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白き巫女と蒼き巫女【改稿中】  作者: 高階 桂
第一章 高原編
38/145

38 旅行く者たち

 ジンベル川は、平原地帯をほぼ南から北へと流れる大河ノノア川の一支流である。

 その合流点まで、他の都市に寄港することなく一気に下った川船は、今度は舳先を南に向け、ノノア川を遡り始めた。

「大きい川ねえ」

 夏希は船縁から川岸を眺めた。川幅は、百メートルはあるだろうか。水量も豊富で、日本の河川によく見られるような中州などほとんどない。

「この川を下れば、そのまま海に出るのよね」

 アンヌッカの地理の授業を思い出しながら、夏希はエイラに尋ねた。

「そうです。平原地帯の北にある山岳地帯の狭隘部を抜ければ、海岸平野が広がっています。そこにあるルルト王国を貫いて、海に注いでいますわ」

 夏希は艫の方に視線を転じた。いま竿を操っているのは、リダの兄ベンディスだ。日除けの笠を目深に被り、日焼けした顔に汗を滴らせながら、一定のペースで竿を突いている。

「なかなかイケメンだよな、ベンディスは」

「そうね」

 拓海の言葉に、夏希は気のない返答をした。

「なんだ、二枚目に惹かれないたちなのか?」

 拓海が、意外そうな表情で夏希を見る。

「べつに、興味ないし」

 たしかにベンディスはハンサムだとは思うが、ヨーロッパ系の濃い顔立ちの男性は、夏希にとって趣味の対象外である。

「そういう拓海は、あんな男性が好みなの?」

 からかいの口調で、夏希は訊いた。

「うん。いい男だと思う」

「……まさか、両刀だったの?」

 夏希は引き気味にそう訊いた。

「違うよ。だが、近い将来『義兄にいさん』と呼ぶことになるかもしれない相手だからな」

 しごく真面目な表情で、拓海が言う。

「勝手にやってなさい」

 夏希は呆れて言った。やり取りが面白かったのか、エイラが慎ましく手を口元にあて、くすくすと笑う。

「それにしても、腹が減ったな」

 腹部を撫でさすりながら、拓海がつぶやく。

「それには同意ね」

 夏希は空を見上げた。太陽はすでに低い位置にあり、周囲の風景は徐々に赤味を帯びつつある。昼食抜きで船旅を続けているので、かなり空腹だ。

「すまんが、夜になっても停まらんぞ。時間が惜しい」

 ジンベルの三人に寄ってきたサイゼンが、告げた。

「それは構いませんが……危なくないのですか?」

 夏希はそう訊いた。川船のことはよくわからないが、夜間の航行は危険なのではないだろうか。せいぜい屋形船サイズのこの船では、水面下の岩などにぶつかったら、たちまち転覆だろう。

「心配ない。舳先に角灯を点けて、見張りも置く。船主のアララックにとっては、この辺りの流れは自分の庭みたいなものだそうだ。あなた方は、安心して寝てくれ」

「それより、飯を喰わせてもらいたいな、サイゼン殿」

 拓海が、口を挟む。

「もう少し上流の村で、何か買い込むらしい。十ヒネくらい、辛抱してくれ」


 平原地帯には、十三の都市国家に属さない人々もいる。主に川沿いに小さな集落を形成し、慎ましく生きている人々である。

 彼らの生活の主たる糧は、やはり農業である。密林を切り拓き、米や野菜、芋類などを栽培する。その様は、各国家に属している農民の生活と大差がない。川から魚などを採取する者もいるが、こちらも同じような暮らしぶりである。

 そんな彼らには、副業がある。川や川沿いの街道を使って行き来する商人や旅人相手に、宿や食事を提供する商売だ。交通量はそれほど多くないので、いまだ専業の宿屋や旅行者向けの食堂などは発達していない。宿といっても空いている部屋や離れを貸す程度だし、食事も余分に炊いた米に、自分たちがいつも食べているおかずを付けて売るのがせいぜいである。

 そのようなわけで、ベンディスの部下が買ってきてくれた食事も、いかにも地元の人々が普段食べていそうなものであった。大きな木椀に盛られた米に、シソのような香りのするふりかけが掛かっており、それに小魚の佃煮のようなものと漬物、辛し和えみたいな味が付いている茹で野菜が少々添えられている。

