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王女だってお姉さまを好きになる  作者: 雪の降る冬
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植樹をする少女

「今日は、5月の頭にある5連休で行う桜の苗の植樹イベントのそれぞれの行動を説明しますね。」

「「「「はい!!」」」」


今日の部活動は、植樹イベントに関することの説明を確認するという事だった。

という事で今いる場所は、エーテル館の地下4階にある実習室に来ている。

普段から活動内容を決めたりなどで討論をするときに使ったり、試験期間中に勉強をする場所としても使われている。さらに、この階には個室部屋などもあり、勉強をしやすい場所なのでこのハウスの管理をしているこの部活動の部長に許可を取ればだれでも使えるシステムらしい。


「まずは現状報告からお願いするわね。ヒマリちゃんお願い。」

「はい。」


ヒマリ先輩が席を立ち1人につき一枚ずつ報告書が配られた。そこには、現段階でのこちらに運ばれる桜の苗の個数や、当日の配置場所、また当日に訪れる予想人数などが書かれていた。


「それでは説明していきます。まず桜の苗は言われた通り24個にしてあります。そして、その苗を3か所にそれぞれ8個づつ配置する予定です。配置場所は、まずこの学校の校門周辺、それから、寮の入り口。最後は、市役所の近くです。そして、それぞれの場所に配置してもらう人ですが、学校は私がやるので、寮の方はサナとリーナちゃんで、市役所の方は会長とレオナちゃんでお願いします。ちゃんと許可は取っているので詳しい位置を確認してから植えるようにしてください。また、報告書に書いてあるように当日は多くの人が訪れると思われます。ですので、混雑による事故が起きないように目を光らせておいてください。以上です。」


(やった!!お姉さまと一緒に桜の苗を植える事が出来ます!)


お姉さまと一緒という事であまり最後の方は聞こえていなかった。しかし、そんなことを私は気にしていなかった。


「次にサナちゃんお願い。」

「はい。」


次はお姉さまが席を立ち報告書を配る。そこには、来客者の名前が書いてあった。


「今回、珍しい桜の苗を植えるという事でこの国の王や市長といったお偉い方々が来る予定となっています。配った資料には来客者名、顔写真、役職と言ったことを載せているので前日粗相をしでかさないように覚えて来てください。また、ほとんどの方々は市役所の方で桜の苗を植える体験をするという事になっているので会長とレオナちゃんは気を引き締めるようにお願いします。また、先ほどヒマリが言ったように当日は多くの人が訪れると思われます。逆に言えば、この混雑に紛れて王の命を狙う輩がいないとは限らないので『乙女衣装(シュヴァルツ)』は常に発動できるようにしておいてください。」


と、知らない単語が出てきた。お姉さまに聞こうにも話している最中なのでどうしようか悩んでいると…


「あ、あの質問してもいいですか?」


レオナちゃんが手を上げて質問していた。


「ええ、いいわよ。どこが分からなかったかしら?」

「えっと、さっき言っていた、『乙女衣装(シュヴァルツ)』って何ですか?」

「あれ?この前の授業では聞いてないの?」

「いえ、そんな単語初めて聞きました。」

「もしかして、リーナも?」

「はい。私も聞いておりません。すみませんお姉さま。」

「そうだったの?私はてっきり聞いているものだと思ってたわ。それじゃあ、その話について説明するわね。」

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