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白き巫女と蒼き巫女【改稿中】  作者: 高階 桂
第一章 高原編
34/145

34 インドシナ戦争

「魔界が広がっているなんて、初めて聞いたのですぅ~」

 エイラと共に仕事部屋に呼び出され、ことの次第を聞かされたコーカラットが、戸惑っているのかボディを小刻みに揺らしながら言う。

「ただでさえ魔界は広くて、寂しいところなのですぅ~。これ以上広くなっても、意味がないのですぅ~」

「コーちゃんでもわからないか」

 夏希は小さく嘆息した。

「もし本当だとしても、最近のことであれば、わたくしには知りようがないのですぅ~。最近、魔界には帰っていませんからぁ~」

「ほう。何年くらい里帰りしていないんだ?」

 拓海が訊く。

「かれこれ二百年近くになりますでしょうかぁ~」

「……二百年で最近なんだ。時間の概念が違いすぎるわね」

 凛が、呆れる。

「ねえ、コーちゃんって何歳なの?」

 ふと疑問に思った夏希は、そう尋ねてみた。

「魔物には、年齢を数えるという習慣がないのですぅ~。だから、わからないのですぅ~」

「そりゃそうだな。誕生日もなければ寿命もないんだから。歳なんか数えても、無意味だ」

 生馬が笑う。

「本当に魔界が広がっているのならば、棲んでいる魔物はみな気付いているはずですぅ~。魔物の賢者なら、このことについて詳しく知っているかもしれませんですがぁ~。お役に立てなくて、申し訳ないのですぅ~」

 そう言ったコーカラットが、ぺこぺことボディを前に傾ける。

「どう思う、エイラ」

 夏希は、コーカラットの主人あるじに話を振ってみた。

「もしサイゼン氏族長の話がすべて真実とするならば、おそらく陛下はその親書の内容を信用しなかったのではないでしょうか」

 考えながら喋っているのか、ゆっくりとした口調でエイラが言った。

「あるいは単にジンベルを陥れる罠、またはジンベル侵攻を正当化するための口実と看做したのかもしれません」

「その可能性は、高いね」

 瞬が、言った。

「無理難題を吹っかけて、断られたり反発の姿勢を見せたりしたところで、理はこちらにありとして開戦、なんてやり口は古代からの常套手段だし」

「いずれにしても、戦争が終わるのならば喜ばしいことですわ。わたしでお役に立てるのならば、みなさんのなさっていることに協力するのはやぶさかではありません」

 エイラがそう言って、夏希の手をぎゅっと握った。

「ありがとう、エイラ。あなたが仲間になってくれるのならば、心強い限りだわ」

「まったくだ。さて、当面の問題は、陛下が受け取ったはずの親書をどうしたかだな」

 笑顔を見せた拓海が、難しい顔になって腕を組む。

「真相は、陛下に直接訊いてみるしかないわね」

 夏希は、その視線を生馬に向けた。

 拓海、瞬、凛の視線も、生馬に集まる。

 エイラとコーカラットの眼も、生馬を見つめた。

「俺か? 俺が訊かなきゃいけないのか?」

 自分を指差しつつ、生馬が当惑げに問う。

「だって、今回の戦いの最高殊勲者だし」

「俺よりも地位は上だろ?」

「イブリス王女というコネもあるしね」

「なんなら、手土産用にクッキー焼いてあげようか?」

「生馬殿は、陛下のお気に入りでしょう」

「生馬様なら、安心なのですぅ~」

 皆が口々に、生馬を推す。

「わかったわかった。聞いてくりゃいいんだろ」

 諦め顔で、生馬が言う。


「ずいぶん遅かったわね」

 戻ってきた生馬に、夏希は不信の念がこもった視線を浴びせた。

「いくら俺でも、陛下にアポなしでほいほい会えるわけじゃない。かなり待たされたよ。その上、しばらくイブリスに捕まってお茶飲んでた。……と言うわけだから、凛ちゃん、お茶淹れなくていいよ。胃が水分でたぷたぷだ」

 気を利かせて茶を淹れようとした凛を、生馬が止める。

「それで、どうだった?」

「ほぼエイラの予想通りだ。親書は来たが、内容が信用できなかったそうだ。もし本当ならば、手紙ではなく外交使節を送ってくるはずだ、と考えていたら、侵攻準備を進めているという情報が入ってきた。あとは……知っての通りだ」

