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白き巫女と蒼き巫女【改稿中】  作者: 高階 桂
第一章 高原編
40/145

40 コーカラットの旅立ち

「では、魔界との境界までご案内します」

 翌早朝、ユニヘックヒューマを伴って現れたサーイェナが、そう告げた。

「時間節約のために、魔物に手伝ってもらいます。エイラ殿、よろしいですか」

「もちろんです。コーちゃん、お願い」

 うなずいたエイラが、コーカラットに頼んだ。

「お易いご用なのですぅ~」

 低空に舞い降りたコーカラットが、ボディの前後に触手を突き出した。前に拓海、後ろにエイラと夏希がまたがる。

「では、あたいも!」

 ユニヘックヒューマが、手にしたステッキを一振りした。するとその長さが数倍に伸び、さらに握りの部分に背もたれ付きの腰掛のようなものが現れた。サーイェナがそこに腰掛け、ユニヘックヒューマが棒の部分を飛脚のようなスタイルで肩に担ぐ。

「では、行きましょうか。コーちゃん、ユニちゃんについてきてください。少し急ぎますよ」

「承知しましたぁ~、サーイェナ様ぁ~」

 サーイェナの言葉に、コーカラットが応える。

「ユニちゃん、お願い」

「合点承知であります!」

 ユニヘックヒューマが、ドレスの裾をからげると走り始めた。それを追うように、コーカラットも飛び始める。

 広い平原を突っ切るようにして、奇妙な一行は南下した。速度は、夏希の見積もりでは時速四十キロほどか。

「しかし……コーちゃんは飛んでるから乗り心地がいいのはわかるけど……ユニちゃんはどうやってるのかしら?」

 夏希は首を傾げた。本来なら前を行くユニヘックヒューマに担がれているサーイェナは、激しい上下動に見舞われていなければおかしいが、まったく揺れていないのだ。

「悩むな。どうせ『魔物ですからぁ~』とか答えられるのがオチだ」

 苦笑交じりに、拓海が言う。

「いえ、ユニちゃんなら『あたいは魔物でありますから!』でしょう」

 エイラが、ユニヘックヒューマの口調と声を真似た。


 二時間近く南下したところで、ユニヘックヒューマが足を止めた。コーカラットが、その傍らで浮かんだまま停止する。

「地平線に黒い筋のようなものが見えますでしょうか?」

 サーイェナが、訊いてくる。

「なんか、あるわね。あれが……魔界?」

「魔界との境界です」

「黒い壁みたいに見えるな。ま、俺の視力は当てにならんが」

 眼鏡の奥の眼を細めて、拓海が言う。

「あらかじめご注意しておきますが、決して魔界の中には足を踏み入れないようにしてください。わずかな時間では死ぬようなことはありませんが、身体に悪いですから」

 コーカラットの触手にまたがる三人の顔を順繰りに見つめながら、サーイェナが念押しした。

「では、参りましょう。ユニちゃん、頼みます」

「承知であります!」

 威勢よく返事したユニヘックヒューマが、その言葉通り勢いよく駆け出した。停止していたコーカラットも、あとを追って動き出す。

「壁……というよりも、堤防って感じね」

 近付くにつれて細部がわかるようになった魔界との境界を見つめながら、夏希は言った。高さはおそらく三十メートル程度だろうか。炭を思わせる漆黒の巨大な物体が、前方に立ちはだかっている。むろん、左右を見渡しても端など見つからない。

「むしろ、津波だな。ごくゆっくりと迫ってくる、漆黒の津波だ」

 拓海が苦々しげに言う。

 魔界との境界から四十メートルほど手前で、ユニヘックヒューマとコーカラットが停止した。サーイェナが降りたのを見て、夏希ら三人もコーカラットから降りる。

「近くまで行きましょう」

 誘うようにジンベルの三人を見やったサーイェナが、先頭に立って歩みだす。

 ごく近くで見る魔界との境界は、寒気を覚えるほど禍々しい黒い絶壁であった。夏希はなんとなく足がすくむのを感じながら、サーイェナのあとについていった。

「ほう。まったくの黒い壁、というわけでもないのだな」

 意外そうに、拓海が言う。

 かなり近くまで寄ると、壁の内側がうっすらと見えたのだ。さながら外装に遮光ガラスを使った十階建てのビルが延々と連なっているという感じだろうか。

「まずは、魔界が膨張している証拠をお見せしましょう」

 サーイェナが、懐から鮮やかな紅い布切れを取り出した。それを、魔界との境界から五センチほどのところに生えている草の根本に緩く縛りつける。

「お二人とも、もう少し近寄っても問題ありませんわ」

 微笑を浮かべつつ、サーイェナがしり込みしている夏希と拓海に言った。エイラは興味津々で、境界に鼻をつけんばかりにして中を覗いている。

 夏希も思い切って境界に近付き、内部に眼を凝らしてみた。

 濃いサングラスを掛けて眺めたような光景だった。遠方は、暗いせいでよく見えない。視程は、せいぜい二十五メートル程度だろう。

 一見、暗いだけで何の変哲もない草原の光景に見えたが、しばらく眺めるうちに夏希は植物の様子がおかしいことに気付いた。手前の草はそうでもないが、奥の方に生えている草がしおれているのだ。見通せる距離ぎりぎりのあたりの草は、枯れてしまったのか地面にぺたりと倒れている。

