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白き巫女と蒼き巫女【改稿中】  作者: 高階 桂
第二章 海岸諸国編
74/145

74 捕虜

「修理に要する時間は?」

 苛立ちを拳を固めることで押さえ込みながら、シェラエズ王女は補給担当者に問うた。

「予備部隊から兵をお貸しくだされば、十ヒネ以内には」

 慌てた様子で、補給担当者が答える。

「許可する。急ぎ修理せよ」



「よくやった、生馬!」

 拓海はすぐさま伝令を呼んだ。夏希に対し、攻勢に転ずるように指示を出す。東岸の部隊にも、前進攻勢を命じた。敵が態勢を立て直す前に、少しでも圧力を加えておかねばならない。こちらはすでに切り札も予備部隊もすべて投入している。打てる手は使い果たしたのだ。頭の悪い方法だが、ここは数を頼みに力押しするしかない。時間の経過はタナシス側に味方するだろう。



 仮設橋破壊という目的を達成したセレンガだったが、無傷ではすまなかった。

 船内では、衝撃に備えていたにも関わらず、数名が打撲や裂傷を負った。船体も歪み、いくつもの箇所から水漏れが生じた。

 だが、一番の損害は後部の舵を失ったことであった。生馬は、舵を引き上げ式に設計していなかったことを悔やんだが、後の祭りであった。仮設橋との激突で進路を捻じ曲げられたセレンガは、羽根車の固定という急制動にも関わらず前進を続け、仮設橋の下流二百メートルほどの西岸浅瀬に乗り上げ、動きを止めた。

 すぐに、セレンガは数百名のタナシス兵に囲まれた。生馬は開口部を閉じ、船内にこもることを選択した。わずか百五十名では、打って出ても敵に数で圧倒されてしまうだけだ。



「どじったな、生馬」

 望遠鏡の視野には、河岸で動けなくなったセレンガの姿があった。

 拓海は素早く鏡筒を動かして、状況を確認した。セレンガを包囲したタナシス兵は、ざっと三百人ほどか。槍を始めとする得物で、船体を攻撃に掛かっている。

「……余裕は二十分、というところか」

 望遠鏡を下ろして、拓海はつぶやいた。セレンガの外板は十分な厚みがあるので、槍や長剣で破るには、何時間も掛かるだろう。しかし、戦斧や鋸のような工具を使われたら、そうそうは持たない。

 さらなる攻勢に出るしか手はなかった。消極策を取れば、まず確実に生馬以下セレンガの乗員は全滅させられるだろう。もちろん見捨てるわけにはいかない。大きな損害が出ることを覚悟の上で攻め、敵にも損耗を強いる。タナシス軍が遠征軍であり、簡単に兵力増援が望めないという状況を考えれば、敵は消耗戦を嫌がって後退する可能性が高い。

「人命を救うために人命を無駄遣いせにゃならんのか」

 新たな命令を与えた伝令を送り出した拓海は、そっとつぶやいた。

 この世でもっとも尊いもののひとつとされる人命が、いとも安易に、そして大量に消費されるのが戦場である。

「戦争とは、究極の贅沢なのかも知れないな」



「突っ込めって言われても」

 夏希はぼやいた。

 ノノア川西岸では、激しい戦いが展開されていた。高原弓兵の支援を受けながら、市民軍と共同軍大隊の方陣が、タナシス正規軍の方陣と接触する。

 タナシス正規軍はきわめて優秀だった。矢を浴びせられても、槍兵の方陣に圧迫されても、一向に隊列を乱さない。方陣の戦闘力の根幹は、その整然たる隊形から繰り出される打撃力と、互いの弱点をカバーしあうために生ずる固い防御力にある。この秩序を突き崩さない限り、方陣に対し大きな損害を与えることは不可能だ。

 西側から攻撃するグリンゲ将軍率いる部隊も、タナシス正規軍方陣の前に前進を阻まれていた。牽制の役にはたっているものの、状況を打破するには至らない。

 膠着化した戦場で主動をつかむには、新たなる因子の導入が不可欠である。これが近代戦であれば、砲撃支援や空爆の要請、あるいはヘリボーンなどによる敵後背への兵力移動といった手が使える。しかしながら、二次元的な平面戦争において、新たなる因子の導入と言えるのは予備部隊の投入以外にない。そして、すでに共同軍側はすべての予備部隊を使い切っている。

 両軍は激しいわりに死傷者の少ない、サッカーで例えるならば中盤でのボールの奪い合いのような決め手に欠ける消耗戦を継続した。



「東岸が危険です」

 ランブーン将軍が、告げた。

 東岸に配されている兵力は、自治州軍と公国軍合計一万二千九百。予備部隊である正規団十個のうち過半数は東岸に待機していたから、それを合わせても一万五千程度。奴隷弓兵も若干いたはずだが、ぜいぜい千名ほどだろう。

