下剋上
主人公の名前を諸事情により変更しました。混乱させてしまい大変申し訳ございません。
「雲仙 伊織」
「う〜い」
「天音 國吉」
「へい」
「和多画 紫苑」
「うん」
「ちゃんと返事できる奴は居ないのか、まあいい」
機関銃ぶっ放す奴にまともさを求められるとは思わなかったぞ。
俺たちは機関銃をぶっ放された後、何も無かったかの様に出席確認をされている、この慣れた手付きからしてこの教師、特層クラスを担当したのは初めてでは無いのだろう。
「ほら、これ配れ」
やはり慣れた手つきで紙を渡してくる。
「この紙にはこれからの行事などが書いてある、まあお前らにはこれに足して定番化されている行事もあるがな」
「定番化?」
なんのことだ? 言い方からして俺たちだけに行われる暗黙の了解事っぽいが。
「特層はな、分類上5層より上にされているんだ、それに納得いかない5層の奴らが下剋上をしにやってくるのが3年に一度の定番なんだよ。さっき5層を見てきたが特層に挑むって話がもう出ててな、俺がここの担任だからな、下剋上をするって話を伝えろって生徒に言われたぞ」
なるほど。確かにロケランぶっ放して5層より上ですってのは、納得行かないわな、
「にしても早すぎねぇ〜か、今入学式が終わったばっかだぞ」
「確か、この学園みたいな女子中があってそこの生徒の大部分がこの学園きてるかららしいぞ、関係値的には実質四年生だな」
「どうりで」
納得だ、さっき知り合ったばっかではなく中学で切磋琢磨しあった実力主義の経験者でしたか。関係値的には、ただの4年生よりも構築されてるだろうな、
「そんなに分類上のランクが大事かね」
「実力主義経験者だし、まあ仕方ないか」
「ランクに目を覆われているとしか思えないよね、全く」
全員が口々に5層の文句を言う、自分を証明する方法がランクの高さとはあまりにもというやつだ。
「うんじゃあ戦わずに不戦敗でもいいのか?そうなら伝えとくが」
その問いに、俺たちは
「いやまあ、どうせならね」
「うん、ここは実力主義の学園だしな」
「まあ、別に俺たちは負けたいって訳じゃ無いしな」
「・・・・返答はどうする?」
考える素振りをしているが、答えは決まってる。俺たちはあれやこれや言いながらも結局は戦いが好きなのだ。
「「「掛かって来いって伝えとけ!!」」」
色んな話が続け様に出て、なんやかんやで5層との勝負が決まったことだが、
「ちなみに5層との試合はいつ?」
「一週間後ぐらいと聞いている」
一週間後か楽しみだな、久々に能力の訓練でもしようかな、最初の剣の時も本来なら能力無しで防げたし、体術も上げとこう。
「鍛えようかな、久々に」
「そういえばお前たちの能力を聞くのを忘れてたな」
「能力?」
「ああ、お前ら入学試験の時は神器なしで勝ったからな能力が不明なんだ。生徒名簿に能力を記述しなきゃいけないからな、一人ずつ能力と神器言ってけ。」
この世界では能力を発動するためには神器が必要だ。正確には能力の発動自体はできるが、1桁%ぐらいしか出せない。能力自体は全人類が持っているものだが神器には人それぞれの適性がある。適性には諸説があるが今のところランダムというのが見解だ。神器の見極め方は触ればわかる。触った時にビビッときたものが自分の神器だ。
雲仙 伊織
「物質変化 弓」
天音 國吉
「電気 斧」
和多画 紫苑
「身体増殖 義眼」
「・・・・義眼?その眼、義眼だったのか!」
「えっ!嘘、聞いたことなかった」
「目を覗くな気持ち悪い、僕はノーマル眼球だよ、体内に義眼を埋めてんの」
「「えっ・・・・きも」」
「しょうがないだろ!! 僕は君たちと違って体術で戦わなきゃいけないんだから体内に埋めるぐらいしかでき無いんだよ」
まあ、確かに武器でもない神器を持ったまま戦うのはリスクが高い、紫苑の様なゴリゴリの近接戦闘のやつは特に、にしても体内に義眼を入れるって思いついてもやんないだろ、それに何があったら義眼になんて触る機会があるんだ?
「理由はどうあれキモいな」
「同感」
「君たち武器組には僕の苦労はわかんなだろうさ」
変に不貞腐れてるな、こいつ
「まあ、何はともあれ、お前たちが入学最初に下克上されたクラスだな、言っとくが5層の奴らは強いぞ」
「だろうな」
「ちなみに試合形式は何か伝えられてるの?」
「いや伝えられてはないが、定番通りなら、特層の序列と5層の序列が同じ奴同士で戦うな、勝ち抜き戦で序列の低い順に先鋒、中堅って流れだ。(まあ特層は3人しかいないから中堅はいないがな)」
序列?クラスで序列を付ける以外にも、クラス内でもランキングをつけるのか、俺たちにもそれぞれ序列がついているんだろうな。
「誰が大将枠なんだ?」
「それを明日決めるんだ。お前たちは何もわからんから特層に入れられたんだぞ、中学の時で序列が大体わかる5層と違って、お前らはまだちゃんとした序列もないんだ。だから明日、お前らは能力テストと神器の検査を受けてもらう」
確かに、俺たちは神器も使用せずにこのクラスに入ったんだし序列がわからなくてもしょうがない、
だが5層の奴らは序列がついてるってことは、下剋上を行うメンバーは決まってるのか。兎にも角にも特層は奇抜さで序列を決めるぞ〜なんて馬鹿なことを言うやつがいなくて助かった。この中だったら一番強いのは俺だから
「「「まあ、大将戦は俺(僕)で決まりだな」」」
「「「あん?!」」」
キャラの身なりですが
雲仙は普通の黒髪短髪です。
紫苑は黒で短めの髪ですが髪の先端が青くなっています。昔に染めたとかなんとか
國吉は短いポニテを作れるくらい長いです。昔伸ばしてた名残りだとか
神器は壊れた場合、神器の魂の様なものが認めた武器に乗り移ります。その際はパスが繋がったままですので、本当に最初さえ見つけれれば、後はある程度、楽です。