「夏希。もっと手前を見てみろ。もうちょい右、草が切れているところだ」

 隣で同じようにして覗いていた拓海が、言う。

 夏希は視線を転じた。草が切れているところに、小さな粒のようなものが見えた。夏希は瞬きして、眼のピントをその粒に合わせた。

 カナブンのような甲虫だった。脚を閉じ、ひっくり返っている。おそらく、死んでいるのだろう。

 夏希の脳裏に、ずっと以前にアンヌッカがしてくれた魔界についての説明がよみがえった。『常に闇夜で、人はおろか、魔物以外のすべての生き物が棲めぬ領域』『雑草一本すら育たぬ、真っ暗な世界。あるのは硬い地面だけで、そこに少数の魔物が住み着いているだけ』

「恐ろしいわね。こんなものがゆっくりとはいえ迫ってきているなんて」

 夏希は魔界の境界から一歩下がった。もちろん妄想に過ぎないのだが、近くにいると、生気かなにかを吸い取られてしまいそうな気すらする。

「サーイェナ殿。この上の方は、どうなってるんだ? 空は、魔界に含まれないのか?」

 上方を指で指しながら、拓海が訊く。

「ここでの魔界の高さは、せいぜい半シキッホほどですが、南下するにしたがって徐々に高くなってゆき、最終的には空まで届きます」

 よどみなく、サーイェナが答える。

「よろしければ、手など入れてみてください。魔界の恐ろしさが、実感できると思います」

 サーイェナが、続けた。

「……身体に悪いんじゃないの?」

「何ヒネも入れていれば問題ですが、少しだけならば大丈夫ですよ」

「試してみるか」

 拓海が言って、ひょいと右腕を肱の辺りまで魔界に突っ込んだ。途端に、表情が強張る。

「どうしたの?」

 夏希の問いかけに応えないまま、拓海がゆっくりと手を引っ込めた。

「感想は?」

 夏希は再度問いかけた。

「やってみろ。やればわかる」

 渋面の拓海が、それだけ言って首を振る。

 夏希は躊躇したが、これも仕事のうちと割り切って、魔界に腕を入れてみた。

 ひんやりとした空気が、肌を包む。それと同時に、ただならぬ気配が、腕どころか全身を包んだ。妖気、とでも言えばいいのだろうか。不安感と焦燥感をとり混ぜて増幅させたような、いやーな感情が、一気に湧き上がる。おまけに、手足と背中に顕著な蟻走感が広がった。

 夏希は慌てて腕を引き出した。見ると、手首から肘にかけての内側が、一面の鳥肌になっている。

「こ、これは身体に悪いわね」

 虫が死に、草が枯れるわけである。こんなところに入り込んだら、確実に健康を蝕まれるだろう。いや、その前に精神に異常を来たす可能性のほうが高い。

「そろそろ休憩にしましょう。ユニちゃん、皆さんにお飲み物をお配りして」

 サーイェナが、後ろで控えていたユニヘックヒューマを呼んだ。

「合点承知なのです!」

 早足で近づいて来たユニヘックヒューマが、ステッキをぽきぽきと折り始めた。折られたステッキが、勝手に変形してカップの形状となる。ステッキの柄の部分は、ユニヘックヒューマの手の中で水差しのような形をとった。

