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白き巫女と蒼き巫女【改稿中】  作者: 高階 桂
第一章 高原編
32/145

32 迂回包囲

 戦線、あるいは軍事用語における前線とはなにか?

 端的に言えば、戦線は敵兵力と対峙している境界線およびそこに配備されている味方兵力のことである。

 人間は、その眼の配置、腕の可動範囲などの制約から、正面に対する対応能力は優れているが、背後に対する能力は甚だ劣っている。

 軍隊も同様である。全周への万遍ない対応は、リソースの無駄遣いと言える。持てる能力を最大限に発揮するためには、警戒と打撃力行使の方向をひとつに集中させる必要があるのだ。したがって、各部隊が互いの弱点をカバーし合い、最も脆弱である背後に敵が廻らないように工夫すると、必然的に横一線(地形的、戦略的制約から直線になることは稀であるが)に部隊が並ぶことになる。こうして、彼我のあいだに戦線が形成されるわけだ。

 ……その戦線が、ジンベル側によって喰い破られた。



 アンヌッカの指示にしたがって、夏希は短剣兵隊を左側……突破口の東側の敵戦線後方へと導いた。

 すでに一帯は、混乱の極みであった。双方の死体はごろごろ転がっているし、負傷して倒れ伏している者も多い。高原戦士弓兵は数は多いものの分断され、組織的戦闘を諦めて鉈を手に必死の抵抗を続けている。背後から襲い掛かったジンベル側長槍兵は、数こそ少ないものの陣形を保ったまま高原戦士を圧迫している。

 夏希は手近の高原戦士投げ槍兵隊に、指揮下の市民軍短剣兵隊を突っ込ませた。敵を混乱させるのが目的である。戦果は二の次だ。敵が混乱さえしてくれれば、正面から圧迫している救援軍部隊が何とかしてくれる。

 戦闘部隊が壊滅する様は、激烈な地震に見舞われた建物が倒壊する様子と酷似している。徐々に崩壊するのではなく、強い揺れに耐えていた建物の枢要な一部……耐力壁や柱の結合部など……が破壊されたことをきっかけにして、わずかな時間でその他の部分も揺れに耐えられずに壊れてゆき、あっというまに瓦礫の山と化してしまう。

 夏希らが目標とした高原戦士投げ槍隊の方陣も同様だった。それまで激しく抵抗を続けていたにもかかわらず、正面から救援軍長槍兵隊、左側面から市民軍長槍兵隊、そして背後から市民軍短剣兵隊に押しまくられた結果、いともた易く壊滅したのだ。

 夏希はすぐさま指揮下の市民軍に新たな目標を与えた。戦術目標を与えられないまま、各兵士が目に付いた敵を攻撃しているのでは、組織戦闘の優位が相殺されてしまう。敵が混乱している今こそ、統制の取れた戦術で、これを圧倒しなければならない。



 ジンベル川西岸に展開した高原側左翼部隊は、崩壊の危機に晒されていた。すでに弓兵部隊は支援射を行える状態になく、投げ槍兵部隊も方陣二つが壊滅。頼みの綱の予備部隊も、半数はすでに戦線に組み込まれて苦戦中、残る半数も連携の取れぬままジンベル側部隊と交戦中だ。

 このような中で、威力を発揮したのは救援軍弓兵隊だった。ラッシ隊長の指示に従い、戦線を形成する高原戦士の方陣に続々と矢を浴びせてゆく。この時点で、高原側左翼部隊の弓兵隊はすべて混乱状態にあり、組織的応射のすべはなかった。文字通り雨のように降り注ぐ矢が、軽装備の高原戦士に容赦なく突き刺さってゆく。

 高原戦士側左翼部隊二千二百のうち、いまなお健在なのは最も東側にいる投げ槍兵方陣一個のみ。死傷者はいまだ数百名に止まっていたが、戦士たちは分断され、その戦闘力は大幅に低下している。

 順次投入された予備部隊も、弓隊の援護を受けられぬまま損害を増やし、健在な方陣は三つになっていた。

 右翼部隊は善戦していたものの、正面の敵を抑えるのに手一杯で、左翼部隊の増援に回せる兵は一人もいなかった。

 対するジンベル側は、かなり変則的ではあったが教科書通りの突破に成功していた。だが、戦線を突破しただけでは勝利とは言えない。サッカーに例えれば、ドリブルとパスで中盤を突破し、ディフェンダーをすべて振り切り、ペナルティーエリア内へオフサイドなしにボールを持ち込んだとしても、得点は認められないのだ。シュートしたボールがゴールネットを揺らして始めて、得点となる。