「これで幾らするんだろう? コンビニ弁当くらいかな」

 旺盛な食欲を見せて食べながら、拓海が言う。

「一オロットくらいでしょう」

 上品に箸を使いながら、エイラが答えた。

「高いわね」

 小魚の佃煮……これは塩気がきつかったが、なかなかおいしい……をつまみながら、夏希はそう応じた。日本円に換算すると、千五百円くらいか。

「これで一オロットはぼったくりだな」

 拓海が、しかめっ面で漬物を載せた米飯を口に放り込む。

「そうでもありませんわ。碗と箸は、売れますから」

「売れる?」

 エイラの説明によれば、食べ終わった後に木椀と箸を洗い、乾かしておけば、同じような商売をしている集落で引き取ってもらえるのだという。その値段は、だいたい半オロット程度。

「それはエコロジーな」

「というか、現代における工業製品の価格が低すぎるんだな。結局は人件費の問題だろうが」

 拓海が、食べ終わった木椀をひっくり返し、底の方の木目を撫でる。

「いい仕事してるじゃないか。これ。天然木を轆轤ろくろを利用して削り出してある。向こうで買ったら安くても五千円くらいする代物だぞ。半オロットで売っちまうのはもったいないくらいだ」



 ジンベルの筆頭巫女と異世界人二名の拉致という重大事件が発生したにも関わらず、ニアン主導による高原侵攻作戦は着々と準備が進められていた。

 そんな中、ついに救援軍は分裂した。ススロン、エボダ、シーキンカイの三カ国が、高原侵攻作戦への不参加を公式に表明したのだ。それを受けてニアンは、救援軍への自国市民軍の増派を発表した。

 その翌日、ジンベルのヴァオティ国王はニアンからの緊急借款を受け入れることを宣言、さらに救援軍各国に対し、高原侵攻作戦への積極的参加を希望するという談話を発表した。

 生馬と凛の努力にもかかわらず、流れは確実に、高原侵攻作戦開始へと傾いていた。



 ノノア川に別れを告げた川船は、ジージャカイ川を遡り始めた。

 勾配がややきつくなり、流れも速くなったので、船足は極端に落ちた。人が歩くほどの速度で、ゆっくりと上ってゆく。暇をもてあましていた夏希は、予備の竿を借りて艫に立ち、遡航を手伝った。

「やっぱり、竹竿握ると画になるねえ」

 拓海が茶化す。

 食品加工で有名なジージャカイ王国へ上陸したのは、ジンベルを発ってから三日目の早朝であった。郊外の船着場でアララックと別れた一行は、人目を避けて市街地を迂回し、畑の中に設けられた狭い道を南東へと向かった。

 夏希とエイラは、コーカラットが入った木箱に縄をかけ、二人で持っていた。中でコーカラットが箱ごと飛んでいるので、実質的な重さはゼロである。

 夏希の見積もりで三キロほどで、まともな道は終わっていた。そのあとは、手入れの悪い登山道、といった程度の細い山道が、密林のあいだに延びている。九人と一匹に減った一行……夏希と拓海の二人の異世界人。エイラと、コーカラット。サイゼン氏族長。ベンディスとリダの兄妹。見た目は平原の民と変わらない、ベンディスの部下三人……は、その歩きにくい山道を登っていった。

 人気のない山道に入ったところで、『箱入り』だったコーカラットもようやく解放された。久しぶりに飛べることが嬉しいのだろう、控えめに奇声をあげ、いつもより速い速度であちこちを飛び回っている。

 一行は、水場での休憩を挟みながらゆっくりとしたペースで山道を辿った。昼食休憩……ジージャカイで購入した炊いた米と、煮魚、それに茹で野菜……を摂ってから一時間ほど歩いたあたりで、ついに拓海が脱落する。

「だめだ、こんなサンダルじゃ」

 座り込んだ拓海が革のサンダルを脱ぎ捨て、足の裏を揉み始める。

「こんな山道、トレッキングブーツが必要だよ」

「情けない……と言いたいけど、わたしもそろそろ限界ね」

 夏希は拓海の横に腰を下ろした。体力にはそこそこ自信があるが、この暑さの中、山登りはそうとうにきつい。

「わたくしも、疲れましたわ」

 エイラも、夏希に寄り添うように座り込んだ。

「ほら、拓海。愛しのリダがつめたーい眼で見てるわよ」

「構うものか。こちとら農耕民族だ。先祖代々平らなところで米作ってたんだから、狩猟民族に敵うわけない」

 夏希の揶揄を含んだ指摘に、なおも足のマッサージを続けながら、拓海が憤然として言い返す。

「狩猟民族って、さすがね」

 熱を帯びているふくらはぎをさすりながら、夏希は同行する高原の民を見やった。まだ若いベンディスやその部下はもちろん、中年のサイゼンや歳若いリダも、食料や簡易食器などを収めた荷物を背負っているにもかかわらず、平然としている。夏希らも、自分の私物……買い与えられた着替えなど……は荷物として背負っていたが、実質手ぶら状態で歩いていたのに、このざまである。

