プロローグ
初めての投稿です!
少女のように胸躍らせて書きました!
やきとんと発泡酒大好き!
皆さんよろしくお願いします。
2月22日俺は転生した
漫画家だった俺はコミカライズ企画に参加したが
自分の好きなキャラクターの設定しか渡してこないやばい原作者を
どっちを向いてもフィールソーバッド、だが死には至らない気分にさせてやろうと
探偵を雇えないので自分でそいつの家をさがし、襲い、呪い、くっころしようとした。
しかしその原作者は元殺し屋で
俺はあっさり殺されてしまった。
それが2月22日午後3時ごろ
ラーメン専門店が閉店する時間である。
気が付くと俺は真っ白い部屋にいて
真っ白いブリーフをはかされていた。
屈辱‥‥
神はさっそく俺に屈辱を与えてきたのだ。
許せない。女神だったら襲い、呪い、告白する。
しか気俺の眼前に出てきたのは
真っ白いひげで介護用おむつをはいた老人であった。
「がっかりだよ」
それは俺のセリフである
爺はなんか甲高い声でそう言ってきたので
俺は無視してパンツを脱いだ
「おやおや」
爺もおむつを脱いだ
爺の股間には小さなドラゴンが張り付いていた。
「ピギーーー!」
ドラゴンのけたたましくもおきゃんな鳴き声は
俺の魂に直接干渉し
世界の理を知らしめた‥‥
魔法・科学・そして猫の完璧な撫で方
膨大なその事柄についての知識が
俺のふくらはぎあたりになだれ込んできて
おれは
ああ・・・筋肉で考えるってこういうことだったのか
とよく理解した。
「筋肉で考えるってこういうこと?」
おれはあえて裏声を出し、目の前の爺、いや
今ならわかる。
股間のドラゴンですら本体ではない…
もっと高位次元の存在に、ジャブを入れる気持ちで聞いてみた
「そうじゃよ」
爺が答えた
まだ行高位元的な存在からは直接お声をいただけないようだ
「で、俺はその世界へ行ってなにをすればいいんだ?」
今度は杉田智〇みたいにたどたどしい声で聞いてみた。
そう、俺にはドラゴンの鳴き声を聞いたとき
次の世界の知識も同時に流れ込んできたのだ。
そうめんのようにするすると‥‥
「お主には次のでかい世界、ビッグシビック大陸にて三人の少女を救ってほしい
プリンのようにつるつるとな」
こいつ…俺の心が読めるみたいだ
いや、読んでいるのはこの爺ではない
ましてや股間のドラゴンでも‥‥
おれは目の前のまやかしに騙されず
その向こうにおわす行為次元的なあれに話しかけるように
気を引き締め再び聞いた
「少女?それはそばかす眼鏡で座るとき一瞬パンチラしてくれる…」
「否」
否か…ならば俺の幻想は捨てよう
ヒマジンブレイカー…
「だがきっと好きになるじゃろう」
「そうか、では早速チートスキルWをもらおうか」
そう、チートスキルW
それくらいは知っている
俺もオタクとして異世界転生ものくらいは読んでいるのだ
ラーメン屋でラーメン食いながらポチポチスマホいじってるサラリーマンとは違うんだもん!
「違うもん!」
おっとつい心の声が外の世界にほとばしってしまった。
俺としたことがてへぺろ案件だったな、クールに行こうぜ。クールクール…
だがそんなクールな俺の心を老人の口から出た言葉がかき乱す
「そんな、ものは、ない。」
なん・・・だと?
「ではどうやって少女たちを救うんだ!?」
「落ち着け…お前に与えられるのはポテンシャルスキル・シナモンブレイカーじゃ」
ポテンシャスルキル・シナモンブレイカー!?
文字数だけなら徳川家康並みのご威光だ。
左甚五郎も裸足で逃げ出すエグゼティブ。
なんだかワクワクしてきたぞ…
「ふぉっふぉっふぉ、どうやらその顔なら説明はいらんようじゃな」
いやいる
なぜ決めつける。
こいつ、俺を試しているのか?
「ではゆけ、改造勇者13人目よ」
「まっ、今なんて…」
そこで俺の意識は遠のいていった…
「人を刺す前にこれを読め!2024」入選作品です。
なお開催は私で、投稿者も私一人です。