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白き巫女と蒼き巫女【改稿中】  作者: 高階 桂
第二章 海岸諸国編
53/145

53 通行税

「ちょっと夏希。駿見なかった?」

 慌てた様子で委員会本部に凛が駆け込んできたのは、夏希がエイラとともに優雅に午後のお茶を楽しんでいる時間帯だった。

「今日は見てないけど……ハンジャーカイにいるはずよね」

 とりあえず座るように手で促しながら、夏希は応えた。

「何があったのですか?」

 凛のためにお茶を煎れてやりながら、エイラが訊く。

「マリ・ハから急使が来たの。ワイコウが、ノノア川で通行税を取り立て始めたらしいわ」

 しかめっ面で、凛が告げる。

「あらまあ」

 ノノア川は、平原地帯と海岸地帯を結ぶ唯一の通行路、と言っていい。ワイコウまでは整備されていないが川沿いに街道があるし、海岸山脈を越える数本の山道の存在も知られてはいるが、それらは徒歩で利用することを前提としたルートである。貨物輸送を行うには、ルルト川を利用するしかない。

「通行税って、どのくらいの額なのですか?」

 お茶を入れたカップを凛に勧めながら、エイラが訊いた。

「詳細はわからないわ。でも、法外な額であることは確かね。抗議した商人が、ワイコウの役人に拘束された、という報告も入ってるから」

 憤然としたまま座った凛が、カップを手にする。

「じゃ、完全に外交問題化しちゃうじゃない」

「だから、駿を探してるのよ。拘束された商人は複数で、しかも三カ国くらいの所属だから、平原諸国連絡会議にもなんらかのアクションを起こしてもらわないと。海岸諸国へも連絡を取って、早急に手を打たなきゃ」

「しかし、通行税とは考えましたね。協定によって、そこを通る商人は平原諸国の者に限られている。税の分を商品に上乗せすれば、おそらくはワイコウ産の商品と価格面で競争できなくなる。ワイコウ自体も、税収で潤う」

 エイラが、そう分析してみせる。

「お話中申し訳ありませんがぁ~」

 部屋の隅で浮いていたコーカラットが、すうっと凛に近付いた。

「なに、コーちゃん」

「駿様なら、先ほどわたくしが散歩中にお見かけしましたぁ~。街の西の方の大通りを、女性の方と一緒に歩いておられましたぁ~」

「西の方? 宿舎とは反対方向ね」

 夏希は首を傾げた。一緒にいた女性というのも、ちょっと気になる。

「もしよろしければ、お探ししてまいりましょうかぁ~」

 コーカラットが提案する。

「そうね、頼むわ。エイラ、いい?」

 凛が、使い魔の主人に許可を求める。

「もちろん結構です、凛殿。コーちゃん、頼むわね」

「はいぃ~。行ってまいりますですぅ~」

 エイラに頼まれたコーカラットが、急いで部屋を出て行った。


 わずか五分ほどで、コーカラットは駿を伴って帰ってきた。その早さと駿の髪が乱れている様子からして、おそらく抱えて飛んで戻ってきたのだろう。

「ノノア川は複数の国家を貫流し、外海へと繋がっており、しかも船舶が航行可能な自然水路だ。国際法上は明白な国際河川と定義しうる。特定国家が、通行税を徴収することは認められないよ」

 凛から状況を説明された駿が、顔をしかめた。

「まあ、この世界でそんなことを言っても、ワイコウは聞く耳を持たないだろうけどね」

「とりあえず外交官を送って抗議する。他に打つ手はないかしら」

 凛が、駿に訊く。

「海岸諸国の応援を当てにすべきだね。聞いた話では、ルルトやオープァは海洋自由の原則を理解しているようだし」

「海洋自由の原則?」

「領海外……つまり公海は、いかなる国家も自由に経済活動を行える、という海洋国際法の基礎的な概念だ。ルルトもオープァも海洋国家らしいからね。この原則を無視して、沿岸国家の主権が外洋にまで及ぶと定義すれば、商船の通行さえ阻害されてしまい、通商が不可能になってしまう。異世界の方は、大陸棚開発能力の高まりや漁業資源の枯渇で排他的経済水域の設定がトレンドだが、それでも通行の自由は堅持されているし。……ちょっと話がずれたな。とにかく、海洋にしろ河川にしろ、沿岸国によって自由な往来が阻害されることのデメリットを、両国は理解しているはずだからね。味方に付けるべきだ。いずれにしても、この件に関してはもっと調査が必要だな。歴史的に、この世界で河川通行税の徴収が認められていたのか、とか調べないと」