「もう歩けぬのか。拓海殿や巫女たるエイラ殿はともかく、夏希殿は戦士でしょうに」

 三人の前にしゃがみ込んだサイゼンが、冗談口調で言う。

「竹竿を握ってないと、力が出ないんです」

 夏希も冗談で返した。

「弱りましたね。一刻も早く高原に至り、停戦交渉を行わねばならぬのに」

 近寄ってきたベンディスも、困り顔で言う。

「仕方ありません、コーちゃんにお願いしましょう。三人分、頼むわ」

 エイラが見上げて、高いところで浮いていたコーカラットに依頼する。

「承知しましたぁ~。お易いご用なのですぅ~」

 するすると低いところへ降りてきたコーカラットが、夏希らが見守る前で二本の触手をそれぞれ前後に伸ばした。

「またいでくださいぃ~」

「はあ?」

「拓海殿は前へどうぞ。こうするのです」

 エイラが、後方へ伸びているコーカラットの触手にまたがった。うにっと触手の一部が変化して横棒が生み出され、エイラのお尻を支えるように伸びる。

 夏希もエイラの後ろで触手にまたがってみた。横棒にお尻を預けるようにすると、結構安定するし乗り心地も悪くない。足の置き場がないのが乗り物としてはちょっと違和感を覚えるところだが、簡易な観光用リフトか何かに乗ったと思えばいいのだろうか。

「では、まいりますですぅ~」

 コーカラットが、三人を乗せたままゆっくりと動き出した。坂道だが、水平を保ってくれているので、背もたれがなくとも後ろにのけぞったりすることはない。揺れもなく、快適である。

「これは楽でいいけど……なんか間抜けに見えそう」

 夏希は苦笑いを浮かべながらつぶやいた。傍から見れば、いい歳をした三人の男女が児童遊園のメルヘンチックな遊具にまたがって遊んでいるようにも見えなくはない。



 高原地帯に出るまで、丸二日かかった。

 平坦となった大地に伸びる、獣の踏み分け道とたいして変わらない小道を日暮れまで歩いて、ようやく小さな集落に到達する。

「今日はここまでだ。ゆっくり休んでくれ」

 宿舎となる小屋に案内してくれたベンディスが、そう告げる。

「イファラ族の居住地まで、あとどれくらい掛かるのですか?」

 旅疲れか、いささか冴えない表情のエイラが、訊く。

「四日だな。だが、安心してくれ。そこへは行かない」

「行かないのですか?」

「ああ。時間が惜しい。あと一日南へ歩けば、ハンゼイ氏族の本拠だ。そこに、サーイェナ様が出向いてきてくれたと連絡が入っている。イファラ族の主だった者も、来ているそうだ。そこで交渉にしよう」

「……たしかに、イファラ族の本拠には行き辛いわね」

 夏希はそう言った。ジンベルはすでに何千名ものイファラ族戦士を敗死させているのだ。ほとんどのイファラ族は、身内や友人知人を最低でも一人は失っているだろう。きっと、もの凄く恨まれているにちがいない。

「そうだな。俺なんて、後ろから刺されるかもしれん」

 拓海が渋面で言う。

「それはあり得ないよ、タクミ殿」

 穏やかな声で、ベンディスが言った。

「高原の民は誇り高い。客人を殺めるなど、あり得ない。もしそんなことがあれば、その者を出した支族は永遠に氏族から追放されるだろう。たとえ親の仇だったとしても、氏族の客人である以上笑顔で接する。それが、高原の民の慣わしだ」

「……それはありがたいですが……なんか不自然な感じが」

 遠慮がちに、夏希はそう言った。誇りのために自然な感情を抑制しすぎるのも、良いことではないと思う。

「高原には、平原の国家のような細かい法律はないのだよ」

 語りかける調子で、ベンディスが続けた。

「そのような社会が、個人の感情を優先させていては、収拾がつかなくなってしまう。狩りの時に、各自が違う獲物を追ったのでは、一匹も捕らえることができないだろう。民ひとりひとりの意思は尊重するが、支族や氏族がことに当たる場合は、厳しい掟で縛るのが、高原の流儀なのだよ」

「高度に発達した原始共産制というところかな」

 拓海が、つぶやくように言う。


 翌早朝、一行はハンゼイ氏族の本拠に向けて出立した。

 それまで歩んできた道は、高原の外縁部であり、地形的には平坦であってもその特徴は山岳的だったが、ここから先はまさに高原、とでも言うべき景観が広がっていた。すなわち、だだっ広い草原地帯である。