 得点する……つまり高原戦士側に大損害を与えるには、ここから迂回包囲に持ち込む必要があった。戦線で戦う高原戦士たちの背後に深く廻り込み、退路を断ったうえで脆弱な背面に攻撃を仕掛け、正面からの攻撃との相乗効果で殲滅させるのだ。

 すでに、夏希率いる市民軍短剣兵隊一個と、長槍隊一個は、完全に戦線後方奥に入り込み、高原戦士部隊に対し攻撃を開始していた。さらに、南方から駆けつけた生馬率いる精鋭短剣兵隊二個と、本営の退路遮断を命じられていた長剣兵隊一個も、これに加わりつつあった。

 一方、ジンベルによる突破によって孤立し、最西部で抵抗を続けていた高原戦士三百名ほども、救援軍方陣二個と市民軍長槍隊一個によって挟撃され、ほぼ壊滅していた。これにより、ジンベル側は西岸戦線の西側三分の一を完全に制圧し、側面の安全を考慮することなく、余剰の部隊を戦線後方奥深くへ送り込めることとなった。



 同時刻の東岸では、ジンベル側の攻勢ははなはだ消極的であった。距離をとって、矢を盛んに射掛けてくるだけだ。

 ジンベル側東岸部隊の目的が、高原側東岸部隊の兵力拘束でしかないことを見て取ったビレットは、指揮下の予備部隊千八百名すべてを、西岸へ展開するように命じた。詳細はわからなかったが、西岸部隊の苦戦振りは明白だったからだ。

「奴らめ、今度はどんな手を使ったんだ」

 ビレットが、毒づく。

「こちらの予備部隊が間に合うことを……そして兵力が足りることを願いましょう」

 ベンディスはそう言った。



 翼側が一方的に破られた戦線は、脆い。

 仮に戦線が突破されたとしても、それが一箇所だけであり、左右の戦線が強固で、なおかつ充分な予備軍を控置してあるならば、その対処は容易ではないが単純である。予備軍を敵侵入部隊正面ないし側面に投入して打撃を与え、これを押し戻しつつ、あるいは殲滅の後、左右の戦線の支援で修復を図ればいい。

 だが、翼側が完全に破られた場合は、たとえ充分な予備軍を拘置していたとしても、その対応は困難を極める。単なる戦線の突破口よりもはるかに安全で、幅広い進撃路を相手に与えてしまったことになるからだ。守備せねばならぬ箇所は飛躍的に増大するし、敵の戦術的、戦略的選択肢も増え、防御側は対応が後手に回りやすくなる。主動をつかめねば、消極的防御を繰り返さざるを得ず、そしてそれは防御側の劣勢を意味するのだ。

 通常、翼側を大規模に破られた防御側の選ぶべき効果的な戦術は、三つある。ひとつは言うまでもなく後退である。有利な防御戦闘を行える位置まで退き、防備を固めるのだ。もちろん攻撃側は追撃を意図するから、強力な後衛を配したり、遅滞行動を取ったり、欺瞞行動を行ったりする必要があるが、後退そのものに成功すれば損害を僅少に喰い止めることができる。もちろん、その代償に少なくない土地を失うわけだが。

 もうひとつの選択肢は、新たな戦線の形成である。戦線後方へ侵入した敵が、戦線を構成する味方の背後に廻り込めぬように、予備軍を使って既存の戦線の端を基点とする新たなる戦線を構築するのだ。

 最後の選択肢は、機動防御への戦術転換である。固定した戦線で侵入部隊を迎え撃つのではなく、機動力に優れた部隊を侵入部隊の弱点である側面や背後に機動させ、積極的に叩くという方法である。言うまでもなくこれには、機動力に優れた強力な予備軍を控置しておく必要がある。残念ながら、すでに高原側はすべての予備部隊を戦線投入した後であり、この手は使いようがなかった。

 サイゼン氏族長の本営が健在ならば、この危機的状況を見て取って、後退を命ずるか、あるいはそれ以前、まだ予備部隊に余裕があった時点で、第二戦線の構築を命ずることができたかも知れない。だが、サイゼンは縛られたうえに気絶中であり、その側近たちも戦死するか密林の中へ命からがら逃げ込んだ状態であった。戦線の各指揮官も、部下を叱咤して眼の前の敵と戦うことに手一杯であり、高原戦士の中に戦場全体を見通している者は一人もいない状況であった。