「本当かどうかは、確かめようがないわね。……って、別に陛下を疑ってるわけじゃないけど」

 凛が、エイラに視線を走らせつつ言い訳する。

「外交使節を高原に送れば、確かめられるかもしれないけど、陛下にその気がないからねえ」

 瞬が、ぼやく。拓海が、指を立てた。

「整理しよう。魔界膨張うんぬんが、高原の謀略ないしでっち上げだとすれば、こちらは別に手を打つ必要性がない。これからも侵攻してくるであろう高原戦士を、粛々と撃退するだけだ。むろん、戦争終結に向けてイファラ族と交渉する余地はあるがね。しかし、もし真実だとすれば、それなりの対策を考える必要がある。サイゼンが言った通り、高原の民の生活圏が魔界の膨張によって脅かされれば、彼らは押し出されるように平原進出を企むだろう。何年後、あるいは何十年後になるかは知らないが、大戦争になるのは間違いない」

「密林を切り拓けば、高原の民の入植地くらいできそうなものだけど」

 夏希はそう言った。地図で見る限り、平原地帯はかなりの面積がある。そのうち、人が住んだり耕作地に利用しているのは、ごく一部でしかない。

「先住民と移民が共存する社会というものは、成立が難しいんだよ」

 瞬が、説明を始めた。

「強制的な同化政策を取れば、いずれは対立が解消され、平和な共存社会が作れるが、その場合先住民にしろ移民にしろその文化的独自性は著しく破壊される。北米やオーストラリア、中央アジア東部なんかが、いい例だよ」

「北米やオーストラリアはわかるけど、中央アジア東部って、そんなことあったっけ?」

 夏希は首を傾げた。

「あのあたりは昔から、多民族が混住する独自の文化をもつユニークな地域だったんだ。だが、東から中国の各王朝の圧迫と支配、それに漢民族の移民の波を受けて変質していった。今じゃほとんどが中華人民共和国の版図だ。……今のチベット問題の根も、その延長線上にあると言ってもいい。特に、あそこがいわゆる中国の一部になったのは、清王朝からだからね。……話を元へ戻すと、平原と高原の場合、人口は高原のほうが多い。入植地ができれば、そのライフスタイルは平原の民のそれに近くなるだろうが、高原側は多数者である自分たちのやり方を変えないだろう。文化的には相容れないまま、政治的に対立することになる。良くて冷戦状態、悪くすれば民族浄化が始まるだろうね」

「ぞっとしない未来ね」

 夏希はうめいた。民族浄化となれば、市民同士の殺し合いになる。ここには国連も、軍事介入してくる超大国も、和平を仲介してくれる人道的なNGOも、悲惨な状況を世界中に発信してくれるマスコミも存在しないのだ。いったん始まれば、どちらかが事実上根絶やしになるまで続くに違いない。



「ベンディス。決心は変わらぬか?」

 肯定の言葉が返ってくるのを承知で、ビレットはそう訊いた。

「はい。申し訳ありませんが」

 荷物の整理をしていたベンディス立ち上がり、わずかな日数ではあったが上官だった男に向かって、深々と頭を下げる。

 二度目の戦いも、イファラ族側の惨敗であった。総兵力一万三千五百。戦闘に投入した兵力一万三千三百。死者行方不明六千四百。負傷者一千百。

 半数以上が死傷。作戦目的未達成。おまけに、総指揮官サイゼン氏族長行方不明。

 とりあえずビレットを総指揮官代理に据えた高原戦士たちは、砦まで後退しつつ負傷者の救護と後送を急ぐとともに、その防備を固めた。幸い、今のところジンベル側は砦奪回に動く気配を見せてはいない。ビレットは手元に三千の兵を残し、他の兵は負傷者に手を貸しつつ高原まで戻るように命じた。

 今後の方策は決まっていなかった。氏族長が失われた以上、支族長会議で氏族長代理……死亡が確認されていない以上、新氏族長を選ぶわけにはいかない……が決まるまでは動きようがない。

 そんな最中であった。ベンディスが、補佐役の辞任を願い出たのは。

 ビレットは、即座にその願いを聞き入れた。強い決意を秘めたベンディスの眼を見て、慰留をあっさりと諦めたのだ。有能な補佐役を失うのは痛いが、仕方ない。

「……まさかとは思うが、リダを助けに行くのではあるまいな?」

 ビレットの問いかけに、私物をまとめていたベンディスの手が、ぴたりと止まる。

「やはりそうか」

 苦笑いしつつ、ビレットは言った。ベンディスの気持ちは、理解できた。東岸の本営は、ジンベル南城壁から十数シキッホのところまで迫ったのだ。おそらく、リダはそこから三十シキッホと離れていない場所に捕らえられていただろう。子供の足でも、容易にたどり着けるほど近くに。

 最愛の妹を目前にして、引き返さねばならなかった兄の苦悩。

「で、目算はあるのか?」

「ツルジンケン支族に、平原の民との混血が二人います。二人とも農民ですが、信頼できる男です。彼らと共にいれば、平原地帯でも目立たないでしょう。それに、ハンゼイ氏族の商人に、友人がひとりいます。小規模ですが、平原と商取引している彼なら、いろいろと便宜を図ってくれるはずです」