「昔はあちらでもあったみたいだしね。ライン川とか、ドナウ川とか有名だし」

 歴史通の凛が、言う。

「日本でもあったね。たしか、河手かわてとか呼ばれていたはずだ」

「適正な金額なら、認めてもいいと思うけど、どう考えてもワイコウの目的は単なる通行税の取立てじゃないもんね」

 夏希も言った。駿が、同意のうなずきを見せる。

「ともかく、もっと情報が必要だね。特に、今回のワイコウの企ての真意を知る必要がある。平原商人によって商売を圧迫されたワイコウ商人が、妨害目的でワイコウ政府にやらせているのか、それともカキ国王が事実上のノノア川封鎖を目指してやっているのか、あるいは単なる平原諸国への嫌がらせ、あるいは挑発行為なのか。ひょっとすると、ノノア川中流域の実効支配を目指すための実績作りかも知れない」

「実効支配?」

「通行税の取立てを各国が承認すると言うことは、当該地域におけるワイコウの主権を国際的に認めることになる」

 駿が、説明する。

「いずれにしても、ワイコウのこの行為は平原諸国連絡会議が目指す『国際協調』と『自由な商業活動』の理念に反する。早めに芽を摘んでおくほうがいい。拘留された国の外交官がワイコウに抗議に行く時には、僕もついていこう。ワイコウ国内で、情報収集をしたい」

「さすがの駿でも、それは難しいと思うな」

 凛が、言った。

「ワイコウの警備は厳しいの。外交関係者は勝手に出歩くことすらできないわ。宿舎に缶詰よ」

「それはまずいな。この手の情報収集は、事情通の市民に時間を掛けてじっくりと話を聞く、というのが一番効果的なんだが」

 駿が、腕を組む。

「あ、わたしが役に立てるかも」

 夏希は、ワイコウの賢者キュイランスとの約束を、駿らに披露した。

「胡散臭い奴ね。しかも、拓海に似ているなんて余計に怪しいわ」

 凛が、鼻にしわを寄せる。

「信用できるのかい?」

 にやにやしながら、駿が訊く。

「たぶん。ワイコウ側の回し者や悪人には見えなかったわ。そうでしょ、コーちゃん」

 夏希は、キュイランスに会ったことのあるコーカラットを振り仰いだ。

「少なくとも、嘘をつく方には見えませんでしたぁ~」

 コーカラットが、夏希の見解に同意する。

「いいだろう。君も一緒に来てくれ」

 納得した駿が、夏希を見据える。

「あ、でもそうすると、連絡役にコーちゃんが必要になるわ。エイラ、しばらくコーちゃん借りていいかしら?」

「もちろん構いません。コーちゃん、いいわね」

「承知しました、エイラ様ぁ~」



 翌日までに、平原商人拘留の報は平原全土に広まった。ワイコウ当局に拘留された商人の数は合計五名。その国籍は、エボダが二名、ススロン、ハナドーン、ケートカイが各一名。それとは別に、イヤーラ国籍の船頭がある種の公務執行妨害で捕縛されたとの情報ももたらされた。現在のところ、ノノア川の当該地域……ワイコウ川がノノア川へと合流する地点の、やや上流……の平原所属船舶による物流は、上りも下りも完全に麻痺状態にあった。

 午前中に、夏希はアンヌッカとコーカラットを伴って、駿と共に川船でマリ・ハに向かった。そこでさらに情報を収集してから、エボダら拘留者を出した国家の外交官到着を待つ。

「すでに平原諸国連絡会議名で、抗議の書簡は送っておいたけど、無視されるだろうな」

 早めの夕食を採りながら、駿がぼやくように言う。

「どうやったら解決できるかしら?」

「国際河川は紛争のタネになり易いから、たいてい流域国間で何らかの条約や協定が結ばれているのが普通なんだ。だから、現在では通行権を巡って紛争になることはまずない。土木技術の発達で大規模な水利が可能になったから、水資源を巡っての紛争は増えてきているけど。上流国が巨大なダムを複数建設すれば、水資源の独占的な利用が可能だからね。通行権に関しては……川じゃないが、覚えてるのはスエズ運河の例くらいかな。一九五六年、エジプトのナセル大統領がスエズ運河の国有化宣言をした。それに危機感を覚えたのが、イギリスとフランス。この二カ国が、イスラエルをけしかけてエジプト侵攻を行わせた。これが、いわゆるスエズ動乱などとも呼ばれる第二次中東戦争だ。英仏の目論みは、イスラエルがスエズ運河を押さえたところで介入し、自分たちがスエズ運河を管理すると共に戦争を終わらせよう、というものだった。途中まではこの三カ国の思惑通りに行ったんだが、英仏のやり口が国際社会の非難を浴びた。特にいわゆる第三世界のね。これが、冷戦構造下で第三世界に反共精神を植えつけて味方に引き入れようと骨折っていたアメリカの怒りを買うことになる。そのアメリカがエジプトの肩を持って停戦勧告を出す。当時のソ連はもともとエジプト寄り。国連も、米ソに引きずられるように三カ国の敵にまわった。窮した英仏は撤兵。イスラエルも粘ったが結局撤退。戦術的にも戦略的にも、エジプトは敗北してるんだが、政治的には勝利している。戦争の決着は戦場でつくものではない、という事実の典型だね」

