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白き巫女と蒼き巫女【改稿中】  作者: 高階 桂
第三章 タナシス王国編
111/145

111 奪回の試み

 狭い天幕内に、シェラエズ王女の哄笑が響き渡った。

「やってくれるわ、夏希殿。海からアノルチャ港を攻め落とすとは」

 真顔に戻ったシェラエズが、地面に突き刺した棒数本の上に板を渡しただけの簡易なテーブルの上にある地図に眼を落とす。

「いかがいたしましょう、殿下」

 側近の一人が、遠慮がちに尋ねる。

「無論、奪回するしかあるまい。夏希殿の目的は、アノルチャ港の占領ではない。そこを拠点に、アノルチャ川下流域を支配することにあることは明白だ。そしてもちろん、アノルチャ川はわが東部方面総軍にとってもっとも重要な兵站線だ」

 いまのところ、シェラエズ王女指揮下の部隊が利用している、王都リスオンへと通じる兵站戦は三本ある。北部のディディウニ州を通過し、中央山脈北東嶺を越えてディディサク州へと至る陸上ルート。リスオン川を下り、途中から中央山脈南部を迂回する陸路を取って、アノルチャ川ないしディディリア州内の街道に至る河川/陸路併用のルート。そして、リスオン川を下り、アノルチャ川との合流点から遡上する河川のみのルートである。

 言うまでもなく、三つ目の河運ルートが、もっとも効率のよい兵站線である。幸い、ディディリア、ディディサク両州とも豊かな農業州であり、小麦粉を中心とする食料の大半は自給できる体制にあるが、戦時態勢にある軍隊が必要とするのは食料だけではない。武器や被服などの各種消耗品、上級司令部ないし政治中枢からの命令や情報、人事関連の指示や通達、部隊運用のための資金などが滞りなく送られてきて初めて、軍隊というものはまともに機能するのである。そしてもちろん、兵站線は一方通行ではない。負傷者は速やかに後送しなければならないし、前線からの報告や要請がなければ、上級司令部も政治中枢も有効な手立てを打ち出しようがなくなる。

 シェラエズ王女も、そのあたりは十二分に承知していた。主たる兵站線を断たれた軍隊は、いずれ自滅するしかないのだ。

 今現在彼女の指揮下にあるのは、約三万名。ディディリア州内での反攻作戦を意図していたので、手元には一万五千の兵力が集結している。

 ……いささか少ないが、これで夏希殿を叩くしかない。

 まごまごしていれば、憲章条約軍は船でアノルチャに増援を送り込んでくるだろう。それに、憲章条約側に堅固な陣地構築の余裕を与えるのもまずい。要塞化された都市ほど、攻略に手間取るものはないのだ。

 シェラエズは矢継ぎ早に命令を下した。手元にある一万五千の部隊には、進発準備をさせる。ディディリア州内の守備部隊からも三千を引き抜き、本隊に続くように指示する。それをカバーするために、ディディサク州内からの兵力移動も合わせて命じた。次いで両州を守る責任者に対し、自らの判断で自由に後退ないし退却する権限を与える。

「カートゥールの奴を調子付かせることになりますな」

 側近の一人が、わずかに顔をゆがめる。

「仕方あるまい。アノルチャ市を失った現状では、ディディリア、ディディサク両州の戦略的価値は低下している。多少の失地は、やむを得ぬ」

 シェラエズはそう応じた。『要地』や『戦域』の戦略的価値は、不変ではない。戦況や戦略方針の転換、あるいは時間の経過に伴い、それは刻々と変化してゆくのだ。それを見誤れば、低い戦略的価値しかない場所の防衛に汲々としたり、逆に戦略的価値が高騰した箇所を放置したりする失敗を犯しかねない。戦術的にせよ戦略的にせよ、『流れ』というものを読めない将は、愚将でしかないのだ。

 今現在東部戦域の最重要戦略ポイントは、アノルチャ市とその周辺……特に北方のアノルチャ川とリスオン川が交わる辺りである。ここを最終的に抑えた方が、当面の勝者となるだろう。



 拓海のサポートを受けつつ、夏希はアノルチャ市の要塞化を進めた。

 要塞化に使用される主たる資材である木材は、アノルチャ川を少しばかり遡ったところにある伐採場から手に入れた。多数動員された市民には、十分な食事とこの地の同種の作業に支払われる相場の二倍の賃金を与える。

 事前計画通り、夏希は都市外縁部の防御陣地は簡易なものに止めた。その内側に、既存家屋を利用した堅固な防御陣地を築かせる。外縁部を突破して突っ込んできたタナシス軍部隊が、ここにぶつかって立ち往生し混乱する。そこへ側面から機動予備部隊をぶつけてこれを屠る、という典型的な防御陣地と戦術予備を併用した防御戦術である。