 ビレットから視線を逸らしたまま、ベンディスが言った。

 ……止めても無駄だろうな。

 ビレットはそう思った。短い付き合いだったが、そのことがわかるくらい、この若者とは親しくなった。

 自らジンベルに赴いて妹を救出する。あまりにも危険な計画である。むろん、ベンディスのことだから、それなりに成算があると踏んでいるのだろう。自暴自棄になって無茶をするような男ではない。

 ……少しばかり手を貸してやるか。この有能な若者を、簡単に死なせるわけにはいかない。

「バチーラ支族に、平原との混血の女性がいる。若すぎるので戦には参加しなかったが、狩人としては優秀だ。見た目は、平原の民とほとんど変わらない。もし良かったら、一緒に連れて行ってやってくれ。役に立つだろう」

 ビレットは、淡々とした口調で言った。ベンディスが、顔に驚きを浮かべて振り向く。

「よろしいのですか?」

「ああ。手紙を持たせてやろう。彼女なら、喜んでついて行くはずだ」

「ありがとうございます、ビレット殿」

 ベンディスが姿勢を正し、深く頭を下げる。

「妹御を救い出すついででいいから、土産も欲しいな。ジンベルの内部事情も探ってきてくれ。何人か、ジンベルの異世界人も攫ってきてくれると助かる」

 ビレットは冗談を飛ばした。だが、真に受けたのか、ベンディスが困り顔をする。

「冗談だ、冗談。ともかく、気をつけてな。無事戻ってきたら、また手伝ってもらうぞ」

「はい、ビレット殿」

 ベンディスが、深くうなずいた。



「まず僕から報告させてくれ」

 プチ会議の場で、珍しく瞬が最初に発言を求めた。

「外務大臣からイファラ族との和平交渉について陛下に意見具申がなされたが、その場で却下された。高原戦士がいまだ砦を占領中だというのが、表向きの理由だ」

「裏の理由は?」

 夏希はそう尋ねた。表があるなら、裏もあるはずである。

「それは、拓海か生馬から説明してもらった方がいいだろう」

 瞬が、両脇に座る仲間二人を、代わる代わる見る。

「……あー、救援軍は、この戦争を終わらせる決定的な作戦として、高原侵攻計画を策定中なんだ」

「なんですって?」

 生馬の言葉に、夏希は思わず驚いて身を乗り出した。

「正確に言えば、救援軍の中の積極派が、だな。慎重派は乗り気じゃない」

 拓海が、補足する。

「高原に攻め入っても、戦争は終わらないでしょうに。イファラ族を追い散らしても、他の高原氏族に攻撃されるだけだわ」

 凛が、指摘する。夏希もうなずきで同意した。

「それに関しては、イファラ族が造った軍用路を使って高原地帯に至り、ジンベル川沿いに要塞都市を建設するという案が積極派から出されている。つまり、前線を高原地帯に押し進め、守り易い拠点を作ってしまおうという算段だな。そうして、軍事的優位を得てから、和平交渉に入る」

 テーブル上のホワイトボードに略図をさらさらと描きながら、拓海が説明した。

「うまく行きそうにない案ね。すべての平原の民の怒りを買っちゃいそう。それに、時間もお金も山ほど掛かるんじゃない?」

 夏希はそう意見を述べた。時間はともかく、今のジンベルにそのような大規模軍事行動を起こせるほどの金銭的余裕はないはずだ。

「それに関しては、スポンサーがつきそうなんだ。積極派の中心が、ニアンでね。資金も兵力も出し惜しみしない、と言っている」

「その計画に、陛下が乗せられたわけ?」

 凛が、辛辣そうな口調で訊く。

「それはどうかな。陛下の考えまではわからないが、前回の戦いでニアンには世話になったからな。ここでニアンの機嫌を損ねて、派遣兵力の引き上げ、なんてことになったら、同調する国も出てくるだろうし、ジンベルはまずい状況に置かれるはずだ」

 そう言った拓海が、同意を求めるかのように瞬を見た。瞬が、うなずきで応ずる。

「生馬と拓海は、この計画がうまくいくと思ってるの?」

 凛が訊く。

「俺は乗り気じゃない。高原戦士の度胸と粘りはたいしたものだ。おまけに、誇り高い連中だ。侵攻などしたら、怒り狂って攻め寄せてくるだろう。それに、連中の土俵で戦うのもぞっとしない」