「軍事介入か……。うまく行きそうにないわね」

 ワイコウ訪問を思い出しながら、夏希は言った。ワイコウ王国は平原から見れば大国だし、ワイコウの街はまるで山岳要塞のような佇まいであった。疎遠とは言え、ルルトやオープァと相互防衛条約を結んでいると聞く。平原側の勝ち目は薄いだろう。


 翌日の昼ごろになって、ようやく関係各国の外交官がマリ・ハに集まった。駿がすでに手配してあった三隻の川船に分乗し、ノノア川を下り始める。旅が始まるとすぐに、駿が荷物の中から紙束を取り出した。

「何してるの?」

「地図作りさ。拓海に頼まれた」

 つけペンを握った手をせわしなく動かしながら、駿が答える。

「あれ。ノノア川沿岸の地図なら、平原の有力商人がお金を出し合って作らせたんじゃなかったっけ?」

 夏希は首を傾げた。凛から、そんな話を聞いた覚えがある。

「あれは言わば水路図だよ。平原の船がノノア川を安全に航行できるように製作されたものだ。拓海に頼まれたのは、ちょっと毛色が違うんだ。強いて言えば、戦術地図かな」

「……なに企んでるの?」

「将来、ノノア川沿いで戦争が勃発した場合に備え、地形を詳らかにするとともに、利用できる集落や地物を記載するのが目的だ」

 紙と風景に交互に視線を走らせながら、駿が言う。

「先走り過ぎてない? ワイコウと対立しているとは言え、まだきな臭くもなっていないのに」

「こんな仕事は平時でなきゃできないよ」

 駿が、笑った。

「平和だからこそ、可能な情報収集というものがあるんだ。対立が深刻化してからやろうとしても、相手もガードが固くなるからうまく行かないし、時間もない。ネットで検索を掛ければ一発で出てくる、というものじゃないしね。情報というものは普段から収集する。その九十九パーセントが無駄になったとしても、残る一パーセントが役に立てばそれでいい。そのくらいの気構えでいないと、本当に役に立つ情報は集められないものだよ」

「言いたいことはわかるけど……難儀なものね」

 夏希は軽いため息をついた。



 雨季が終わっているので、豪雨による中断がなく行程は捗ったが、出発が遅かったために、湿原地帯の中ほどで日没となり、一行はそこで船中泊した。

 翌日の午後半ばになって、三隻の前方に一隻の川船が現れた。舳先で望遠鏡を覗いていたアンヌッカが、小さく舌打ちする。

「ワイコウの兵士が乗っているようです。おそらく止められるでしょう」

 アンヌッカの予想通り、川を遡って近づいて来た船から、手振りで合図が送られてきた。船頭同士が使う、『停船せよ』の合図らしい。先頭を行くこちらの船が、大人しく河岸に寄って停まった。残る二隻も、それに続く。

「こちらはワイコウ王国通商部です。そちらの船の国籍と航行目的および目的地を申告してください」

 近づいて来たワイコウ船に乗る男……見るからに役人臭い……が、意外と丁寧な口調で呼びかけてくる。

「この三隻の所属はマリ・ハだが、乗っている者はエボダ、ススロン、ケートカイ、イヤーラ、ハナドーンの外交官とその随員および護衛、平原諸国連絡会議関係者、それにジンベル貴族とその護衛だ。目的地はワイコウ王都。目的は、ワイコウ外務当局者との協議だ。外交使節としての待遇を要求する」

 やや高飛車に、駿が告げる。……相手を小役人と見切った上での対処だろう。

「了解しました。五シキッホ下流に通行税徴収所があります。そこで停船し、手続きしていただければ、王都までご案内いたします。もちろん、通行税は免除させていただきます。ご協力、ありがとうございました」

 丁寧な物腰で役人が応じ、一礼する。

 三隻の川船はすぐに岸辺を離れた。わずかに下ったところで、いかにも急造の桟橋が河岸から突き出ているのが見えてくる。そこに舫ってあった川船から、停船の合図が為される。夏希らは桟橋に船を寄せた。出てきた役人に、駿が先ほどと同じ口上を述べる。

