かな月明かりが部屋を静かに照らしていた。

 近くで複数の寝息が聞こえることからも、みんなが寝ていることが分かる。


 徐々に意識が覚醒していく中で僕は違和感に気付いた。

 誰かが僕の布団に入ろうとしている。

 どうやらこの音で目が覚めたようだ。




「あ、起こしちゃった?」


 その声からアイリスだと分かった僕はみんなを起こさないように小さな声で応える。


「どうしたの?」


 アイリスは僕の布団に腰掛けているようで、月明かりの中でアイリスが僕を見下ろしているのが分かった。

 しばらく間があってからアイリスが小さく囁いた。




「ちょっとだけ入っても良い?」


 どうあらアイリスは僕の布団に入ろうか迷っていたようだ。

 その時に布団が擦れて目が覚めたらしい。

 いつもなら恥ずかしがっていた僕だけど、アイリスのトーンが少し重いのと、寝起きで判断が鈍いのもあって、僕は生返事をする。


「うん。いいよ」


「ありがとう」


 僕が許可すると、アイリスは僕の布団を軽く捲ると布団の中に入って来た。

 しばらく居場所を探すようにもぞもぞと動いていたアイリスは僕に触れるか触れないかのギリギリの位置に身を落ち着けた。

 そのまま恐る恐ると言った感じでアイリスは布団の中で僕の左手に自分の両手を絡めてくる。


 僕は顔だけを動かしてアイリスの方を見る。

 アイリスは嬉しそうにしながらも、どこか不安そうな顔をしていた。

 僕の感触を確かめるように手を握る力を強くしたり弱くしたりするアイリス。



 静かな空間にみんなの寝息が聞こえていた。


 しばらく黙っていた僕だけど、お互いの体温が馴染んできた頃合いを見計らって声を掛ける。


「どうかしたの?」


 会話のテンポは夜なのもあってかゆっくりだ。

 お互いが声を発してからそれを噛みしめるような間を取って、会話が進んで行く。


「うん。今日のこと……」


「今日ってあれ?」


「うん。私のせいで、ライアス君が怪我しちゃった……」


 ここでアイリスのせいじゃないと言ってもアイリスの気は晴れないだろうから僕は黙って続きを待つ。


「今回は怪我で済んだけど、あれが取り返しのつかないものだったらって思うと、怖くなっちゃって……」


 なるほど。

 アイリスがこうして甘えに来るようなことは珍しいと思っていたけど、そうだったのか。

 確かに今回、僕はアイリスを庇って怪我をした。

 とはいえ、したのは怪我までだ。それ以上ではない。

 でも、もしあれで僕が命に関わるような大怪我をしてしまっていたらと考えると眠れなくなってしまったんだろう。


 こういう不安は僕にも覚えがある。


 昔、師匠と森で生活していたとき、僕は一度師匠に捨てられた。

 あの時は捨てられたなんて思っても居なかったけど、師匠が居ないという事実は僕を急速に不安にさせた。

 あの急に居なくなってしまうかもしれないという不安感をアイリスも感じてしまったんだろう。


 こういったときはあまり言葉だけで、納得できるものではない。



 僕は身体をアイリスの方に向けると、軽く受け入れる体制を整える。

 アイリスは一瞬、驚いたような表情をしたけど、すぐに顔を隠すと僕の胸に身を寄せてきた。

 僕の手を握りながら、僕の胸に顔を当てているアイリスを軽く抱擁する。


 先ほどよりお互いの熱が伝わる中、アイリスが僕の胸の中で少し震えていた。




 しばらく経ってアイリスは落ち着いたのか、僕を見上げてきた。


「ライアス君、ありがとう……」


「うん。誰にでも不安になることはあるからね。そういう時は言ってね」


