表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
166/285

チャナッカレの戦い(7)

……………………


「全機。突入準備。突っ込むぞ。敵味方の識別に注意。戦況は恐らく乱戦だ」


 ダーダネルス海峡。アナトリア地域チャナッカレ。地点ベルタ。


 クラウスたちヴェアヴォルフ戦闘団はついにそこに到達した。


 前方に広がるのは戦艦の砲撃を受けてできたクレーターの大地と共和国植民地軍と王国植民地軍の兵士たちの屍。そして、今まさに戦闘中の共和国植民地軍と王国植民地軍の部隊だった。


「戦況は敵の方に大きく傾いているな。友軍は押され過ぎだ。このままならば、敵はこの地点を奪取するぞ。そうなれば、敵は堂々と共和国本土とアナトリア地域の連絡線を遮断できるというわけだ」


 クラウスは目の前に広げる戦況を見ながらそう告げる。


 共和国植民地軍は撤退に撤退を重ね、今や地点ベルタから完全に押し出されようとしている。当初の陣地は遥か彼方であり、今共和国植民地軍が立て籠もっている陣地は最終防衛線間近の陣地だった。


 ここまで共和国植民地軍が押されたのは彼我の物量に差があり過ぎることだろう。


 地点ベルタに立て籠もる共和国植民地軍は僅かに1個師団。対する王国植民地軍の上陸部隊は4個師団。地形的に前進可能な場所が狭く、広大な戦線をカバーはしなくていいものの、敵の波状攻撃を受ければ、1個師団しかいない共和国植民地軍が大きく押されていくというものだ。


 そして、火力にも差があった。


 不意にヒュンという砲弾の飛翔音が響き、次の瞬間には共和国植民地軍の陣地でオレンジ色の炎が膨張し、黒煙がもうもうと立ち上る。戦艦の砲撃だ。戦艦が共和国植民地軍の陣地を狙って砲撃を行っているのだ。


 共和国植民地軍の砲兵隊は観測地点が後退したことで前進中の王国植民地軍の上陸部隊にしか砲弾を浴びせられないが、王国海軍は前進した友軍の観測によっていくらでも砲弾を敵に浴びせかけられる。


 共和国植民地軍は一方的に殴られ、出血を続け、そこに追い打ちをかけるように、王国植民地軍の魔装騎士部隊が殴り込んでくる。


 そんなことで、共和国植民地軍はまだ崩壊していないのが不思議な状態において陣地に立て籠もっていた。


『友軍、随分とやられているわね』


 クラウスが戦場を眺めていたとき、ローゼがそう告げてきた。


「水際防衛をやると決めた時点で分かっていたことだろう。水際防衛はよほど敵の上陸地点に目星がついていない限り、戦力を分散させるだけに終わるからな」

『それじゃ、あまりいい策とは言えなかったわけね』


 ローゼの言葉にクラウスがそう返すと、ローゼは肩を竦めた。


「そうでもない。水際防衛は海から上がる瞬間の脆弱な敵に打撃を与えられる。ここの連中も上陸してくる王国植民地軍にかなりの損耗を強いたはずだ。後は遅滞戦闘に徹して、機動打撃してやればいいだけだ」


 水際防衛には水際防衛なりのメリットがある。もちろんデメリットもあるが、それは対応を講じておけば対処可能な話だ。


『つまり私たちの出番、ということ?』

「そういうことだ。機動打撃戦力として俺たちは期待されていた。その期待には答えておかないとな。敵に泡を吹かせてやろう」


 第7軍の司令官であるジークムントはクラウスたちを陣地には貼り付けず、機動力を保持した状態で待機させておいた。クラウスたちヴェアヴォルフ戦闘団を機動打撃戦力として活用するために。


「ヴェアヴォルフ・ワンより全機。敵に向けて突撃だ。目に入る王国の連中を全て撃破しろ。そして、連中を海岸まで追い詰めて、そのまま海に追い落とせ」

『了解ッス! やってやるッスよ!』


 クラウスが全機に命じるのに、ヘルマが元気良く返事を返してきた。


「アリアネ。お前はどうする?」

『同行させて貰うデス。早く、この機体と新型装備の実戦テストをしたいデスからね』


 ヴェアヴォルフ戦闘団にはレムリア重工のテストパイロットにして、エンジニアのアリアネが同行している。彼女はこの第4世代という新型の魔装騎士ブリュンヒルデ型魔装騎士と、とある新型兵装のテストのために実戦への参加を求めていた。