 敵本営を潰し、指揮統制の麻痺化を図るという拓海の作戦は、実を結びつつあった。



 またひとつ、高原戦士の方陣が崩れた。

 抵抗を続ける戦士たちに、容赦なく長槍が突き立てられる。槍衾に追い立てられた数名が、待ち構える短剣兵の方陣に押し付けられ、瞬く間に死体となる。その鎧の固さを活かして突っ込んでいった長剣兵が、得物を振り回して逃げる高原戦士を一人、また一人と着実に屠ってゆく。悲鳴と怒号が飛び交い、汗と血しぶきが飛び散る。金属同士がぶつかり合う激しい音、金属が肉体に食い込む鈍い音。常に響いている地面が鳴動しているかのような低い唸りは、何千名もの人々が駆け回ることによって発せられる音響だ。

 夏希もいつの間にやら、乱戦に巻き込まれていた。とにかく目に付く高原戦士を、片っ端から竹竿で突いてゆく。背後にはアンヌッカと、三人ほどの短剣兵が付いていてくれるのである程度安心できるが、正面の敵は自らの力で追い払わねばならない。

 と、夏希の前に一人の高原戦士が飛び出してきた。赤毛に近い茶色い髪をした、小柄な少年だ。なかなか可愛らしい顔をしているが、その手にはしっかりと投げ槍が握られている。

 少年の視線が、夏希を捉えた。顔に、わずかに怯えの色が走る。

 夏希は心を鬼にして、その少年の横っ面を竹竿で叩いた。血反吐を吐きながら、少年が宙に浮く。

 ……いちいち同情などしていられない。

 ここは戦場なのだ。油断していれば、夏希も命がない。あの少年には悪いが、命を取られなかっただけでもありがたいと思ってもらわねば。



 ようやく包囲されつつあることに気付いた高原戦士西岸右翼部隊の一部が、ジンベル川沿いに後退を始める。

 しかしこれは、最悪のタイミングであった。残っている右翼部隊がジンベル川を背にした馬蹄状ないしは半月状の新たな陣形を築き、頑強な抵抗を継続すれば、ビレットが派遣した東岸からの予備軍千八百名によってかなりの兵力が救出されたかもしれない。……もっとも、正確に戦局を見極めている指揮官が一人もいない状況では、無理な相談ではあったが。

 一部が後退を始めたことによって、右翼部隊正面の抵抗が弱まり、対峙していた救援軍の圧力が強まる。相変わらず機敏な生馬は、長剣兵部隊を後退を始めた高原戦士方陣の隙間に突っ込ませ、ジンベル川までの回廊を切り開いた。これにより、後退中の方陣二個四百名が、主力と切り離された形でジンベル側によって包囲された。

 それ以降は、典型的な包囲殲滅戦であった。矢も投げ槍も使い果たした高原戦士に、ジンベル側が容赦なく矢を浴びせて弱らせる。長槍兵の方陣が槍衾を作って圧力を掛けると、高原戦士の方陣はあっさりと崩壊した。

 ずるずると、高原戦士たちが押しまくられる。主力から離れ、孤立した小集団の中には、抵抗を諦めて武器を捨てる者が出始めた。武器装具の類をすべて投げ打ち、ジンベル川を泳いで対岸へと逃れようとする者も出る。

 東岸から派遣された予備部隊先鋒が、西岸の密林を抜けて姿を現したころには、包囲殲滅戦はほぼ終結していた。先鋒からの報告を受け、残っているジンベル側兵力は三千以上と判断した予備部隊指揮官は、速やかな撤退を命じた。



 西岸に差し向けた予備部隊が撤退したことを見て取ったビレットは、指揮下の東岸部隊も素早く撤収させた。西岸のジンベル側部隊が再編成を終え、南下することを危惧したのだ。千八百名の予備部隊では防げない可能性が高く、そうなると敵に東岸部隊の退路を断たれてしまう。西岸部隊が事実上壊滅した以上、東岸部隊まで失う危険は冒せなかった。