 アイリスはもう大丈夫と言ったけど、僕から離れる気配はない。

 ここで引きはがすのも気が引けたので、僕はアイリスと雑談をすることにした。

 僕は以前から少し気になっていたことを尋ねる。


「ねぇ。アイリスってさ。結構僕の言うこと聞いてくれるよね?」


 これは他のみんなが聞いてないと言っている訳じゃ無い。

 どこかアイリスだけ一段と物分かりが良いのだ。

 今朝『竜の息吹』ともめた時もプリエラやミーちゃんが少し渋っている中、一番先に僕の指示を聞いたのはアイリスだ。

 師匠が僕達のところに襲撃に来た時だって、結局アイリスは『戦っちゃダメ』と言った僕の言いつけ通りに師匠と戦わなかった。


 みんな良い子なのはそうだけど、その中でも一段とアイリスは僕の言う通りにするのだ。

 別に自分の感情を押し殺しているという感じでは無いので、今までは気にしないようにしてたけど良い機会だから聞いてみた。


「何か理由とかってあるの?」


 アイリスもこの少しの時間で幾らか気が紛れたのか、少し声のトーンが上がっている。


「うん。ライアス君は親分だからね」


「親分?」


「銀狼族にはね。独り立ちになった時に親分を決めて名前を付けてもらうの」


 名前、と聞いて少し考えた僕だったけど、そう言えば銀狼状態のアイリスには『ハク』という名前を付けていた。


「それでね。銀狼族はその親分の命令には絶対服従するの。だって緊急事態の時に言うことを聞けないとダメでしょ?」


 確かに緊急事態の時に上の言うことを聞けない者が居ると、集団としての機能が落ちてしまう。

 絶対服従というのはやりすぎな気もするけど、そこは文化の違いという奴だろう。


「そうなんだ。おもしろい文化だね」


 僕は違う種族の文化を知って少し面白く感じていたけど、そこでアイリスは僕に顔を近づけてきた。

 アイリスの声が一段と甘くなる。


「うん。だからね。私、ライアス君の言うことは何でも聞くよ」


 ……


 アイリスが甘えるように声を出しながら、僕に体重を掛けて来る。

 ここに来て、今まで気にしていなかった、いや気にしないようにしていた状況を強く意識しだした。

 こんなに誰かと接近する機会というのはなかなか無い。


「ア、アイリス……?」


「何でも言って良いんだよ」


 僕の心臓が激しく鼓動し始める。

 手汗をかきだしたので、手を離そうとするけど、逃がさないとばかりに強く握りしめ、アイリスの身体に寄せられた。


 アイリスの顔が目の前に来た。

 ドクンドクンと波打つ自分の鼓動の他に同じようなテンポの何かを感じる。



 お互いの鼓動が共鳴しあったとき、アイリスはふふっと笑顔を零した。


「ごめんね。ライアス君。ちょっと意地悪しちゃった」


 アイリスは僕の手の拘束を解くと、僕から身を離す。


「ライアス君、ありがとう」


「う、うん」


 アイリスは僕にお礼を言うと、布団から出て自分の布団に戻ろうとする。

 その去り際にアイリスはこちらを見ずに小声で言った。




「でも、言ったことはほんとだからね」



 それから目が冴えてしまった僕は結局それ以降眠れず、朝を迎えることになった。



 ◇◆◇



「怪我の調子はどうだ?」


「はい。大分よくなりました。傷も塞がったので動けないことは無いですが、完治までは安静にしておこうと思います」


 僕は日が明けると団長に呼び出されていた。

 騎士団の使いが宿の所まで来ていたのだ。

 あれから朝になったらアイリスは恥ずかしそうに顔を赤らめているし、それを察したプリエラ辺りから言及されたりして大変だったから騎士団からの来訪があった時は正直助かった。