「よし。なら、ついてこい。突っ込むぞ!」


 クラウスはそう告げて前方に広がる戦場への突撃を開始した。


 クラウスに続いてヘルマたちが突入し、4足歩行の異形の魔装騎士を操るローゼの装甲猟兵中隊は彼らを援護できる位置に付き、口径128ミリ突撃砲を構える。


『兄貴! まず狙うのは敵の魔装騎士でいいッスか?』

「その通りだ、ヘルマ。賢いぞ。常に自分にとってもっとも脅威となるものを狙え。こんな風にな」


 エーテル通信でヘルマがクラウスに尋ねるのに、クラウスはそう返すと突撃砲の引き金を引いた。


 ズンと重低音の砲声が響き、口径88ミリ突撃砲から徹甲弾が放たれる。


 狙いは突如として戦場に現れたクラウスたちを狙おうとしている王国植民地軍のエリス型魔装騎士。徹甲弾はその魔装騎士の操縦席を貫き、秘封機関アルカナ・リアクターを破壊すると、その魔装騎士を一撃で大破させた。秘封機関の暴発によって機体が裂かれ、真っ二つになった機体がその場に崩れ落ちる。


「スコア獲得。俺よりも多く撃破した奴にはボーナスをやるぞ。気張って殺せ」

『ひゃっほう! 頑張るッスよ!』


 クラウスの攻撃に続いてヘルマが敵の魔装騎士に砲弾を叩き込む。


 口径5センチ対装甲砲では完全には対処できなかったエリス型魔装騎士も、ブリュンヒルデ型魔装騎士が備える口径88ミリ突撃砲の砲撃にはひとたまりもない。


 僅かに1発の砲弾──それもエリス型魔装騎士の備える6ポンド突撃砲の射程外からの砲撃で自分たちを屠るクラウスたちヴェアヴォルフ戦闘団を前に、王国植民地軍の魔装騎士部隊に動揺が走った。


 だが、これで終わりではない。


『こちらローゼ。可能な限りそちらを支援する』


 戦場に突入したクラウスたちに続いて、ローゼの装甲猟兵中隊が戦闘加入した。


 口径128ミリという何と戦うつもりなのか分からない巨大な砲を振りかざしたローゼの装甲猟兵中隊は、一斉に敵の魔装騎士を砲撃する。


 口径88ミリ突撃砲に耐えられなかったエリス型魔装騎士が口径128ミリ突撃砲に耐えられるはずもなく、彼らはオーバーキル気味な装甲猟兵モデルのブリュンヒルデ型魔装騎士の砲撃を受けて、爆散した。


「ローゼ。そいつの使い心地はどうだ?」

『これまでの魔装騎士とは勝手が違ってまだ慣れないけれど、砲撃の際の安定性は抜群ね。これなら距離がいくら離れてても当てられそう』


 クラウスが尋ねるのに、ローゼがそう返して更に砲撃を加える。


 着弾。ローゼが告げたように装甲猟兵モデルのブリュンヒルデ型魔装騎士は安定しているのか、確実に相手を屠っていく。ローゼの砲撃はいつも魔弾のような正確さであったが、それに磨きがかかっているような勢いだ。


「結構。こっちも新型を味合わせて貰うか」


 クラウスはそう告げて、戦場を更に前進する。


 前方にはエリス型魔装騎士が4体。どの魔装騎士も方向をクラウスに向けている。改良された6ポンド突撃砲用の徹甲弾はニーズヘッグ型魔装騎士にも損傷を与えることができるだけの威力があり、この目の前のエリス型魔装騎士もそれを装備していた。


「まずは1匹」


 クラウスは自分の方向を向けている魔装騎士目がけて口径88ミリ突撃砲から徹甲弾を敵に叩き込む。エリス型魔装騎士は先ほどと同じように、操縦席と秘封機関を貫かれて、真っ二つになって地面に膝を突く。


 だが、友軍がやられている間に残り3体のエリス型魔装騎士が反撃に転じた。


 彼らは第2世代の機動力を発揮し、一気に機体をクラウスに向けて突撃させると、その勢いをそのままにクラウスに向けて6ポンド突撃砲からの砲撃を浴びせた。砲弾は改良された徹甲弾だ。


 砲弾はクラウスの操縦するブリュンヒルデ型魔装騎士の腕部と操縦席に命中した。これがニーズヘッグ型魔装騎士だったならば、最低でも腕部は弾け飛び、クラウスの魔装騎士は片手を失っていただろう。


 しかし──。


『なあっ!? 効果なしだと!』

『まさか! この距離だぞ!』


 エーテル通信に王国植民地軍の混乱した平文の通信が混じるなか、クラウスの機体がゆっくりとエリス型魔装騎士の方を向く。


 クラウスの機体は無傷だった。いや、腕部に僅かなへこみが見えるが、それだけだ。その傷も生体装甲リビング・アーマーが急速に回復させつつある。


「流石は第4世代だ。装甲も桁違いになったな」


 王国植民地軍の混乱した通信を満足そうに聞きながら、クラウスは狙いを次の魔装騎士に定める。


 第4世代は第3世代で重視され始めた装甲を更に強化している。重量は第3世代よりも更に増したが、密度の高い改良された人工筋肉が第2世代とほぼ変わらぬ機動力を発揮することを可能にしていた。