 ユニヘックヒューマが、カップを各人に配った。次いで、スカートを膝のあたりまでたくし上げ、水差しをその中に入れる。

 じょろじょろという水音が、夏希の耳に届いた。

「魔物って、みんな身体の中にジュースを蓄えてるのか?」

 呆れたように、拓海が言う。

「……そうらしいけど……コーちゃんにしろユニちゃんにしろ、どうして怪しいところから出すのかしら」

 夏希もげんなりとして言った。ちなみに、いまだに彼女はコーちゃんの出す飲み物を味わったことがない。何度か勧められたが、口にするだけの勇気がいまだに得られないのだ。

「どうぞ!」

 ユニヘックヒューマが、エイラと夏希のカップに水差しの中身を注いだ。透明感のない、濃い緑色をしている。見た目は、青汁そっくりだ。

「いや、俺はいいよ。長丁場になると思って、水持ってきたから」

 水差しの中身を勧めるユニヘックヒューマを押しとどめるようにして、拓海が腰に着けた竹製の水筒を外す。

「おいしいですわ、ユニちゃん」

 コーカラットの黄色い飲み物に慣れているエイラは、まったくためらうことなくユニヘックヒューマの飲み物を味わっていた。

「恐縮なのであります!」

 ユニヘックヒューマが、喜ぶ。

「……やっぱ、飲めそうにないわ」

 夏希はカップを持った手を鼻先から遠ざけた。匂いは悪くない……野菜ジュースっぽい……のだが、やはり出てくるところが怪しすぎる。

「それでしたら、わたくしにいただけますかぁ~」

 近づいて来たコーカラットが、言った。

「いいわよ」

 夏希はカップをコーカラットの触手に委ねた。受け取ったコーカラットが、中身を一気に飲み干す。

「ユニちゃんの飲み物は、おいしいのですぅ~」

「ありがとうなのです、コーちゃん!」

 褒められたユニヘックヒューマが、手にした水差しをぶんぶんと振り回す。魔物は生命維持の手段としての飲食はしないが、味覚はあるらしい。

「よろしければ、わたくしの飲み物もご賞味くださいぃ~」

 コーカラットが触手カップを作ると、顎下から例の飲み物を注ぎ入れた。

「コーちゃんの飲み物、とってもおいしいのであります!」

 ひとくち飲んだユニヘックヒューマが、感極まったのかぴょんぴょんとジャンプしながら水差しを振り回した。

「あら。わたくしにも一杯いただけます?」

 サーイェナが、手にしたカップをコーカラットに差し出す。

「……なんか、向こうは盛り上がってるわね」

 いささかげんなりしながら、夏希はうめくように言った。

「ほら」

 拓海が、竹の水筒を差し出してくれる。

「ありがと」


「ごらん下さい」

 サーイェナが、先ほど草の根本に結んでおいた紅い布を指し示した。

 結んだ時は魔界との境界まで五センチほど離れていたはずだが、すでにその距離は一センチほどまでに縮まっている。ちなみに、休憩していたのはせいぜい十分程度である。

「魔界膨張については納得した。だが、これと魔力の源との関連性、魔術使用との因果関係については、どう証明するおつもりですかな?」

 やや冷ややかな口調で、拓海が訊く。

「今からもう一度実験を行うこともできますが……時間と魔力の無駄になるので、気が進みませんね」

 サーイェナが、首を振る。

「これに関しては、わたくしたちを信用していただくしかありません」

「それは、虫が良すぎるような気がするが」

「拓海殿、夏希殿。わたくしは、サーイェナ殿の主張を全面的に信じてよいと思います」

 エイラが口を挟んだ。

「根拠は?」

 夏希は訝しげに問うた。

「わたくしの巫女としての能力、でしょうか。ここでこうして膨張する魔界を間近に観察して、理解しました。まさにこの場で、魔力と魔界とがせめぎあっているのを、はっきりと感じることができたのです。魔力が魔界の膨張を押しとどめているのは、まず間違いありません」

 自信ありげに、エイラが言う。拓海が、うなずいた。

「ふむ。それなら、信用してもいいと思うが……」

「問題は、それを他人にどうやって納得させるかね。結局のところ、魔界膨張が現実的な脅威であることを絶対に信じてもらわねばならない人は、ヴァオティ国王なのでしょう?」

 夏希はそう指摘した。

「エイラ様ぁ~。ご提案があるのですがぁ~」

 コーカラットが、エイラのそばに寄ってきた。

「なにかしら、コーちゃん」

「魔物の賢者なら、魔界膨張に関して詳しいことを知っているかもしれないのですぅ~。もしかすると、膨張を防ぐ手立てを考え付いているかも知れませんですぅ~。わたくしが、聞いてまいりましょうかぁ~」

「それはナイスアイデアなのであります! さすがコーちゃん!」

 すかさず、ユニヘックヒューマが賛同する。

「いい案ですね。どう思いますか?」

 エイラが、サーイェナに振った。

「試してみる価値はありますね」

 サーイェナも賛意を示す。

「たしかにナイスアイデアだと思うが……今まで思いつかなかったのか? 魔物のくせに」

 腰をかがめた拓海が、意地悪そうにユニヘックヒューマに迫る。

「えーと……あ、あたいはサーイェナ様の使い魔として毎日忙しい日々を送っているのであります! だから、思いつかなかったのであります!」

 ユニヘックヒューマが抗弁する。だが、普段よりも口は大きく開いているし、眉も八の字になっている。責められて、弱気になっているのだろう。

「魔物にも色々いるのね」

 夏希はくすくすと笑った。常にマイペースでポーカーフェイス。何事があっても動じないコーカラットを見慣れているせいで、他の魔物も同じような性格だと思っていたが、どうやら違うらしい。