 自治州軍と公国軍の士気は低い。歴史的に見れば、前者はかつてタナシス王国に征服された国家、後者は服属を選択して保護国化された国家である。今回の遠征も命じられて兵力を供出しただけで、一般の兵士はもとより将官クラスでさえ栄達よりも生きて故郷に帰ることを強く望んでいるのが現状である。

 激しく攻勢に出た東岸の共同軍に押され、自治州軍と公国軍が後退を始めていた。まだ戦線は維持されているが、一箇所でも突破されれば危機的状況に陥りかねない。平原の入口を押さえられたら、取り残された部隊は全滅必死だろう。

「だめか」

 シェラエズは眼を閉じた。無理をして踏み止まり、反撃を跳ね返したとしても、こちらの損害もかなりの規模に達するだろう。その状態では、平原制圧どころかジンベル占領さえ不可能になる。そしてもちろん、大幅に兵力を損なってしまえば平原の追撃を撃退することも困難になるし、場合によっては海岸諸国軍によって退路を断たれかねない。

「撤退する。西岸は抵抗を継続し、撤退の時間を稼ぐ。東岸は徐々に戦線を収縮させよ」

「殿下!」

 ランブーン将軍が、眼をむく。

「陛下からお預かりした兵をこれ以上失うわけにはいかない。我々の目的はあくまで魔力の源の確保だ。平原の軍事力に打撃を与えることが目的ではない。ジンベルの魔力の源奪取が無理となれば、これ以上の交戦は無意味だ。仮にマリ・ハを確保したとしても、その戦略的価値はない。戦争目的に合致しない戦略目標確保のために兵を損なうなど、戦術も戦略も知らぬ愚者のやることだ。ここは退くぞ」

 シェラエズ王女はそう言い切った。



「決断が早いな。さすがにやる」

 望遠鏡を覗きながら、拓海は唸った。

 東岸でも西岸でも、タナシス軍は巧みに戦線を縮小し、平原入口へと後退しつつあった。背後へ回り込んで退路を断とうとするこちら側の動きは、ことごとく退けられている。拓海が当初意図した、平原に引きずり込んで敵戦力に大打撃を与えるという戦術構想はもちろん、次善の策として選択した消耗戦も失敗に終わりそうだ。

「負けなかっただけで、よしとするか」

 拓海は望遠鏡の筒先をセレンガに向けた。残る懸念は、ここだけだ。

「なんとか持ちこたえろよ、生馬」

 いささか短慮、短気の気があるが、生馬は精神的にも肉体的にもタフである。簡単に死ぬような男ではないし、戦場経験も積んでいる。優秀な部下も付いている。だが……。



「くそっ、ここまでか」

 生馬は愛剣の柄に手を掛けた。

 すでに、セレンガの外板数箇所に拳大の穴が開けられていた。さらに外から斧が振るわれ、がんがんという神経に障る音とともに穴が徐々に大きくなってゆく。

 船内には凄まじい熱気がこもっていた。開口部をほとんど塞いだ広いとは言えぬ空間に、百五十名もがひしめいているのだ。

 と、いきなり音がやんだ。

「船にこもっている戦士たち。聞こえるか」

 代わりに聞こえてきたのは、張りのある女性の声だった。

「……なんでしょうか?」

 手槍を握り締めたソリスが、問いかけるように生馬を見る。

「わたしはタナシス派遣軍司令官、シェラエズ王女だ。諸君らの降伏を勧告する。速やかに武器を捨て、船外へ出てきたまえ」

 女性の声が、告げる。

「降伏を受け入れない場合は、遺憾ながら部下に殲滅を命ずる。船内に火を投げ込むことになろう。一ヒネだけ待つ」

「シェラエズ。本物か?」

 むろん、生馬はシェラエズ王女に会ったことはない。だが、容姿その他に関しては、夏希から詳しく聞いている。

 生馬は出入り口に歩み寄った。ソリスが、すかさず制する。

「いけません生馬様。罠かもしれません」

「いずれにしろこのままでは全員が助からん。みんな、俺が出たら閉め直せ。イムール、あとの指揮はお前に任せる。いいな」

 生馬は副指揮官格の青年に指揮権を委ねた。

「では、わたしもお供します」

 ソリスが、覚悟の表情で言う。

「だめだ。お前は残れ」

 生馬は出入り口の閂を外した。数秒だけ気配を探り、待ち伏せされていないことを確信してから、内開きの扉を開けて頭だけ突き出す。

 数百名のタナシス兵に、セレンガは取り囲まれていた。

「降伏する気になったか」

 タナシス兵の人垣が割れ、長身の女性が姿を見せた。両脇に、さらに背の高い女性剣士がぴたりと付き従っている。女性の容姿は、生馬が聞き及んでいるシェラエズ王女によく似ていた。いかにも気が強そうな顔立ちだ。