 故に王国植民地軍のエリス型魔装騎士が装備する6ポンド突撃砲ごときでは、ブリュンヒルデ型魔装騎士には手も足もでない。彼らは敵の攻撃を完全に弾き飛ばし、自分たちの攻撃は確実に叩き込んでくるのだ。


「そして、2匹目」


 クラウスはそんな無敵のごとき魔装騎士を操りながら、次の目標を撃破した。エリス型魔装騎士は何もできないままに撃破され、残り2体の魔装騎士は勝ち目がないと判断したのか撤退を始めようと後退りをする。


「ヘルマ。そっちはどうだ?」

『順調ッスよ。もう4体撃破したッス。この機体って使いやすくて最高ッスね』


 撤退していくエリス型魔装騎士を見ながらクラウスが尋ねるのに、ヘルマが実に上機嫌に返事を返してきた。


 確かにブリュンヒルデ型魔装騎士は装甲は厚く、兵装は強力で、機動力は第2世代からそのままという実に強力な機体だ。使いやすいことこの上ないだろう。


 ひとつ問題があるとすれば、整備の問題だ。


 重量が増し、人工筋肉も強化されたが、機体にかかる負担は多大だ。第3世代と同じように無茶な機動を繰り返せば、人工筋肉は断裂し、機体は操縦不可能となるし、定期的なメンテナンスを行わなければ疲労が蓄積してやはり人工筋肉が断裂する。


 第4世代ではメンテナンスの簡易化が目指されたが、それは達成されず、やはり機体は整備兵を悩ませるつくりのままだ。


「なら、追撃だ。連中は後退を始めている。追いかけて、殲滅するぞ。各機、近接格闘戦用意。例の装備を使ってみろ」

『了解、ボス』


 クラウスは逃げようと後退を始めた王国植民地軍の魔装騎士に砲撃を加えながら命じ、部下たちが了解の声を返してくる。


 そして、クラウスたちは戦場からの離脱を試みているエリス型魔装騎士に向かって突撃を始めた。背後ではローゼの装甲猟兵中隊が依然としてクラウスたちを援護するための砲撃を行っており、砲弾の直撃を受けた機体が吹き飛び、そのことで王国植民地軍の魔装騎士部隊の足が鈍る。


『スモークだ! スモークを展開しろ!』

『畜生! もうどうにもならんぞ!』


 再びエーテル通信に混乱した平文の通信が混じり、エリス型魔装騎士が僅かに遅れてスモークを展開した。真っ白な煙が辺り一面に広がり、クラウスたちの肉眼の視野が完全に遮られる。


「さあて、これは使えるか」


 クラウスはエリス型魔装騎士が撤退のためにスモークを展開した中を突き進む。


「全機。暗視装置のスイッチを入れろ。スモークを展開しても、赤外線センサーなら相手を捕らえられる。俺たちの視界はもはやスモーク程度では潰せん」

『ええ。見えている。支援を続けるから、あなたはあなたの戦いを』


 クラウスとローゼの告げるようにブリュンヒルデ型魔装騎士を第4世代たらしめている暗視装置──赤外線センサーならば、スモークを展開されようと、魔装騎士の放っている熱源を、歩兵の放っている熱源を感知できる。


『うひゃあ。丸見えッスね。これは使えるッスよ!』


 ヘルマは驚きに妙な声を上げ、スモークの向こうにいる王国植民地軍の魔装騎士部隊に砲撃を加える。ローゼと彼女の装甲猟兵中隊も、赤外線センサーに切り替えたようで、スモーク越しに砲弾を叩き込んでいる。


『クソッタレ! どういうことだ! スモークを展開したんだぞ! 神の呪いか!』

『全機、退却しろ! 攻撃発起地点まで退却だ!』


 王国植民地軍は完全な混乱状態だ。どうやってクラウスたちがスモーク越しに砲撃できているかまるで分らず、敵の砲撃が自分たちに降り注ぐのに、滅茶苦茶に砲撃しながら後退を続けていた。


