第二章で登場したキャラと新たに分かったこと
第二章で登場したキャラ達です。
何か抜けがあったり書いてないキャラクターが居れば仰っていただければと思います。
ライアス
本作の主人公。薄い茶色の髪に髪より少し濃い茶色の目をしている。
年齢は十五歳。身長は170センチ程度。
優しげな風貌をしている。
最近、色んな人と関わる中で自分も成長していることに気付き、少し自信がついた。
力ではみんなに劣るが、他の面で頑張りたいと思っている。
◇元孤児院に居たヒロインたち
ファナ
十五歳。
長い金髪とキリっとした翠色の目を持っている。
身長は160センチ程度で胸は控えめ。
全体的にスレンダーな印象。
魔力を取り戻したことで絶大な力を手に入れたが、その魔力量を扱いきれず、精細さには欠けている。
ラストエルフの症状である魔力暴走の兆候が出始めたので、今は魔力を使わないようにして対策している。
ミレストリア
十三歳。
通称ミーちゃん。
桃色の髪と紫色の大きな目を持っている。
身長は130センチ程度と低く胸はほぼない。つまりは少しある。
ライアスとの闘技場での戦いを経て少し自分に自信がついた。
カナリナ
十四歳。
紅い髪を肩口まで伸ばし、同じ色の目を持っている。
身長は150センチ程度で胸はファナよりは大きくプリエラやアイリスよりは小さく、普通くらい。
魔法の才能が凄まじく、色々なことに応用できるので何をするにしてもカナリナの力は必要になってくる。
魔力量も人間の中ではトップレベルなので、余程のことが無い限りは魔力不足にはならない。
研究熱心なので、色々なことに挑戦しようとしている。
アイリス
十六歳。
癖っ毛のある、少し白みが強い銀髪を腰あたりまで伸ばし、薄い青色の目を持っている。
身長は160センチ程度で胸は大きい。
銀狼に変身できる力は移動の際や逃亡の際に際立つ。
銀狼状態の時は身体も大きくなるため、多少の重さにも対応できる。
今までは使いこなせていなかった銀狼の力も徐々に馴染んできており、咄嗟の変身も可能になった。
プリエラ
十五歳。
漆のような艶のある黒髪を肩甲骨くらいまで伸ばし、黒い目を持っている。
身長は160センチ程度で胸は大きい。アイリスと同じくらいか少しプリエラの方が大きい。
吸血姫の力で他者を圧倒する。
仲間に優しく、誰かに傷つけられるようなことがあればどうなるかは分からない。
みんなで仲良くしたいとも思っているが、ライアスのことに関しては誰にも負けたくないと思っている。
師匠登場の際は師匠の力を認めるライアスの発言に少し、いやかなり嫉妬していた。
◆第二章で登場したキャラ
ぷーちゃん(デリモット)
昔ライアスと一緒に暮らしていた魔物の中の一匹。
モグラのような見た目だが、目があり、とてもくりくりしている。
いつも泣きそうな顔をしているが、本人は別に悲しんでいるわけではない。
ライアスと過ごした経験からかとても賢く、ライアスが言わずとも何を求められているか察することが出来る。
そのことを表すように騎士団が現れてからは地中に身を隠し、何らかの工作に使おうと大災害の魔物の死骸を回収して回っていた。
鋭い爪から繰り出される一撃は硬い金属をも切断する程の威力を持つ。
ライアスに思い出してもらえてとても喜んでおり、今は建物ヤバイことになってるなぁ、と思いながらその時のために準備を進めている。
アン(ライアスの師匠)
数百年前から五年ごとに魔物を生み出す呪いを掛けられ、苦しめられてきた。
その影響から他人と関わることを極力避けてきたが、基本的には優しい。
そのため森で困っている人が居れば、それとなく助け、身寄りのない子供は自分で育てようとしてしまう。
その結果、育てた子供が大災害の魔物の標的になってしまうという事件がおき、さらに排他的になった。
大災害を生き残ったライアスを認めており、自身の弟子の中でも一番しぶといと思っている。
呪いが解けたことでその制約が消え、フィーリアと共に贖罪の旅に出かけた。
フィーリア(シレーネ)
ローランド王国(ライアス達が居るカルーダの街もローランド王国の一部)の王族。
本名はシレーネ・ローランドだが、母が考えてくれていたフィーリアという名前を巷では使っている。
幼い頃に大災害で母を亡くし、その復讐として十五年も大災害を追っていた。
子供の頃から色々なところを周り、経験してきたフィーリアは自身の幻覚魔法の腕と併せてとても優秀で抜けが無い。
ただ、普段はそれを感じさせないほどフレンドリーで接しやすい空気を放っている。
最後で元孤児院のメンバーに『竜の息吹』のことを言ったのは自分が『竜の息吹』に対して苛立ちを持って居たのと面白そうだと思ったからだ。
そういうところは少し自分本位でもある。
ハリソン
少し前にカナリナとライアスの前に現れた男。
大災害の真実を知っており、それを解決したいと思っていた。
彼は屋敷から出られないが、余った魔力から分身を作ることでその問題を解決した。
アンの呪いを一瞬で解くなど、その魔法の叡智は他の追随を許さない。
アルストリア
ミーちゃんの父親で巨人族の長。
ライアスがティナの救出に行った時に出会った。
ライアス達に恩義を感じていた(娘が気になる)彼は毎日しきりに元孤児院の方を気にしており、大災害にもいち早く気が付いた。
その戦闘力は想像以上で大災害の魔物相手に一歩も引けを取らず、勝利した。
今回の件で恩を返せたので、また対等に話し合おうと思っている。
団長
ライアスが騎士団体験の時にお世話になった人。
もともとは王都の騎士団で働いていたが、なんらかの理由で辺境に飛ばされた。
大きな体格に見合った大剣を使うさまは鬼神のようで力でもミレストリアと接戦を繰り広げた。
膨大な経験を積んでいる彼の観察眼はかなり研ぎ澄まされており、ライアスを信頼しながらも要注意人物だと警戒している。
フィーリアと昔に会っていたようなことを匂わせているが真実は定かではない。
ライアスが信頼している人物の一人なので、またどこかで出てくることもあるだろう。
次回からは第三章に入ります。
今まで目まぐるしい展開が続いていたので、少しゆっくりできれば良いなと思っています。
お楽しみに。