「どじっ子属性かもしれんな、ユニちゃんは」

 腰を伸ばした拓海も、笑った。

「反対意見が出ないようでしたら、コーちゃんを魔界に送り出しますけど、構いませんか?」

 一同を見渡しながら、エイラが訊く。

「ひとつだけ問題があるわ。コーちゃん抜きで、わたしたちの安全はどうなるの? まあ、高原の民は信用していいと思うけど、万が一の時の切り札でしょ、コーちゃんは」

 夏希はそう問題提議した。

「たしかにそうですね」

 エイラが同意する。

「それでしたら、あたいが責任を持って、ジンベルからいらっしゃったお客人をお守りする役目を引き受けるのであります!」

 すかさず、ユニヘックヒューマが名乗りをあげた。自信ありげに、ステッキをぶんぶんと振り回す。

「ユニちゃんが代わりを務めてくれるのならば、安心なのですぅ~」

 コーカラットが、嬉しげに触手を振る。

「魔物が約束してくれたのならば、問題ない……よね、エイラ?」

 夏希はジンベルの筆頭巫女に確認を求めた。

「そうですね。ユニちゃんに守ってもらいましょう。では、コーちゃんに魔界に行ってもらいます」

「頼むぞ、コーちゃん」

 拓海が、手を振った。

「行ってまいりますですぅ~」

 触手を振り返しながら、コーカラットがふわふわと魔界に突入した。うっすらと見えていた姿が、すぐに闇に飲み込まれる。

「でも、よく考えたらあまり時間の余裕がなかったのよね。悠長に賢者に話を聞きに行かせて良かったのかしら?」

「おそらく、明日には帰って来るはずですわ」

 エイラが、夏希の懸念を払拭する。

「え。魔界って、広いんでしょ? 魔物の数は少ないし、賢者なんてめったにいないんじゃないの?」

「たしかに数は少ないですが、魔物は他の魔物がどこにいるかくらいはおおよそ見当がつくそうです。あちこちで訊いて回れば、賢者の居場所程度はすぐに突き止められるはずですわ」

「でも、魔界の広さを考えると、往復するだけでも何日も掛かるでしょう。そうそう都合よく、近くに賢者がいるとも思えないし……」

 今まで一番コーカラットが素早く動いたのは、たぶんジンベル川で川船に乗った夏希が高原戦士の弓に貫かれそうになった時のことだと思うが、その際ですらコーカラットの飛翔速度はせいぜい秒速十数メートル程度であった。

「魔界に入れば、コーちゃんは全力を出せますから、普段よりも速く飛ぶことができるのです」

 エイラが説明する。

「へえ。どのくらい速いの?」

「一ヒネで七百シキッホほど進める、と聞いていますが」

 夏希は頭の中でざっと暗算してみた。一シキッホが約六十メートルだから、七百シキッホが……約四十二キロメートル。一ヒネを百秒として、一時間が三千六百秒だから……。

「……なにげに音速超えてる……」

 夏希は軽いめまいに襲われた。


「ここで待っていても仕方ありませんね。いったん帰りましょうか」

 サーイェナが言って、ユニヘックヒューマに合図した。すぐにステッキが、横一列に四人分の座席を備えた十字架のような複雑な形状に変化する。

 四人がそれぞれ座席に座ると、ユニヘックヒューマがそれをひょいと担ぎ上げた。

「出発するであります!」

 威勢よく宣言したユニヘックヒューマが、走り出す。

「どうして揺れないのかしら」

 夏希は首を傾げた。行きでも気付いたが、疾走するユニヘックヒューマの身体は激しく上下動しているのに、座席の揺れはほとんど感じられないのだ。

「気にするな。俺としては、むしろあの短い脚でどうやったらこれだけの速度が出せるのか、の方が不思議でならん」

 隣に座った拓海が、言う。

「たしかにね」

 夏希は同意した。コーちゃんの飛行原理も解明されていないし、そもそも食物を摂取しない魔物がどうやって活動するためのエネルギーを得ているかすら、わかっていないのだ。

「でも、気になるなぁ」

「気にしたら負けだ。俺たちの仕事は、この世界の謎を解くことじゃない。有るものはありのまま受け止めて上手に利用することだ。内燃機関について説明できなくても車の運転免許は取得できるし、インターネットの仕組みを知らなくても調べ物はできる。当面は、停戦成立に集中しようや」

 諭すような口調で、拓海が言う。


第四十話をお届けします。

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