 だが、鈍い。彼らが退却する前にヴェアヴォルフ戦闘団が食らい付いた。


 スモークの向こうからブリュンヒルデ型魔装騎士の姿がら現れ、肉眼でエリス型魔装騎士が視認できるようになった。


「アリアネ。お前の装備が使えるか試してみるぞ」


 クラウスはひとりそう告げると、対装甲刀剣の収められている鞘に手を伸ばし、柄を握った。


『共和国のクソ野郎! くたばりやがれ!』


 王国植民地軍のエリス型魔装騎士も対装甲刀剣に手を伸ばし、勢いよく対装甲刀剣を引く抜くと、一気にクラウスに斬りかかった。


「甘い」


 クラウスはその対装甲刀剣を自身の対装甲刀剣で受け止めた。


『なっ……!?』


 すると、どうだろうか。エリス型魔装騎士が振り回した対装甲刀剣の刃が、クラウスの刃に触れると溶けるように切断され、キンッと甲高い金属音を立てて折た刃が地面に転がった。


「流石だ。流石は世界最大級の軍需企業なだけはある。いい装備を作るじゃないか」


 クラウスはそう呟き、エリス型魔装騎士の対装甲刀剣を弾いた勢いをそのままにして、敵の魔装騎士に斬りかかる。


 ここで普通ならば魔装騎士の脆弱な部位を狙わない限り、対装甲刀剣は相手にダメージを負わせられず、不快な金属音が響いて終わるはずだった。


 だが、クラウスの振るった刃はエリス型魔装騎士の装甲を熱したナイフでバターを斬るがごとく、滑らかに切断し、操縦席を真っ二つにした。操縦席ごと操縦士をやられたエリス型魔装騎士は制御を失い、力なく地面に膝を突く。


「よく斬れる熱式刀剣ヒートソードだ。これは使えるぞ、アリアネ」


 熱式刀剣。


 対装甲刀剣の刃を金属を溶解、切断可能なほどに加熱し、その熱を武器に魔装騎士を切断する兵器である。クラウスが以前からアリアネに頼んでいた武器はこれのことであった。


『それはよかったデス。こちらとしてもそれの開発には恐ろしく手間がかかっているデスから。限られた出力で熱を発する魔術の仕組み、その熱の耐えられる刃、エトセトラ。これで使えなかったら泣くデスよ』


 アリアネの方も熱式刀剣を使って、エリス型魔装騎士を撃破していた。彼女の方はテストで使っていたのか、取り回しが慣れている。


『これもすげーッスね、兄貴。ローゼ姉も使ったら絶対気に入るッスよ』


 ヘルマも対装甲刀剣とは切れ味の格段に違う熱式刀剣に感嘆の声を上げ、熱式刀剣で次々に敵の魔装騎士を撃破している。流石は近接格闘戦では負けなしのヘルマなだけあって、熱式刀剣を使った戦闘もお手の物だ。


『仲間外れ』


 と、ここで近接格闘戦には加われないローゼが首を竦めた。


「お前はお前の役割をこなせ。その足は砲撃を行うための足だ。それで逃げようとする連中を徹底的に叩いて、叩いて、叩き潰してやれ」

『了解。そうする。私はあまり近接格闘戦に向いてないから』


 クラウスが告げるのに、後方で砲声が木霊する。再びローゼが敵のエリス型魔装騎士を撃破した音だ。


「で、お客は逃げるかと思ったんだが──」


 クラウスは逃げようとする王国植民地軍の魔装騎士部隊を追って、地点ベルタを進んだ。だが、敵は逃げてばかりではなかった。


「随分とお仲間を連れて戻ってきたじゃないか」


 クラウスの前方にはズラリと一面にエリス型魔装騎士が展開している。どの魔装騎士も6ポンド突撃砲を構え、その砲口をクラウスたちに対して向けている。


『兄貴。偉く数が多いッスよ。どうするッスか?』

「エリス型のような型遅れが何百台来ようと、脅威にはならん。命令はひとつだ」


 ヘルマが目を真ん丸にして尋ねるのに、クラウスが対装甲刀剣を構えたまま、その口径88ミリ突撃砲の砲口を、地点ベルタ一帯に展開し、前進してくるエリス型魔装騎士に対して向ける。


「叩き潰せ」


 クラウスはそう命じ、引き金を引いた。


 地点ベルタでの戦闘。


 新聞でチャナッカレの戦いとして報じられる作戦の勝者は──。


 疑う余地もなく共和国植民地軍だった。


 クラウスたちは連隊規模で波状攻撃を仕掛けてくる王国植民地軍のエリス型魔装騎士を全機撃破し、地点ベルタは大破したエリス型魔装騎士の残骸で覆われ、周囲一帯に硝煙と金属の臭いが漂った。


 そして、魔装騎士を失った王国植民地軍の前進は停止。


 こうして貴重な3時間が稼がれ、地点ベルタに結集した共和国植民地軍は上陸してきた王国植民地軍への反撃に転じた。


……………………

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新連載連載中です! 「人を殺さない帝国最強の暗殺者 ~転生暗殺者は誰も死なせず世直ししたい!~」 応援よろしくおねがいします!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