 戦いの様子を思い起こしたのか、心底嫌そうな表情で、生馬が首を振る。

「俺も絶対に反対だ。わざわざ新たな戦争目的を高原の民に与えてやるなど愚かなことだ。それに、恐ろしいことに高原の民にはその重心と言える適切な戦略目標がない」

 拓海も同調する。夏希は聞き慣れない言い回しに首を傾げた。

「なに、その重心と言える適切ななんとかって?」

「戦争の帰趨を決定付ける戦略目標だ。たいていの場合、それは敵の軍事力となる。軍隊を失えば、当然継戦能力を失うからな。軍隊がない場合は、政治中枢を制圧するしかない。普通は、首都の占領だ。具体的な政治中枢がない場合は、政治指導者を狩るしかない。言わば、アフガニスタン状態だな。こうなると厄介だ」

 拓海が説明する。夏希はうなずいた。

「なるほど。それは理解できるわ」

「高原の民は、知ってのとおり常備軍を持たない。したがって、動員を解いてしまえば継戦能力を失わないまま戦略目標たる戦力を隠すことができる。このような場合の対抗手段は、政治中枢の破壊か地域社会の制圧ないし破壊を行うしかない」

「地域社会の制圧というと、占領すること?」

 凛が、訊いた。

「占領と、それに伴う新たな支配体制の確立だ。アメリカがイラクで行ったような」

「じゃ、破壊は? 住民虐殺とか?」

 凛が、さらりと恐ろしい単語を口にする。

「それも地域社会の破壊の一種だが、そこまで極端でなくとも破壊は可能だ。アメリカがベトナムの一部で行ったような、戦略村の建設なんかも破壊だな」

「千百村?」

 聞き違えた夏希は、きょとんとした表情で拓海を見た。

「第二次インドシナ戦争……いわゆるベトナム戦争で、NLF……ベトコンという蔑称の方が通りがいいが……の跳梁に悩まされたアメリカは、NLFを支援している敵対的な住民と、それ以外のいわば『消毒済み』の住民を区別しようとして、後者を戦略村と称する防備の固い小要塞に移住させようと試みたんだ。ゲリラ戦術を取るNLFは、地域住民であるベトナム農民から切り離されたら、干上がってしまうからね。アメリカ軍と南ベトナム軍が、親北的な農民を締め上げていけば、NFLの活動を封じ込められる、という寸法だ」

「でも、うまく行かなかったんでしょ?」

 夏希はそう言った。現代史は詳しくないが、ベトナム戦争の映画くらい見ているから、最終的にアメリカがベトナムから追い出されたことくらい知っている。

「まあ当たり前の話だがな。農民から先祖伝来の田畑を取り上げたりしたら、反発されるのは当然だ。アメリカは戦略村以外にも、親北的な村落を破壊して農民の移住を半ば強制するようなこともやっている。地域社会を自分たちに都合のいいように丸ごと作り変えようとしたわけだ。一種のスクラップ&ビルドだな。いかにもアメリカらしい手法だ」

「酷い話ね」

 夏希は眉をひそめた。

「何のこれしき。同じようなことは、強国ならどこでも大なり小なりやってるよ。中国の各王朝。帝政ロシア。大英帝国。新大陸におけるイスパニアとポルトガル。……なんか話がずれたな。高原の民の場合は、幸いなことに政治中枢がある。これは各氏族の長と、それを支えている各支族長だ。俺が聞いた話では、氏族長が死ねばすぐに代わりの者が新氏族長となり、後を継ぐそうだ。社会制度も素朴で、誰でもが指導者になれる素質を持っていると言える。例えは悪いが、ヒュドラーみたいなものだ」

「ヒュドラーって、なんだっけ?」

 なにかの伝説や神話に出てくる化け物か怪物、ということだけはなんとなく知識として、夏希の頭の隅に入っている。

「ギリシャ神話の多頭蛇ね。頭を切り落としても、新しいのが生えてきて復活しちゃうのよ。ヘラクレスに退治されちゃったけどね」

 ファンタジー小説好きのせいか、神話や伝承にも強い凛が、ざっと説明してくれる。

「そんな連中のホームグラウンドに入り込んで、戦争するなんて自殺行為だ。要塞都市など造っても、ディエンビエンフーみたいになるぞ」

 拓海が、憤然として言い放つ。

「……天秤風?」

「第一次インドシナ戦争。フランス軍が、大敗したところよ」

 これまた歴史通の凛が、教えてくれる。

「とにかくこの計画は中止させた方がいいよ。まだ構想段階だが、この手の計画は早めに潰しに掛かった方が効果的だ。みんな、それぞれの影響力とコネを使って、中止させる方向に働きかけてくれ。いいね」

 瞬が、他の四人を見回した。


第三十四話をお届けします。今回は予約掲載になります。感想などいただいた場合返信が大幅に遅れる可能性が高いです。ご了承下さい。

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