 アノルチャ市の要塞化を進めながら、憲章条約軍はタナシス東部総軍の兵站線切断も行っていた。事前に準備したセレンガⅡを始めとする平底舟、アノルチャ河港で捕獲した比較的大型の川船、さらにランクトゥアン王子の海軍部隊の中で喫水の浅い小型船舶などにアノルチャ川を遡らせ、タナシス側の河川交通妨害を開始したのだ。若干の抵抗はあったが、この地のタナシス側兵力はごく少数であり、憲章条約側は少なくとも日中の間はアノルチャ川下流域の河川交通遮断に成功した。

「どうやらシェラエズの動きは早いようだ。明日には、アノルチャ川とリスオン川の合流点付近に、敵本隊が到着するらしい」

 レムコ同盟の連絡将校から渡された報告書を読みながら、拓海が言った。

「なんとか間に合ったわね」

 宿舎の窓から海港を眺めながら、夏希は安堵のため息をついた。港内では、おびただしい数の帆船が荷下ろしの真っ最中であった。得物を手にした市民軍兵士たち。麻袋に入った米や小麦粉。籠入りの芋類。おそらく武器類が収められているであろう木箱。大小の樽などが直接桟橋へ、あるいは小船に移し替えられて、陸揚げされている。アノルチャ湾の外には、ランクトゥアン王子指揮下の艦隊の姿も見えた。本来ならは、この補給船団は昨日の段階で入港していなければならなかったのだが、ラドーム島周辺海域が予想外の悪天候に見舞われて荒れてしまい、一日遅れの入港となったのだ。

「まあ、補給一回だけでも乗り切れるだろう。兵員は、この第一回補給でほとんど運んだからな。合計兵力一万一千ほど。シェラエズ軍が推定で一万五千。追加兵力が若干加わったとしても、一万八千から九千程度。いざとなったら、ランクトゥアン王子から陸戦隊を貸してもらえるから、兵力差はそれほどでもあるまい」

 地図を広げたテーブルを指でとんとんと叩きながら、拓海が言う。

「兵力差は気にしてないわ。むしろ、築城に時間を掛けられなかったほうが気掛かりだわ」

 夏希は脳内に現状の陣地構築度進展図を思い浮かべながらそう答えた。今のところ、外周部分が進捗率五割、内郭部分が進捗率三割といったところである。一部でサボタージュが行われたせいで、若干だが遅れが生じているのだ。そのうえ、シェラエズの動きが予想よりもまる一日は早まりそうである。これでは、間に合うわけがない。

「ま、あとは任せるよ。俺は、予定を早めてこの便の帰りに便乗してペクトールへ戻るから」

 自分用のメモ帳になにか書き込みながら、拓海が告げた。

「え、帰っちゃうの?」

「レムコ同盟の方が気になるんでな。具体的には、カートゥール代表だが」

「あのおじさん、何かしでかしそうなの?」

 窓から離れた夏希は、懸念を表情に張り付かせてテーブルに歩み寄った。

「俺の見るところ、どうもあいつは信用できない。あの好々爺じみた笑顔の下で、なにかを企んでいる気がするんだ。実際、レムコ同盟上層部はかなりの秘密主義だしな。側近連中は口が堅すぎるし。ということで、事後承諾になるがキュイランス借りてくぞ」

「え。まあ、別にいいけど。どうするつもり?」

「レムコ同盟側に、連絡将校として潜り込ませるつもりだ。抜け目なくて観察眼の鋭い奴。しかも完璧に信頼の置ける人物、となると彼しか思いつかなくてな。ああ、グリンゲ将軍の許可はすでにもらってある。将軍副官よりも、憲章条約救援軍司令部所属で、同盟軍の司令部へ正式に派遣される代表としての連絡将校だから、かなりの出世だしな。向こうの世界なら、さしずめ将官クラスのポストだぞ」

「カートゥール代表を監視しようってわけ?」

「まあな。いずれにしろ、彼は注目すべき人物だしな。戦後のことも考えれば、彼の動向には注意を払うべきだよ。タナシス敗北後の北の陸塊で、もっとも政治的影響力のある人物にあることは間違いない。情報収集は無駄にはならんしな。今のうちに、しっかりと探りを入れておけば、あとあと役に立つだろう」