「さすがに高原だな。平原よりも、だいぶ涼しいぞ」

 あたりをきょろきょろと見回しながら、拓海が言う。

「そうね」

 夏希は同意した。強烈な日差しに晒されてはいるが、空気はからりと乾いている。気温はたいして変わらないのだろうが、平原地帯の水分をたっぷりと含んだねっとりとした空気よりも、ずっと爽やかに感じる。

 交通量が少ないせいか、歩んでいる道自体は、獣の踏み分け道よりはいくぶん増し、といった粗末なものだった。周囲には、細い茎と稲によく似た葉を持つ腰高くらいの草が密生している。随所に禿げて赤茶色の土がむき出しになっているところが見受けられるが、そこは土壌かなにかが影響して草の生育を阻んでいるのだろうか。ざっと見た感じでは、数百平方メートルに一本くらいの割合で、小さな黄緑色の葉を茂らせた背の低い木が、盆栽の松を思わせる半ば地を這うような格好で生えている。

「あ、なに、あれ」

 その低木の陰に隠れるようにして、大きな獣らしきものがこちらをうかがっていることに気付いた夏希は、思わず足を止めた。

「セレンガですね」

 すぐ後ろを歩んでいたリダが、足を止めて教えてくれる。

「いきなりサファリパーク状態か」

 拓海も寄って来た。小手をかざして、獣の様子を見物する。ちょうど草が茂っていないところが手前にあるので、観察するのに都合がいい。

 そのセレンガが、こちらを注視しながら木の陰からのっそりと出てきた。その形状と体格は、雌ライオンによく似ている。だが、胴体部分は薄茶色と白の縦縞だった。……さながら、トラ猫のようだ。

「危なくないの?」

 夏希はリダに訊いた。

「セレンガは強くて獰猛な動物ですが、馬鹿ではありません。人間を襲うことは、めったにありません。お互い、不干渉ですわ。狩りの時に、獲物の取り合いをすることはありますが、いつもすぐに諦めて譲ってくれます。狩人とやり合うよりは、新しい獲物を追いかける方が、楽ですからね」

 狩りの様子を思い出したのか、楽しそうな表情で、リダが説明する。

 見守るうちに、セレンガが木のそばで箱座りした。首を伸ばし、こちらを注視しつつ、耳をぴくぴくと動かしている。ライオンやトラのような丸耳ではなく、上方にぴんと立った三角形のいわゆるネコ耳なので、箱座りなどしていると痩せ気味の巨大なトラ猫にしか見えない。

「悪いが、先を急ぐぞ」

 サイゼンが、背後から声を掛けてくる。


 夕暮れまでに、一行は目的地であるハンゼイ氏族の本拠に到着した。

 かなり大きい集落であった。おそらく、戸数は千戸を確実に超えているだろう。大きさからすれば都市と呼ぶにふさわしい規模なのだが、立ち並ぶ家々はジンベルを始めとする平原都市のように整然と立ち並んでおらず、町並みはかなりアバウトだ。周縁部には、畑の中に十数戸が肩を寄せ合うように集まっていることが多く、家々が密集している中心部では一応街路が形作られているものの、くねくねと蛇行したりいきなりかぎ型に曲がっていたりする。都市計画といった単語は、高原地帯には存在しないものらしい。

「とりあえず宿舎に案内しよう」

 ハンゼイ氏族の有力者らしい初老の男性となにやら打ち合わせたサイゼンが、そう言ってエワを手招いた。

「接待役に彼女をつける。自由に使ってくれ。本格的な交渉は、明日からだ」

「宿舎はありがたいのですが……時間が切迫しているのでは?」

 エイラが言う。夏希も同意した。早めに停戦交渉をまとめないと、ニアンを主体とする救援軍が高原侵攻を開始しかねない。

「悪いが、ここは高原だ。高原の民の流儀でやらせてもらう」

 笑みを湛え、サイゼンが言った。

「旅で疲れた客人に対し、いきなり難しい話を吹っかけたりするようなことは礼を失するからな。まずは歓迎の宴だ。そして、一晩ぐっすりと休んでもらう。交渉は、明日の夜明けから行うとしよう」

「宴か。悪くないな。でも、交渉メンバーの顔合わせくらい、今晩中にさせてもらえるんだろうね?」

 拓海が、訊いた。

「もちろんだ」

 サイゼンが応ずる。


第三十八話をお届けします。

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