「平原共同軍突撃連隊長、サカイ・イクマだ。シェラエズ王女殿下とお見受けするが」

 弓などで狙われていないことを見て取った生馬は、大胆に出入り口から身を乗り出して問うた。汗まみれの身体に川面を渡る風が当たり、心地よい。

「その通り。速やかに降伏してもらいたい」

「どうやら、この戦は平原共同軍の勝ちと見えるが?」

 川沿いの街道を続々とタナシス兵が北へと向かっていることを見た生馬は、そう問いかけた。

「たしかに、わが軍は撤退中だが、負けたわけではない。それに、後衛がこの地点に達するまでには、まだ二十ヒネは掛かるだろう。二ヒネあれば、そなたらを殲滅することは可能だが?」

 シェラエズ王女が、にやりと笑う。

 ……本気だな、この女は。

 生馬はそう悟った。出入り口から完全に身体を出した生馬は、その長身を活かしてぐるりと周囲を眺め渡した。東岸でも、タナシス軍は撤退中だった。両岸とも整然たる撤退であり、共同軍側の追撃は不十分なものであると思われた。戦いの喧騒も、かなり南のほうから聞こえてくる。シェラエズの言うとおり、このまま船内に立てこもっていても生き延びることは無理だろう。

 俺と部下の命を、この女に預けるか。

 少なくとも、タナシス遠征軍はルルト王国やワイコウ王国では残虐行為も捕虜虐待もしていないはずだ。軍規は高い。降伏したあとで処刑されるようなこともないだろう。

「結構。部下に降伏を命じよう。ただし、人道的な扱いを希望する」

「タナシス王族として誓おう。わが国は文明国だ。捕虜は厚遇する」

 シェラエズが、厳かな表情で誓った。

「その言葉、信じよう」

 生馬は熱気でむっとする船内に引っ込むと、部下に降伏を命じた。



 セレンガ号は、無残に焼け爛れていた。

「間に合わなかった……」

 夏希は河原にへたり込んだ。あたりには、焦げ臭い匂いが立ち込めている。

「ご安心下さい夏希殿。船内に死体はありませんでしたぞ」

 一足先に駆けつけていたグリンゲ将軍が、言う。

「戦闘の跡も見られません。おそらく生馬様は降伏されたのでしょう」

 キュイランスも、言い添える。

「いまのところ、タナシス側による残虐行為の報告はありません。生馬殿は無事でしょう」

 グリンゲが、なだめるように言う。

「でも、負けた腹いせとかあるんじゃないの?」

「それは考えられますが、おそらくは生馬殿もご自分と部下が安全であると判断したからこそ、降伏されたのではないですかな」

「うーん。そうかも」

 なんとなく納得した夏希は、アンヌッカの手を借りて立ち上がった。

「やれやれ。厄介なことになったな」

 疲れた顔の拓海が、護衛を四人ほど引き連れて歩んできた。

「追撃は?」

「無理だ。どの部隊もある程度損害を出しているから、再編成しないとまともに戦えないよ。一応形だけ出したけどね。問題は、敵がどこまで退くかだな。それによって、今後の対応が決まってくる」

「ねえ、生馬大丈夫かな?」

「それはこっちが訊きたいね。生馬くらいの大物になれば、シェラエズ王女の許可がなけりゃ処刑はないだろう。あんたはシェラエズに会ったはずだ。敗戦を糊塗するために生馬を殺すようなことをやる人物なのか?」

 拓海が眼を細めて、夏希を見上げた。

「……どうかな。計算高くて冷静で、すこし冷酷なタイプに見えたけど。ブランド物のパンツスーツ着て、男性の部下を顎でこき使っている感じ」

「そうか。まあ、捕虜はこちらにも若干いるから、交換を持ちかければ意外と早く帰ってこれるかもしれん」

「生馬、短気を起こさなきゃいいけど」

 夏希は生馬がいるであろう北方を見やった。

「まあ、部下が一緒だから大丈夫だろう。あいつは昔から、保護欲の強い奴でな。普段は気が短めだが、弟分とかが身近にいるときは我慢強いんだ。とりあえず、駿のところへ行こう。戦勝報告だ」

「勝った、と言えるのかなぁ」

 タナシス軍にもかなりの損害を与えたはずだが、共同軍もそうとうの死傷者を出している。その上、生馬とその部下百五十名も捕虜にされてしまった。これで、勝利と言えるのだろうか。

