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入学式ってクソ長い

 この世界には、術式と神器というものが存在する。


 これは、とある青年が学園で成長していく物語である。







 今日は火曜日、燃えるゴミの日だ、あと入学式、新品の制服に袖を通す、暑苦しいネクタイを締め登校する。俺は神器と術式を持っている者——別名 神器持ち だけが入学できる(強制的に)学園に入学することになった。












「ここが学園か?でけぇな、おい」


 校門前まで着いたが有りえない程でかい、普通の校舎が3つ4つ入りそうな大きさだ。それに加え強度がおかしい、校門の外壁をこずくがよくわからん材質で出来ていて固い、対神器持ち用に作られているからだろうな。


「思ったより凄そうだ」


 そんなことを思いながら、人が明らか集まっている場所にへ行き入学式をする。まあ学園に関する説明の様な話を聞く。


「やっと終わった、う〜」


 背筋を伸ばす。まさか説明に2時間もかかるとは思わなかった。こんな異質な学園なのにここら辺は変わらないのか。特に教頭の話あれは明らかにスピってるぞ、神器を人体にどうとか本来の人間はとか禁忌(タブー)な話だったな、あんな奴が教頭とかこの学園も終わりかもな。


「えっと、紙に教室のことが書いてあったかな」


 入学式に配られた時の紙に俺の教室が書いている。教室は実力によって変化するらしく、その辺は実力主義っぽい、ランクが 1層 2層 3層 4層 5層 特層に分られている。数が上がるにつれ強さが上らしい、5の次は6と思われそうだが別に5より強いのが特層というわけではない、一応位は5より上にされてはいるが特層は実力がよくわからんが強いなこいつって奴らが入るクラスという意味だ。入試試験で戦闘試験があったがその時に実力がわからなかった奴がこのクラスに入る。3年に1人入るぐらいのある意味レアなやつだ。


「すごいな、今年は2人も特層にいる、いや、俺も入れて3人か」


入学試験の時にロケランぶっ放して突破は流石にダメだったか。それに今年入った2人ってのも妙に心当たりがある。まあ何はともあれ教室に向かうか。


















「ここか」


 着いた教室はTHE教室って感じだ、古くも新しくもなく特に感想の見つからない教室。あえて何かを言うならば学園全体が広い所為で教室までの道のりが遠いって事ぐらいだ。とりあえず教室に入ろう、中は何か違うかもしれんしな。


「おはようございま・・・・うおっ!」


 扉を開けた瞬間、有りえないスピードで投擲された剣がこちらに向かってきた。咄嗟に能力を発動、脊髄反射にも近い動きで剣をキャッチする。こんな人殺しにも近い蛮行を行うやつは俺の知ってる限り2人だけだ。


「はぁ〜ーやっぱりお前らだったか」


 俺が視点を剣から並べられている机に目を移すと、2人の男女が笑っていた。いや、正確には女の方が笑い男の方は泣き崩れていた。俺が剣を受け止められるかで賭けの勝負でもしていたのだろう。机に札が並んでるし。


「いや〜天音君、君のおかげでガッポガッポさ、うまい棒ぐらいなら奢るよ?」


 取って付けた様な『君』付けをする女は 和多画(わたが)紫苑


「おい國吉(くによし)何受け止めてんだよ!!俺の占いだと避けるはずだったのに〜」


 人の安否よりも賭けに負けたことで泣いている男は 雲仙 伊織


「たく、どうせお前らだと思ってたよ、クズども」


 こいつらは中学の時の悪友だ。2人とも神器持ちだったからな、こいつらが特層だと思ってたんだ。


「やっぱりね最後は君だと思ったよ」


「お前がいないのに俺たちがいる訳無いもんな」


「「あっはっはっはっは」」


 こいつら人の安否を気にするどころか俺がこのクラスに落ちることが当たり前かの様に話している。明日俺も同じことしてやろう。


「で? お前ら何してこのクラスに来たんだ、生半可なことじゃ来ないだろ、こんな存在自体がレアそうな所」


 俺が近くにあった適当な椅子に腰掛け2人に質問する。


「私はねぇ・・・・」


 紫苑が何か言おうとした瞬間、俺が先ほど開けたドアが再び開かれる。出てきた人物は大きめのアタッシュケースを持った人物だった。身なりからするに教師だろうか、俺は体の向きを教師のいる教卓の方向へと向ける。刹那、教師がケースの中から機関銃を取り出し俺たちにぶっ放す。俺は即座に机を蹴り上げ横向きにし、足で抑え盾の様にして銃弾を防ぐ、先ほど剣を投げられ、慣れたのもあり余裕があった。鉄の嵐が過ぎ去り机から顔を出して周りを見ると、雲仙の方は能力で形成したであろう盾の様な者で防いでおり、紫苑に関しては銃弾を避ける素振りなく弾いていた。


「俺たち殺すならもっと大きめの銃弾の方がいいぞ」


「銃弾に貫通効果でも付けてた方が良かったと思うよ」


「身直な物で防げる様にしちゃダメだろ」


 俺たちが一斉に教師にダメ出しを開始する。まあ明らか殺気を放っていたが、あの程度で殺されるなら俺たちはいつものじゃれあいで数え切れない程死んでる。


「流石に防ぐか、合格だ・・・・たまに特層クラスにいて弱い奴がいるからな、そう言う奴らを間引くための試験だ。何はともあれ・・・・全員合格だ、名前確認するぞ」


だとしても急に機関銃ぶっ放すか?厄介なやつをまとめたクラスだからって教師まで曰く付きのやつを送ってくるとは、






そんなことがありながら出席確認が始まるのだった。

この学園は実力主義なので下剋上システムと言うのがあります。(特層は一番上のため使えないけど)

神器を扱う学園のため、国と提携を結んでおり、この学園の中では銃刀法は作用されません。そのため國吉はロケランを持ち込んでおりました。

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