 ラッシ隊長も、部隊の再編成は行わせたものの、追撃は断念した。敵に与えた損害は大きかったが、味方の損害もかなり酷く、追撃の余力はないと判断したのだ。

 昼前に、すべては終わった。第二次ジンベル南平原の戦いは、前回同様ジンベル側の勝利であった。



「あ~疲れた」

 夏希は竹の水筒を手にした。水を含み、口の中をゆすいでから吐き出す。

 あたりは死体だらけであった。上流方向から涼しい風が吹いているにも関わらず、銅に似た鮮血の臭いが埃臭さと混じってしつこく漂っている。

「見事な指揮振りだったぞ、夏希」

 汗で体中を輝かせた生馬が歩み寄ってきた。後ろには、穂先はもちろん柄の方にまで紅く血がこびりついた短めの槍を携えた少年が、付き従っている。

「お互い怪我しなくてよかったね」

 棒読み口調で、夏希は言った。精神的にも肉体的に疲れて、言葉に感情がこもらない。生温いを通り越して温かな水筒の水をすすって、ほうっと息をつく。

「で、これからどうなるの?」

「そうだな。拓海を見習って、倒れている美少女でも探すか」

「……王女殿下に言いつけるわよ」

「冗談だ、冗談。ま、少なくとも敵侵攻軍の半分は撃破したんだ。しばらく、高原側は立ち直れないだろう。これで、魔力の源を諦めてくれればいいんだが……」

「なんで魔力の源を欲しがっているかわかればいいんだけど」

「それなら、わかるかも知れんぞ」

 生馬の意外な返答に、夏希は少しばかり驚いた。

「……どうやって?」

「高位の高原戦士を捕らえたんだ。本営襲撃の時にな」

 自慢げに言った生馬が、片目をつぶってみせる。

「すごい。大手柄じゃない。で、そいつはどれくらい偉いの?」

「敵のトップさ。氏族長サイゼン。上官を逃がすために部下が詐称した可能性もあるが、おそらく本人じゃないかな。尋問が楽しみだね」



「勝ちました! 凛様、ジンベルと救援軍の勝利です!」

 歳若い市民軍兵士が、西の市場に駆け込んでくる。

「……これからが地獄ね」

 重傷者の腕に包帯を巻きながら、凛はそっとつぶやいた。

 すでに臨時救護所には、処理しきれないほどの負傷者が運び込まれていた。担架……凛の指導で今回始めて導入された器具……に載せられたり、市民の肩を借りて、あるいは自力で歩んできた負傷者たちは、まず最初に医学院の看護係数名によって仮診察を受け、色付きの麻紐を右手首に……右手首がない場合は左手首に……巻かれていた。混乱を極めてしまった前回の救護活動を分析し、改善点を洗い出した凛は、トリアージ(識別救急)の手法を導入していたのだ。

 もっとも一般的なトリアージ・タグは四種類である。死亡、最優先治療、待機治療、保留だ。それぞれ黒、赤、黄色、緑で表され、赤のタグを付けられた者……早期に治療を受けないと死亡するおそれがある……が最優先で治療を受けることになる。

 凛が導入した『ジンベル式トリアージ』は、六種類に負傷者を分別する過酷なものであった。黒……死亡者。赤……安楽死推奨者。橙色……要高度治療者。黄色……要低度治療者。青……待機治療者。緑……保留となっている。

 黄色は適切な治療を施せば命を取り留める者。青は応急手当を施せば当面命に別状はないが、いずれ本格的な治療を要する者。緑は、軽傷者である。

 問題は、橙色であった。高度な医療を施せば命は取り留める者を、積極的に助けるべきか否か。

 救護所にそれだけの余裕があれば、もちろん助けられる命である。実際、すでに何人もの『橙色』が、コーカラットを始めとする手術スタッフの手で治療を施され、医学院や仮設天幕に収容されていた。

 だが、ここへきて運び込まれる負傷者の数が急増し、傷の縫合などの高度な医療技術を持つ人員の不足が生じていた。すでにコーカラットは寝台二つを並べて、その上に浮かび、一度に二人の負傷者の縫合手術を同時に行うという、某無免許天才外科医も真っ青の離れ業を演じていたし、連続して怪我人を捌いている医学院スタッフの顔にも疲労の色が濃くなってきている。

 やむなく凛は、『橙色』の負傷者に対する治療を諦めるように通達を出した。『橙色』一人助けるのと同じ労力で、『黄色』が三人救えるとなれば、見捨てるのも致し方ない。

 そして今、戦闘終結の報せが届いた。これ以上負傷者が出ないというのはありがたいが、戦闘が終われば当然戦場に転がっている負傷者の搬出が本格化する。おそらくは、何百名もが一斉に運ばれてくるだろう。もちろん、それだけの負傷者を治療する能力は、ここにはない。そうなれば、『黄色』の中からも安楽死処分を行わなければならない者を選ばねばならなくなる。

「あたしが一番、ごうが深いことをしているのかもね」

 凛はつぶやいた。拓海が立てた作戦で多くの人々が死に追いやられ、夏希の率いる部隊もたくさんの人を殺しているだろう。生馬に至っては、自らの手で何人もの高原戦士を殺めている。だが、死んでゆくのはみな敵だ。

 怪我をして身動きさえままならぬ味方に下される死の宣告。より多くの者の命を助けるためとはいえ、なんと罪深いことか。

「ま、それに動じていないあたしも、我ながら凄いと思うけど」

 冷笑を浮かべつつ、凛は次の負傷者に包帯を巻き始めた。


第三十二話をお届けします。今回は試しに予約掲載を利用してみました。

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