「今回のタナシス派遣軍の目的はマリ・ハ攻略だったはずだ。敵が当面の戦略目的達成を断念し、戦闘継続を放棄し、戦場から離脱した以上、戦略的に見ればこちらの勝利だよ。そしてもちろん、駿にはもう少し脚色した勝報をハンジャーカイに持っていってもらう必要がある」

「なんか、詐欺っぽくてやだなあ」

「軍事が政治に隷属している以上、この手のテクニックは必要不可欠だ。対内向け情報戦の意味合いもある。自分の息子や兄貴が負け戦で死ぬのと、勝ち戦で死ぬのと、どちらが軍や国家に対する反感が増すと思う? どうせ死ぬのなら、すこしでもかっこよく役に立って死にたいだろ?」

「それはそうかもしれないけど」

「ともかく、平原共同体連絡会議総会に報告をあげないとな。ルルト市奪回の決議は出したが、その後の状況変化で各国の意向が変わっているかもしれない。そのあたりも踏まえると、ここで『がんばったんですけど敵主力の撤退を許しちゃいました、てへっ』みたいな報告はできないだろ。『勇戦したわが軍はマリ・ハ防衛に成功。目論見どおり侵攻部隊を撃退』くらいは言っておかないと」

「まだ、タナシス軍主力はまるまる残ってるもんねぇ」

 夏希は小さくため息をついた。まだまだ、前途は多難である。



「残存兵力三万七千三百か」

 ランブーン将軍の報告を聞いたシェラエズ王女は、寂しげに微笑んだ。

 平原侵攻を目指して進発した部隊は四万五千の兵力を有していた。二回の交戦で、約七千七百を失い、その侵攻意図を挫かれた。

 完全な、遠征失敗である。

 戦場を離脱したタナシス遠征軍は、宵闇が迫る前に北上を中止し、ノノア川河畔で野営に入っていた。幸いにして、平原側の追撃は執拗ではなく、簡単に追い払うことができた。

「この先、いかがなさいますか?」

「速やかに本国に帰還するしかあるまい」

 ふたつ目の魔力の源の確保が絶望的になった以上、南の陸塊に長く留まれば留まるだけ兵を損ねることになろう。一兵でも多く無事に本国に連れ帰れば、平原侵攻失敗を糊塗して、魔力の源一個確保という最低限の成功は収めた、と言いつくろうことは可能だろう。

「交渉でなんとか魔力の源を手に入れられないものでしょうか」

 ランブーンが、言った。

「望み薄だな。何百日も海岸地帯に居座って圧力を掛けられるのなら別だが、わが方にそのような余力はない。ルルト市まで、一気に退くぞ。ただし、敵の追撃が激しければ、どこかでこれを迎え撃つことはあり得る」

「敵が、驕って追ってきた場合ですな」

「そうだ。わたしの見たところ、敵の総指揮官はかなり慎重な人物のようだから、これも望み薄だがな」

「ワイコウを拠点に、平原軍の南下を押さえつつ海岸諸国の征服を図るという手はいかがでしょうか?」

 別の将軍が、進言した。

「それでどうなるというのか? この地はまだまだ未開の地なのだぞ。タナシス王国であれば、たとえストラウドのような辺境州であっても、失えば経済や物流に大きな影響が出るが、この地は違う。海岸地帯をすべて失っても、高原はもちろん平原も痛くも痒くもないだろう。圧力にはならぬ。高原はもちろん、平原ですら海岸地帯とろくな交易もせずにいままで存続していたのだ。自給自足の農村の民に村の外へ出るなと命じても、誰も困らぬようなものだな」

 シェラエズは苦笑した。

「ランブーン」

「はっ」

「ヤンバス将軍に伝令を送れ。十分に警戒せよ、と伝えるのだ」

 シェラエズは、ワイコウ付近に駐屯する指揮官の名を出した。その兵力は、正規団二個一千と、奴隷歩兵団二個一千の、わずかに二千。この兵力で、ワイコウ王国主要部とノノア川の海岸平野部北部流域とその上流を警備している。

「承知しました。では閣下は、ワイコウが中立を捨てるとお考えで?」

「もちろんだ。我々がワイコウよりも北に移動した時点で、共同軍側につくだろうな。今後の外交を考えれば、当然の策だ。これは、止めようがない。だが、ワイコウ人がわたしが考えている以上に馬鹿ならば、挟撃を狙って明日にでも敵にまわるだろう。もちろんそうなれば蹂躙してやるまでだが、兵は損ないたくない。ヤンバス将軍にうまく立ち回らせて、ワイコウ人を抑えさせろ」


 第七十四話をお届けします。

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