「承りました。ご案内のために、こちらの兵士を一人同行させたいのですが、乗船を許可していただけますでしょうか」

 初老の、結構偉そうな役人が丁寧に尋ねてくる。

「もちろん結構です。ですが、ここで休憩などさせてもらえませんか? 茶でもいただければ、ありがたい」

「たいしたおもてなしもできませんが、ご休憩の場所なら準備いたします」

 役人の勧めにしたがって、船頭を除く一行は川船を降り、真新しい河岸の小屋に入った。夏希らは出された茶を飲んでいたが、駿だけは小屋の外でなにやら動き回っている。

 夏希がお代わりを半分ほど飲んだところで、駿が戻ってきた。

「なにしてたの?」

「情報収集さ。通行税の具体的な金額がわかった。法外な額ではないが、払う気にはなれない金額だね。徴収の目的は、明らかに平原商人に対する妨害だ。ルルトとの交易コストを押し上げさせ、貿易量そのものを減少させようとの意図が感じられる。閉鎖的な国家の関税障壁みたいなものかな。ここの役人の態度は高圧的ではないし、兵士たちものんびりと構えている。敵意は感じられないね」

「とにかく、カキ国王の意向を確認しないと」

 駿にお茶を注いでやりながら、夏希はそう言った。

「そうだね。通行税徴収は手段に過ぎない。目的を見極めねば、有効な対抗手段をとることができないからね」


 何事もなくワイコウの王都に到着した一行は、すぐに例の豪勢な宿舎へと案内された。ちなみに、駿はワイコウへ通じる支流でも、せっせと地図作りに励んでいた。

 すでに日没間近だったが、各国外交官と駿は折衝のために王宮へと出かけて行った。

「じゃ、わたしたちも仕事に掛かりましょう」

 夏希はコーカラットと共に、与えられた部屋にこもった。紙とペン、それにインクをコーカラットに与える。

「ユニちゃんがいないから、代わりに口述筆記をお願い」

「承知しましたぁ~。ペンをもう一本いただけますかぁ~」

「二本も使うの?」

 訝しりながら、夏希はもう一本ペンを渡した。

 コーカラットが、二本のペンを別々の触手に握り込む。

「こうすれば、インクを切らさずに連続して書けるのですぅ~」

「なるほど」

 つけペンでは、インクを着けている間は筆記できない。二本を交互に使えば、途切れることなく書けるという寸法だ。

「じゃ、行くわよ。宛名も差出人もなしで。以下本文。情報求む……」

 夏希は頭の中で文章を整理しつつ、口述を開始した。万が一部外者にこの手紙が渡ったとしても、こちらの正体がばれないように気を付けつつ、簡潔な表現を心がける。

「……返信は規定通り願う。協力に謝す。以上。……こんなところかな」

「書けましたぁ~」

 インクを乾かすために、紙をぴらぴらと振ったコーカラットが、それを差し出してくれる。受け取った夏希は、手紙にざっと目を通した。

「コーちゃん、きれいな字を書くのね。わたしより上手じゃない。きれいな楷書で……って、日本語!」

 夏希は呆れて顎を落とした。

「あのねえ、コーちゃん。この手紙、キュイランスのところに持っていくのよ? 日本語で書いてどうするの?」

「わたくし、うっかりしておりましたぁ~。申し訳ないのですぅ~」

 コーカラットが、恐縮した様子でぺこぺことボディを前に傾ける。

「まあいいわ。この内容を、そのままここの言葉に直して、書いてくれる?」

「はいぃ~。しばらくお待ち下さいぃ~」

 再び二本のペンを触手に握ったコーカラットが、新しい紙にすらすらと文字を書き連ね始める。

「書けた? じゃ、適当に折り畳んで。届ける場所は覚えてるわね?」

「はいぃ~。キュイランス殿の叔母様のお家の、二階の西側の窓ですぅ~」

「散歩してるふりしてね。時間掛けて、あちこちふらふら飛んできていいから」

 キュイランスとの取り決めのあと、夏希は怪しまれないように何度かコーカラットを空の散歩に送り出していた。警備の兵はあからさまにいやな顔をしたが、魔物のすることだからと咎めだてされたことはない。今回も、阻止されることはあり得ないだろう。

「では、行ってまいりますぅ~」

 手紙を垂れ下がった触手の中に隠したコーカラットが、開いたままの窓からふわふわと漂い出た。日が落ちて薄暗くなった空に、のんびりとした様子で上昇してゆく。

「頼んだわよ、コーちゃん」

 夏希はつぶやくと、紙やペンを片付け始めた。


第五十三話をお届けします。

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