 第一回補給船団がアノルチャ港をあとにした翌日、拓海の予測通りシェラエズ王女が指揮するタナシス東部総軍本隊が、アノルチャ川とリスオン川が合流する地点に現れた。

 川船による偵察でこれを知った夏希は、陣地構築を急がせた。夜襲警戒を兼ねて、徹夜で作業をさせる。賃金は、通常の五割増を支給した。

 懸念された夜襲はなく、タナシス軍本隊がアノルチャ市北郊に現れたのは昼ごろになってからであった。

「ずいぶんとのんびりしていますね、敵は」

 アンヌッカが、感想を述べる。

「急行軍で疲れたのでしょう。今日は仕掛けてこない可能性が高いわ。作業を続けさせましょう」

 いまのところ、陣地構築の進展具合は、外縁部八割、内郭五割といったところである。作戦に柔軟性を持たせるためにも、少しでも完成度を高めておきたい。

「この時間帯に到着となると、今夜の夜襲も懸念されますな」

 グリンゲ将軍が、意見を述べた。

「おっしゃるっ通りですね。夜間は外縁部の警戒を厳に。部隊の一部は、臨戦態勢に置きましょう」

 夏希はそう応じて、必要な命令を下した。



「陣地構築のために一日くれてやるのは惜しいが……正面から突っ込んで行っても損害が増えるばかりだからな」

 望遠鏡でアノルチャ市外縁部の状況を確認しながら、シェラエズ王女はつぶやくように言った。

「奇襲部隊の現状はどうか?」

 振り返り、側近の一人に語気鋭く質問を放つ。

「奴隷部隊三百はすでに配置に就いております。準備は整いました」

「よろしい。では、我々も寝るとしよう。決戦は、今夜だ」

 シェラエズは望遠鏡を丁寧にケースに収めた。

「夏希殿。アノルチャ奇襲はわたしを驚かせてくれたが……このわたしの手、驚いてくれるかな?」

 南方のアノルチャ市へ向けて、シェラエズは微笑を送った。



「夏希様! 敵襲です!」

 アンヌッカの声に、仮眠を取っていた夏希は慌てて飛び起きた。扉を開け、北側を見渡せる廊下の窓に飛びつく。

 平和な風景が広がっていた。夜襲警戒および夜間作業のための篝火は多数見えていたが、敵の襲撃を思わせる移動する灯火や喧騒などは、微塵もない。弱い風が、木材が燃える特有の臭気を運んでくる。空気は澄んでおり、空では多くの星が瞬いている。

「誤報?」

 夏希は首を傾げた。だが、夏希の革鎧を抱えて走ってきたアンヌッカの表情は、暗がりでもはっきりとわかるほどに真剣そのものだ。

「敵に動きはないじゃない。どうなってるの?」

 アンヌッカに革鎧装着を手伝ってもらいながら、夏希は問うた。

「海からの奇襲です。海軍の船が、何隻か攻撃されたようです。海港付近でも、戦闘が行われている模様です。おそらくは、夜陰に乗じて小船で侵入したものと……」

「やられた」

 夏希はぺちんと自分のおでこを叩いた。いかにも負けず嫌いのシェラエズらしい作戦である。夏希に海からの奇襲でしてやられた仕返しに、自らも海からの奇襲を仕掛けたのだ。……規模はずいぶんと小さいようだが。

「絶対に正面からも来るわ。全軍に臨戦態勢を。夜明けまで、どのくらいあるかしら?」

「薄暮まで、二百ヒネ程度でしょう」

「それまで、持ちこたえるのよ。機動予備の一部を、海からの奇襲兵力排除に回して」

 夏希は宿舎の部屋にとって返すと、サイドテーブルの陶製の水差しを手にして、中身を半分ほど一気飲みした。次いで、壁際に寝かせてあった竹竿を拾い上げる。

 ……いよいよ決着をつける時が来たようですね、王女殿下。

 夏希は覚悟を決めた。ここで負ければ、戦争はさらに長引くだろう。早期終結のためには、拓海の戦略通りここでタナシス野戦軍を消耗させねばならない。



 海からアノルチャ港に侵入したタナシス兵は、総計三百名。いずれも、奴隷兵である。事前に本隊より分派された彼らは、海岸で漁船を徴発し、秘かに沿岸を航海してアノルチャ港近郊の入江に潜伏。夜陰に紛れて港内に侵入したのである。救援軍海軍は臨戦態勢にあったものの、その警戒対象は軍船であり、浅い海岸近くを漕走する小船に気づくことはできなかった。

 奴隷兵三百名のうち、五十名は救援軍艦艇三隻を襲撃した。これは、囮であった。襲撃が大規模かつ、主力が後続しているかのように見せかけ、救援軍側の混乱と戦力の分散を狙ったものである。不意を衝かれた救援軍海軍は当初混乱したものの、奴隷兵の数は限られており、ほどなく三隻ともタナシス兵すべての制圧に成功する。

 残る二百五十名は、首尾よく市街地への浸透に成功する。彼らの任務は、救援軍の指揮統制を混乱させ、一兵でも多くの救援軍兵士を北側の防衛線から引き剥がし、味方本隊の突破作戦を支援することにあった。



