表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

第三話 出発と準備

ヴォォォ!!

巨大な鳴き声と共に火山から何かが飛び出した。

「火の神が・・・動き出した」

ヴォォォ!!・・・・・・・



体格の良い男が歩きながらこう言った。

「で、お前の適正武器はなんだ?」

戸惑いながら高校生ぐらいであろう少年が返した。

「適正ってなんだよ?」

「そぅか、まだ説明してなかったな。この世界にある武器は全8種類。

 片手剣・大剣・太刀・両端剣・ナイフ・ヤリ・オノ・カマの8種類で個人にあった武器があるんだ。

 適正って言っても個人が使いやすいと思った武器って事なんだけどな」

そう言ってサカキは腰の(さや)から剣を抜いた。

「俺はとりあえずこの片手剣シルバーソードを使っている」

「じゃあ俺もとりあえず片手剣にしとくよ。売ってるのか?」

尋ねるとサカキは近くの家を指差した。

「あそこが武器屋だいたいの町にはあるらしいな、そこで買えるぞ」

思い出したようにサカキがこう言った。

「あぁ、金はすでに1000G持ってるハズだ。最初に支給されてるんだ」

確かにステータスには1000Gという表示もあった。G=金らしい。

俺たちは武器屋にはいった。

「いらっしゃい~」

ヤセ細った老人が店主のようだ。おそらくこの世界の住人だろう。

「この町の片手剣は一本、シルバーソードだけだ」

「じゃあそれもらえるかなおじいさん」

そう言うと老人は後ろから片手剣を取り出した。

「シルバーソード、1000Gじゃ毎度あり~」

俺はGをすべて渡して片手剣を受け取った。いい重みでしっくりした感じがする。

俺はそれを腰につけて武器屋の外にでた。

「どうだ?まるでゲームの世界だろ?」

サカキが楽しそうに訪ねた。

「あぁ、そうだな勇者になった気分だよ」

周りにもにたような人たちがいる。選ばれし者だろぅ。

「誰かが神を倒せばいいんだが、誰かになるのも俺たちなんだ」

俺はそうつぶやくとサカキともう一度握手をした。

「行くか!」

「あぁ・・・行こう世界を救いに!!」



開始から1ヶ月

残り人数9500人―――


次回、第四話 虹と闇とはじまり

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