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Story of then.〜その後の物語〜

勇者達が城に帰還し、魔物と人々の交流が始まり、七十年の、年月が経った。


勇者達はそれぞれに他界し、彼等は死後もなお讃えられている。


街は賑わいをみせ、魔物も魔物とは呼ばれなくなっていた。


全てが平和で収まった。


これが、誰もが臨んだ世界であると。


誰かが言った。


そんな(かたわら)で、一つの心を持つものがいた。


〜アマギ城〜

彼女は佇んでいた。


あの後、世界の中でもっとも強い魔力の所持者となった彼女は、自分の生死を自分で操れる魔法を使った。


『成すべき事をして死ぬ。』


これが、彼女の想いだった。


彼女のするべき事というのは、滅ぼされた悪の再建だった。


彼女は退屈で仕方が無かった。


この平凡でみんながみんな笑っている世界に。


嫌気がさしていた。


だから、ぶち壊す。


幸福、笑顔、そして全ての前向きなもの。


それを全て。


憎悪に変える。


そのために彼女は今、『成すべき事』をしている。



この後世界がどうなったかは、世界を止めようとしている今、考える事ではない。


ただ、誰もがこの後の世界が永遠に笑顔で満ち溢れることを祈っているのだろう。



ここまで読んでくださってありがとうございました。

初の作品ということで完全に不慣れでしたが、終わりに向かって頑張れて良かったです。

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