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王女だってお姉さまを好きになる  作者: 雪の降る冬
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植樹をする少女7

「アリスお姉さま、エリスお姉さま、お久しぶりでございます。」

「ええ、お久しぶり。」

「お久しぶり。元気そうで何よりです。」


ミオは、アリスとエリスがいる所にいた。


「それで、今回の件の準備はしてきたの?」

「はい。アリスお姉さまの助言を受け、万全の準備をしてきました。」

「ならよかったわ。でも、すぐに手を出してはいけないわよ。彼女たちだけで無理そうな場合に少し手を貸すだけでいいから。」

「分かりました。それと聞きたいことがあるのですが、リーナお姉さまとサナお姉さまには今回のことは伝えているのですか?」

「いいえ。まだ、可能性があるというだけだから伝えていないわよ。」

「ですが、アリスお姉さまは彼らが現れると思っているんですよね?でしたら、教えた方がいいのではないでしょうか?」

「そこは大丈夫よ。彼女たちならある程度はカバーできると思うから。それに、もしもダメだった場合を想定してあなたを呼んだのだもの。」

「分かりました。」


そして、一通りアリスと会話を済ますとエリスが顔を膨らましていた。


「もう!久々に会ったのにすぐにそんな話をするなんて、お姉さま少しは考えてください。」

「ごめんなさい。これも重要なことだから。それに、ミオを独り占めなんてしないわよ。」

「そ、そう言うことを言っているのではありません!もっと朗らかな話をしましょうと言っているのです。」

「安心してください。僕はまだこちらに残るので僕でよければ話し相手をしますよ。」

「そ、そうなの?なら、もっと明るいお話をしましょうか。っと、その前に……『創造(クリエイト)』、ティーセット!」

 

すると、ミオとアリス、エリスの間には何もなかったはずなのに円卓のテーブルや椅子が現れた。


「それでは、久々のお茶会としましょうか。」

「エリスの入れる紅茶が久々に飲めるわ!楽しみ。」

「エリスお姉さまの入れる紅茶はおいしいですから楽しみです。」


と、テーブルを囲むように3人は座り始めた。




==========================




私、レオナちゃん、お姉さまの3人がそれぞれの配置場所についてから時間がある程度経った。そしてそろそろ始まるのではないかという時間にマイクを持った放送部の部員らしき人が台の上に現れた。


「これより、桜の苗の植林イベントを始めます!それに先立ちまして我校の会長であり、イベントの主催者でもあるマリア会長のあいさつからお話をお願いします。」


すると、その生徒が台から降り、代わりにマリア会長がマイクを受け取り台の上に登った。


「この度は、私たちが属する部活動が発案したイベントにお越しくださりありがとうございます。これまでにも、多くの部活動がいろいろな部活動がイベントを開いてきたと思います。その中でも今回は、研究に研究を重ねて開発された桜、『グローリア』をこの町と学園に植えるという大きなイベントとなっています。この桜は、育つのに1年かからないそうです。また、貴重なものなので一般販売すらもまだされていません。ですので、この国が第一号として有名な桜になっていくでしょう。また、この度は、国王様と言った方々も参加されています。後ほど紹介していきますが、今回は私たちのイベントに興味を持っていただけたことにとても感謝しています。」


国王やそのほかの来賓の方々の方を向き深々と頭を下げてお礼をする。それに合わせて国王やその他の方々も軽い一礼をしていく。


「今回は、想像以上のイベントに変わっていきとてもうれしく思っています。ですので、最後にはこのイベントを大成功という形で終わらせれるように精進していきたいと思います。」


次は、一般の方々の方を向いて一礼する。その後はまた、さっきの生徒に変わり、来賓の方々の紹介へと移っていく。





「みんな、聞こえてる?」


一つの声が私のところに届いていた。それは、耳に当てていたイヤホンからのようだった。


「大丈夫よ。」

「大丈夫です。」

「聞こえています。」


他の2人にもしっかりと聞こえているようだった。


「どれも正常に機能しているようね。それじゃあ、定時連絡をしていくよ。まずは、サナからお願い。」

「了解。こっちは今のところは不審な行動をする人はいないわ。」

「次はリーナちゃん。」

「はい。こちらも異常はありません。」

「次は、レオナちゃん。」

「はい。私の方も変わったことはありません。」


どの場所でも、目立った行動をする人や異常事態はないようだった。


「以上で定時連絡は終わりにするわね。今後不審な行動をする人が現れたり、何か異常事態が起こった場合はこれを通して連絡するように。それじゃあ、引き続き見張りを頑張るように。」


またすぐに音は聞こえてこなくなった。

先ほどの確認で聞いたように、今のところは何も無いようだった。

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今度、サブタイトル変更を一斉にする可能性があります。

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