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王女だってお姉さまを好きになる  作者: 雪の降る冬
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植樹をする少女13

襲撃者の仲間が中央にいる1人を残して、全員倒れたことにより動けないでいた近衛の人たちが王様の下へと動き出した。また、数名かは残り1人を囲むように動き出した。


「おいおい、本当にやってくれたな、おい!」


その現状に怒りを覚えたのか、いかつい声を荒げ暴れだした。しかし、近衛たちの懸命な防御により、抜け出せずにいた。ただ、攻撃を防ぐことしかできず、こちらも決定的な打点はなかった。


「い、今のうちだ。逃げるぞ!」

「俺たちもだ!」


誰が最初に声を上げたのか、周りは今がチャンスとばかりに近くの建物に逃げ込みだした。また、白百合の生徒同士で協力して、倒れている生徒、先輩を救出しだした。

そして、お姉さまと合流した私たちも動き出した。


「リーナ、周りに気をしなくていいから会長たちを頼むわ。」

「分かりました。お姉さま、ご無事で。」


襲撃者の相手はお姉さまに任せ、会長を安全なところに運ぶために動き出す。

お姉さまとの会話を合図に会長の方に向かう。


「おいおい、そっちから仕掛けたくせに逃げるのかよ!」


先ほどまでとは桁違いな攻撃で近衛たちを蹴散らし、私を鷲掴みにするために襲い掛かってくる。

でも私は気にせず走る。


「あなたの相手は私よ。」

「くそがっ!!」


しかし、お姉さまのレイピアによる一突きによって、避けるように後ろへ飛び去った。

その間に会長とレオナちゃん達の下へと向かう。


「リ、リーナちゃん。か、会長が、会長が……。」

「レオナちゃん、よく頑張りましたね。もう大丈夫ですよ。」


足をぶるぶると震えさせながら、立っているレオナちゃんを抱き寄せ頭をなでる。

ぽろぽろと涙を流すレオナちゃんを安心させる。

そして、会長の方を向くと3年生の先輩に抱きかかえられていた。


「会長の様子を聞いてもいいですか?」

「今は気絶しているが、命に別状はないようだ。‥‥だが、何本か骨が折れているようだ。‥…私たちが不甲斐無いばかりに会長が……。」

「そうですか‥‥。まずは、マリア会長を当て安全な場所に運びます。先輩、私の手に捕まってください。レオナちゃんもお願いします。」

「は、はい。」


すると、目の前が黒くなり気づいたら、市役所の中。


「え、え!?」

「これは、いった!?」

「話は後です。ここでできるだけの手当てをお願いします。それとこれを渡しておきます。」


ポケットから小瓶を取り出した。


「これを飲めば細胞が活性化し自身の回復力が高まるので少しずつ飲ましておいてください。」

「ああ、分かった。」

「では、私はお姉さまの事が心配なので戻ります。」


そして、2人の前から姿を消した。

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