 宿舎を出た夏希は、アンヌッカを伴って前線指揮所へと走った。街路には人影はなく、またゴミひとつ落ちていない。夜間外出禁止を発令中だし、市街地内の交通を円滑にするために路上への物品の放置や廃棄を禁ずる命令も出してあるおかげだ。

「夏希様、止まって下さい」

 切迫した声で、アンヌッカが告げる。

 夏希は慌てて走るのをやめた。アンヌッカがこんな声を出す時は、素直に従った方がよい。

「あれを」

 剣の柄に手を掛け、前に進み出たアンヌッカが、前方を注視するように夏希を促す。夏希は薄闇の中で目を凝らした。……前方の路上に、黒々とした塊があるのが、ぼんやりと判る。

「あれは……」

「たぶん、死体です」

 抑えた声で、アンヌッカが告げた。

 夏希は竹竿を握る手に力を込めた。夜間外出禁止令が出されている以上、あの死体は市民ではあるまい。おそらくは、救援軍の兵士だろう。となれば、下手人は抵抗勢力のアノルチャ市民か、あるいは今しがた市内に侵入したタナシス兵か。

 いきなり、アンヌッカが抜刀した。脇の路地から走り出してきた男が振り下ろす剣を、刀身で受ける。

 夏希も素早く反応した。目の端で捉えた接近する黒い影に気付くと同時に向き直り、手にした竹竿を突き出す。狙いはわずかに逸れたが、腹部への一撃を辛うじて躱した男が、剣を手にしたまま慌てて飛び退く。

「壁を背に!」

 なおも斬り付けてくる男の剣を交わしながら、アンヌッカが叫ぶ。

 夏希は数歩後退し、建物の壁に背中を向け、竹竿を構え直した。アンヌッカも、その脇まで後退し、剣を正眼に構える。

 いつの間にか、相手は五名ほどに増えていた。忍者装束を思わせる黒っぽいタイトな服をまとい、全員がやや細身の軽そうな剣を手にしている。

 ……侵入したタナシス兵か。

 夏希はぎりっと歯を食いしばった。ならば、腕の方は確かだろう。アンヌッカがいてくれるとは言え、五対二では分が悪すぎる。時間を稼げれば、味方が駆けつけてくれるだろうが、その前に屠られてしまう可能性が大だ。

「夏希様、わたしが時間を稼ぎます。……いままで色々とありがとうございました」

 死を覚悟したのか、アンヌッカが早口でそう告げた。

「命令よ。死んじゃ駄目」

 夏希は慌ててそう言った。

「ですが、夏希様をお守りするためには、他に方法がありません。……お別れです、夏希様」

 アンヌッカがそう言い置いて、ダッシュした。正面の男に勢いよく斬りかかる。受けた男が一瞬ひるんだところで、アンヌッカが隣の男にも斬りかかった。

 ……むりやり暴れまくって時間を稼ぎ、自らの肉体を盾として夏希を守るつもりらしい。

 死なせない。

 夏希は竹竿を槍のように構えると、走った。これで死ぬかもしれない、という考えが頭を過ぎったが、無視する。アンヌッカの命を犠牲にして生きながらえても、無意味だ。それくらいなら、仲良く討ち死にする方がまだましだ。

 正面の男に向け、竹竿を突き出す。とにかく、攻めるしかない。いったん引いた竹竿を、今度は右側にいる男に向け突き出す。

 湧き出した汗で滑りそうになる竹竿を握り直し、夏希は必死でそれを振り回した。二ヒネ稼げれば、誰かが駆けつけてきてくれるはずだ。それまで持ちこたえられれば……。

「退け! これは、竹竿の君だ!」

 誰かの声が、聞こえる。

 夏希の視界に入っていたタナシス兵が、一斉に剣を引いた。こちらに視線を据えながら、足早に去ってゆく。

 薄暗い通りに、夏希とアンヌッカは取り残された。

「な、なんだったのでしょう、今のは?」

 なおも愛剣を正眼に構えたままのアンヌッカが、訝しげに問う。

「シェラエズね」

 竹竿を路面に立て、それにもたれるように立った夏希は、そう断じた。『竹竿の君は殺すな』みたいな指令が、上から……おそらくはシェラエズから出ていたに違いない。そうでなければ、敵の最高指揮官をわざわざ見逃してくれる奇襲部隊などありえないだろう。

「ひとつ借りができたわね、殿下」

 夏希は北の方角を見やった。ついにタナシス軍本隊が動き出したのであろう、戦闘の喧騒が夜気を伝わって聞こえてきつつあった。


第百十一話をお届けします。

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