 ちなみに今呼び出されたのは僕だけだけど、後でみんなにも褒賞のようなものがあるらしい。

 今は騎士団の詰所のようなところに居るのだが、ここに来るのは二回目だ。

 一度は騎士団体験として来た時だけど、あの時からは考えられないほど団長と仲良くなったな。

 そんなことを思いながら団長と話す。


「でも、今回は災難でしたね」


 団長はこの街に来てまだ時間が経っていない。

 そんな時期に大災害に遭い、さらにその余波に追われているのだから大変だろう。


「まぁな」


「それでも、流石団長でしたね。騎士団の連携は本当に見事なものでした」


「お前らの活躍には到底及ばないが、街を守れるくらいの戦力は整えてるからな」


「あれから魔物の方はどうですか?」


「今は大きな動きは無いな。この前の襲撃がやけに大規模だったことからも、あれが襲撃のピークだったと見て良いだろう。もちろん油断は出来ないがな」


「それは良かったです」


 そう言って団長と笑いあう。

 団長には一度裏切りのようなものをしてしまったけど、そこは気にしていないようだ。

 団長のお陰で色々と助かっているので、今後も何かあれば力になりたいと思う。



 そうやって談笑していると、団長が神妙な面持ちで顔を近づけてきた。


「なぁ、ライアス」


「どうかされましたか?」


「実は最近、国の動きがおかしい」


「おかしい……ですか……?」


「ああ、やたらと金を集めまわってるって感じだ。それに伴ってかは知らねぇが軍事力の方にも不自然な増強が行われてやがる」


 そこで、僕はドリスタさんの発言を思い出す。


『最近国からの税金が高くてな。正直、俺みたいな小さくやってるもんでもこれだけ取られたんじゃあ、大きい店や売り上げが小せぇ店は潰れちまうぞ』


 国からの税金が高くなっていると言っていたけど、まさかその一部が軍事力に使われていたとは……


「まぁ、そんな訳だ。あの王さんのことだ。狙われるなら恐らく亜人ってことになる。お前さんも色々とあるんだろ? へまを打つなよ」


 団長にはみんなが人間でないことはバレていないはずだけど、団長は森で僕が巨人と話しているところを見ている。

 そこから僕が亜人と繋がりがあると思っているのだろう。

 この助言には大切なヒトが居るなら守る準備はしとけという意味が含まれているのだろう。

 国は亜人蔑視の方策を取っているけど、やはり団長は亜人を悪くは思っていないようだ。


「ありがとうございます。肝に銘じておきます」


 その時、詰所の扉がノックされる。

 どうやら団長が呼ばれている様だ。

 魔物襲撃が昨日なので、やはり色々と報告などがあるのだろう。


「すまねぇな。もう少しゆっくり話したかったんだが……それでライアスは当分この街に居るのか?」


「いえ、二日後には離れようと思っています。今度はいつ会えるか分かりませんね」


「そうか。改めて今回は助かった。ライアス達のことだから大丈夫だとは思うが、身体は大事にな」


「はい。団長もお元気で」


 団長と別れた僕は騎士団達による好奇の視線に晒されながら宿に戻った。


 ◇◆◇



 それから数日経った僕達はドリスタさんのところで武器を受け取ると街を出ていた。

 ドリスタさんには『三日は鬼畜すぎる』と言われながらも完成品を渡された。

 三日という限られた時間だったのにも関わらず、その出来はこれ以上無いものだった。

 ドリスタさん曰く、『ライアスがこれを無くさねぇ限りは俺の出番はねぇだろうな』とのことだ。

 つまりこの短剣はそんじょそこらでは刃こぼれしたり、折れたりしないということだろう。


 僕は腰に差した短剣の重みに満足する。

 重みと今言ったけど、この短剣は今までの短剣よりは軽い。

 それにも関わらず、その存在感や安心感は今までのどの短剣よりも大きかった。


 みんなもそれぞれの武器を手にして、嬉しそうな顔をする。

 アイリスには剣を、ファナにはレイピアを、ミーちゃんには籠手を上げた。

 ただ、それでは他のみんなが不公平を感じてしまう。

 なので、カナリナには魔法大全のような本を買ってあげた。

 カナリナの魔法の腕はかなり高いけど、それでもカナリナは魔法の研究に余念がない。

 どうやらこの本は比較的新しいようで、カナリナの知らないことも載っていたそうで、とても嬉しそうにしていた。


 プリエラには本人からの強い要望があって、料理本を買った。

 本は基本的に高いので、結構なお値段になってしまったが、プリエラは相当嬉しそうに眺めていたのでこれは良い買い物をしたと思っている。


 ティナちゃんは要らないと言っていたけど、魔法石一式を買ってあげた。

 ティナちゃんはエルフの研究所で魔力を吸われ続けたせいで、自分で魔力を生み出せなくなってしまった。

 ただ、この前、魔物の魔力を操っていたことからも、他に魔力さえあればそれを操れることは分かっていた。

 多分、ファナの魔力を吸収させた魔物の破片とかでも使えると思うが、実際にそれ専用に作られたものとは使いやすさが違う。

 最初は申し訳なさそうに見ているだけだったティナちゃんも実際に箱を開けて、その中で煌めく魔法石の数々を見ると、目を輝かせていた。

 これも良い買い物だったと思う。


 ただ、こんな風に散財した僕はドリスタさんから受け取ったお金の大半を使ってしまっていた。

 もともとお金を稼ごうとは思っていなかったとは言え、流石にあれだけのお金をすぐに使い切ってしまったのは自分の金銭感覚がよろしくないことを証明してしまったかのようだ。



 プリエラだけ、武器の類では無いけど、プリエラはある意味僕の血さえあればなんでも出来る。

 一応普段から予備の血は持って貰っているので、仮にはぐれたとしても当分は大丈夫なはずだ。


「よし、それじゃあ行こうか」


 僕は少しの間お世話になった街を出る。

 この街は出るときはそこまで審査が厳しくない。

 ファナ達も軽くフードを被るだけで、門番達をやり過ごすことが出来た。


 というか、門番達は僕達にはあまり近づいてこなかったと言った方が正しい。

 それは悪い意味ではなく、遠くからはとてもにこやかに送り出してくれた。

 その中には先日の魔物の襲撃に出ていた者も混じっている。


 多分、団長が気を回してくれたんだろう。


 僕は心の中で感謝を述べると一歩街の外に出た。

 これからはみんなの故郷を回りたいと思っているけど、実際に見つかるかも分からないし、そこで傷つくことがあるかもしれない。

 それでも、僕は一度見た方が良いと思っている。

 先ほどアイリスとプリエラに話したところ、アイリスは少し暗い顔をしたけど、最後には頷いてくれた。

 プリエラはお母さんに会いたいみたいで、「是非、ライアスさんを紹介させてください」と言っていた。

 紹介とは大げさだけど、僕もプリエラのお母さんには会ってみたい。

 そんな訳で、僕達の故郷めぐりがスタートした。




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[一言] どんな国に行くのか楽しみ でなんか問題解決するんだろうなw
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