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12話 海鮮の戦い・これはシラスじゃない…うなぎの稚魚だ!

11話 ふふ、今日はクリスマスですからね

2話分投稿。特別ですよグヒヒ

ザヴァーーーーーーー!!

激しい波しぶきをあげてそいつはついに姿を現した!


「おお、リバイアさん…」

ワッサンは

恐怖と愛おしさと切なさと悲しさをごちゃまぜにしたような表情で

リバイアさんに両手を広げている

完全に壊れたなワッサン


リバイアさんは

カマスのような口にタツノオトシゴのような目、

そしてウナギのような全身にやっぱりタツノオトシゴのようなごつごつした凹凸を

体のところどころに浮かべた、ようわからん巨大な生物だった。


俺のSUN値がやんわり削られたところで

後ろの二人が武器を構えるのが見えた。


「任務の邪魔をするのならば、たとえ魔物でも容赦はせん」

「兄さん、勇者は私が」

「ああ、任せた」


どうやら兄がイバイアさんを

妹が俺を殺す作戦のようだ。

くそっ


「なぜ俺を殺す!」

俺は女に話しかける。

手にはそこらに落ちていたホタルクラーケンの一番長い触手を持っている

武器がない今、背に腹は代えられない。

いや、無理だぬめぬめして持ってられない

俺は思わず女に触手を投げつけた


「それはお前が勇者…わっぷ!」


触手は女に命中し、若干粘液まみれになる。

イカの粘液にまみれた女に興奮する性癖紳士なら

大興奮確定であろう。


「さすが勇者ね、卑怯なまねをする!」


「うるせー!俺を卑怯って言うな、日ごろから一生懸命自分はいい奴って

思っているのに自分をだませなくなるだろう!」


「貴様こそ黙って死ね」

そういってものすごい速さで踏み出し滑って転んだ。


ゴン!というなんとも鈍い音とともに

雨に濡れた甲板にゆっくりと赤い血が広がってゆく…


「…死んだ?」

「なんだか自滅したわね」

「よし、今のうちに武器をかっぱらっていっぱい体触っとこう」

「勇者なんだから卑怯な真似はやめなさいよ…」


そういわれたが俺は鎌のような武器を奪い、

ちょっとだけおっぱいと唇を触っておいた。

ふーんプルプルじゃん


一方兄のほうは


「はなせ貴様!」

「リバイアを!リバイアを傷つけないでください!」


ワッサンにしがみつかまれ戦闘の邪魔をされていた。

もちろんそれをのんびり眺めている海の悪魔ではない


「グヲオオオオオオオオン」


大きな叫び声とともにリバイアさんは

ワッサンと男に大きなを開ける


「やめろ、やめろーーーー」

「今行くよ、リバイア…」


ドガアアアン


巨大な頭が甲板を突き破り、大きな衝撃とともに

二人はそのままリバイアさんに飲み込まれる


「オオオオオオオオン…」


リバイアさんは嵐の空に吠える

そしてリバイアさんはその巨体を水面に垂直に伸ばした


その瞬間、雨雲が裂け太陽の光がリバイアさんに差し込む!

海にそそりたち、光を浴びたリバイアさんは、まるで雨上がりのスカイツリーだ

なんてスタイリッシュ、珍海誠の絵かよ…


「きれいだ…」

「ええ…」


俺たちはすべてを忘れその光景に捕らわれていた


ザザーーーー…


そしてリバイアさんはゆっくりと、ゆっくりと天に昇ってゆく…


「あれは地上の穢れをはるか天まで運んで行き、

浄化する超精霊的存在…神獣オ・ベオア・キーよ」


「神獣…」


「この星の浄化作用の一つね…かの存在は運命的で形而上的で、とってもマジカルな存在なの」

「よくわからん」

「そう、よくわからないものなのよ」

「そうか…」


世の中にはよくわからないものや不思議なものがいっぱいある

でもそれをどう捉えるかは自分次第…

真実はいつも自分の中にしかないんだ。


暗にそういわれているような気がして

空の彼方へ小さくなってゆく神獣をいつまでも見送った…

やがて空の雨雲がすっかり晴れ、

夕日にウミネコの声が響く…


「おっ、陸が近いか?」

「無事ついたみたいね」


やがて目視で大陸が見えてきた。


「とりあえずこの女縛っておこう

なんかいろいろ聞きたいことがあるからな」


「エッチなことはだめよ!」


ちぇっ気取ってやんの!

俺は仕返しにルナのスカートをのぞき込もうとしたが

サッとガードされたのだった。


みんな、いいねよろしくね!

ごめん、ダメ元過ぎて切なくなってきた。

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