植樹をする少女11~~レオナ視点~~
「動くな!すでにお前らは囲われてるんだ。変な動きをすれば、ガキだろうが殺すぞ!!」
マリア会長のが左腕を撃たれ、倒れているとそのような声が響いてきた。震えながらも声のした方を向くと、仮面を被り真っ黒マントを羽織った人が前に出てきた。そして、同じような服を着た人たちが拳銃をもって現れた。
「あなたたちの仕業ね。いったい何をしに来たのかしら?」
「何をしに来たかって?そんなの決まってんだろ?そこにいる国王やその他もろもろを殺しに来たに決まってんだろ?」
そう言うと、国王様に拳銃を向けた。近衛の人たちも慌てて動こうとしたが、
「動くなと言っただろ!動けばすぐ撃つぞ!私は今すぐ殺そうとは言ってないんだ。まあ、落ち着けよ?」
近衛の人たちの方に向かってい言った。それにより、動けないところを仲間の人たちに囲まれ自由を奪われてしまった。
「お前たちの狙いは何じゃ?儂の命が欲しいだけではないのじゃろ?」
「分かってるじゃないか爺。これはこの国への復讐なんだよ。それにそこの女もな。」
「私はあなたには用はないのだけれど?」
国王様は懇願し、マリア会長は強がって言い返した。
時間を稼ぐためにそうしているようにも見えるけど、逆効果になってしまわないか心配だ。
「おいおい、そうつれないこと言うなよ?お前のせいで多くの同胞が死んでったんだぞ?」
「という事は、あなたたちは西の帝国から来たという事ね?」
「じゃが、あそことは今は平和条約締結をしているはずじゃ。」
「そうなんだが、西の帝国の中にこの国が滅んでほしい奴がいてな、そいつに頼まれたんだよ。」
「そう言う事ね。でも、そんなことを喋っていいのかしら?」
「もしかして、私らに勝てると思ってるのか?それは無理だな。例えば、こうすればな?」
すると、拳銃を下の方に向けたと思うと、2発はなった。
「ぐっ!!」
「あっ!!」
国王様は膝をつき、マリア会長は、左の横腹を手で押さえた。2人ともそれぞれの場所を撃たれたようだった。
「マリア会長!!」
「「「国王様!!」」」
2人が打たれて、近くに駆け寄ろうとしたが、
「お前ら、動くなと言っただろ?それにすぐ死なせるわけないだろ?こう言うのはな、公開処刑が一番面白いんだよ。」
すると、マリア会長に近づき、頭を鷲掴みした。
「まずはお前から少しづつなぶってやるよ。もちろん、抵抗すれば周りの奴らがどうなっても知らないがな?」
動けないマリア会長をさらに脅した。
そんな姿見ていながら私は動くことはできなかった。
「まずはどうしてやろうかな?私が男だったら、お前をこの場で犯しても良かったんだがなっ!」
思いっきり地面にたたきつけ、そのあとその頭を右足で踏みつけた。
「やっぱり、無抵抗な奴をこうするのは楽しいな。でも、まだ生きてるよな?これぐらいで死ぬようなら、心底がっかりだな?」
「このぐらいで、倒れるわけ、ないでしょ? あなたみたいな弱虫に、負けるわけないでしょ?」
マリア会長が声を絞り出すように言うと、それにイラついたのかさらに踏みつけていく。
「ぐっ!!」
「これだけ大口叩けるんだ、さすがにもう少し痛めつけても、死なないよね?」
「これ以上、やめなさい!!」
これ以上見てられなかった。
でも私には勇気が無くて、足を振るえさせる事しか出来なかった。
その代わりに、しびれを切らせた学生が前に出てきた。
「あ?お前誰だ?」
「私は、ナーヤ・フライツです。これ以上やるのであれば私が相手をします!」
「あはははは。面白いねぇ。」
前に出てきた学生は、この前リーナちゃんに決闘を挑んだナーヤさんだった。そして、それに乗じて、他の生徒も声を上げてきた。
「いいね、いいね。仲良しごっこは楽しいよな?‥‥いい子と思いついた。本来は、このまま打って殺すとこだが、今回と個別にお前らだけは動いても許してやるよ。だから、お前らがこいつを助けにこいよ。その代わり、お前らが一人倒れるたびに、10人殺すがな?さあ、かかって来いよ!」
しかし、誰も動こうとはしなかった。いいや、動けなかったのだ。
「おいおい、誰も来ねえじゃねえか?もしかして、怖気づいたか?…心底がっかりだよ。さっきまでの威勢はどうした?」
しかし、だれ一人動きはしなかった。
「お前らが言いだしてきたくせに、いざとなったら何もしないのか。ならいいや、お前ら、10人殺せ!!」
すると、仲間の人たちが一斉に打ち始めた。そして、悲鳴の嵐が怒った。
「「「「「うわぁ!!」」」」」
「「「「「きゃあぁぁ!!」」」」」
撃ち終わったかと思うと、言っていたように10人倒れていた。
「お主の狙いは儂たちじゃろ!関係な人々を撃つ出ない!!」
「うっせえ爺だな?今は、お前の相手はしてねえんだよ。静かにしてな!」
「うっ!!」
国王様の肩にもう一発撃った。
「「「国王様!!!」」」
周りのみんなは、見ていることしかできなかった。
私もその一人だった。
「それでだ。早く来いよ。じゃねえと、また他の奴らを殺すぞ?」
それを合図に、ナーヤと3年生の学生が数人動き出した。
「許しませんわ!『解核』!」
「会長の仇!!『解核』!」
みんなが自分の『乙女衣装』を『解核』させ、それぞれが違う角度タイミングで飛び出した。さすがにこの数ではしのげるはずないと、誰かの一撃は必ず当たると思った。しかし相手は、仮面で表情は分からないが、なぜか仮面の中で笑っているように思えた。
「そんな遅い攻撃でいいのか?」
そう、言ったように聞こえた。そして、次々と地面にたたきつけられていた。
「「ぐはっ!!」」
「「ぐっ!!」」
あれだけの人数を1人で倒してしまった。あれの強さは並大抵ではないことが分かった。
しかし、相手が動いた隙に会長のもとへ向かった。
「マリア会長!!」
「私は、大丈夫、よ。それより、みんなを。」
どんなに傷ついても自分よりもみんなのために動くマリア会長は見ていられない程だった。
「おいおい、弱すぎだろ?ほら、さっさと立たねえと周りの奴ら殺しちまうぞ?て、俺が離れてるからって、いつその女の近くに行っていいって言った?」
「く、くそ!!」
「くっ!か、会長を守るんだ!」
さすがにアレだけではみんな倒されることはなかった。しかし、ナーヤさんをはじめほとんどの学生は膝まづくだけで精一杯のように見えた。
「これがダメなら、これよ!『神装』!」
「私たちも行くわよ!『神装』!」
すると、先輩たちが持っていた『乙女衣装』を『解核』して出した
武器が光り輝き、体の周りを覆った。そして、次の瞬間それは鎧となりて現れた。
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