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白き巫女と蒼き巫女【改稿中】  作者: 高階 桂
第一章 高原編
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10 新人助手

「……夏希なの?」

 近づく夏希を見て、藤瀬 凛が目を見張る。

「そうよ。ここにいるのはみんな仲間だから、安心して」

 夏希はそう声を掛けつつ凛に歩み寄った。

「……後ろで浮いてる生首も、仲間なの?」

「生首ではないのですぅ~。わたくし、コーカラットと申しますぅ~」

 日本語を解するコーカラットが、すかさず挨拶する。

「まあ、いろいろとあってね」

 そう凛に話しかけた夏希は、エイラに少し待つように手で合図した。怪訝そうな表情を浮かべている凛の腕を取って、少し離れた場所に導く。

「何なのよ。ここ、どこ? なんであんたがいるの? その格好、なに?」

「まあまあ。ともかく落ち着いて」

 性急に質問を繰り出す凛を、とりあえず宥めにかかる。

「落ち着いてって言われても……」

「そうだ。凛ちゃん、中学の頃ファンタジー小説とか読んでたでしょ」

 昔を思い出しつつ、夏希はそう言った。家に行くと本棚に、電○文庫や富○見ファンタジア文庫などが並んでいたはずである。

「……読んでたけど」

 訝しげに、凛。

「その中に、異世界召喚ものって、なかった?」

 そう尋ねた夏希の顔を、凛がちょっと太目の眉を寄せて見上げる。……身長差は、実に二十センチ近い。

「……まさか、ここが異世界で、あたしが召喚されたなんてことを言いたいわけ?」

「ぶっちゃけて言えば、そういうこと」

 夏希の言葉に、文字通り凛の目が点になる。

「最初から説明するわ。まずわたしが召喚されたのがかれこれ二十日ほど前で……あ、二十日といってもこちらの時間でね。向こうとは一日の長さが結構違うから……」


 夏希の説明は、二十分近くに及んだ。

「納得はしないけど、だいたい状況は呑み込めたわ」

 額に湧き出た汗を指で拭いながら……ちなみに、トレーナーはすでに脱ぎ、腕に掛けている……凛が小さくうなずいた。

「そう。よかった。じゃ、とりあえず異世界の証拠その1ね。コーちゃん、ちょっと来て」

「承知しましたぁ~」

 夏希の呼びかけに応じて、コーカラットがふわふわと凛に近づく。

「どう? こんな妙な生き物がいる世界なのよ。しかも浮いてるし、日本語喋るし、愛想はいいし。異世界以外に考えられないでしょ?」

「まあ……確かに」

 渋々といった感じで、凛がうなずく。

「わたくし、コーカラットと申しますぅ~。エイラ様に使い魔としてお仕えしている魔物ですぅ~」

 コーカラットが、改めて挨拶する。

「コーカラットねえ……。あなた、本当に魔物なの?」

「本当ですぅ~。魔物は嘘をつかないのですぅ~。それと、できればコーちゃんと呼んで欲しいのですぅ~」

 コーカラットが、持ち上げた触手をくねくねさせながら言う。

「じゃ、証拠その2。エイラ、凛に言語の魔術を掛けてあげて」

 夏希の言葉にうなずいたエイラが、数歩近づく。

「なに? なにをしようというの?」

「大丈夫。ここの言葉がわかるようにしてあげるだけだから」

 慌てる凛に、夏希はそう説明した。

 エイラが印を結ぶ。紅い眩しい光が、凛を包み、すぐに消え去る。

「さあ、これであなたの言葉もみんなに通じるわ」

 夏希は微笑みつつそう言った。


 エイラとの会話で、凛もようやく異世界の住人となったことを納得したようだった。

「でも、なんであたしが召喚されたの?」

 状況を把握した凛が、夏希とエイラを見比べるようにしながら尋ねる。

「あ~、掻い摘んで話すとね、わたしが助手を必要としたのよ。そこでエイラが召喚の魔術を使ったら、偶然あなたが選ばれちゃったってわけ。まあ、条件のひとつに、わたしとの相性がいい人物、ってのがあったから、それで召喚されたような気もするけど……」

「ってことは、原因はあんたにあるのね?」

 凛が、厳しい表情で夏希に詰め寄る。

「……迷惑だったなら謝るけど、異世界に来れるなんてめったにないことよ。詳しいことはあとで話してあげるけど、報酬もたっぷりもらえるし。それにファンタジー小説読んでいたあなたなら、一度くらいは異世界に行ってみたいとか思ってたんじゃないの?」

「夢見る少女だった頃はね」

 凛が茶化しつつ認める。

「とりあえず、詳しいことはもっと涼しいところで話しましょう」

「賛成。暑すぎるわよ、ここ」

 夏希の提案に、凛がもろ手を挙げて賛成した。

 コーカラットの先導で、夏希らは市街地へ向け歩き出した。待機していた防衛隊の兵士たちも、少し間隔を開けてそのあとに続く。

「しかし暑いわね。ねえ、水とかもらえない? のど渇いちゃって」

 凛が、夏希に尋ねる。

「のどが渇いていらっしゃるのですかぁ~」

 耳聡く(?)聞きつけたコーカラットが、ふわふわと凛に近づいた。カップ状に変化させた触手を顎下にあてがい、例の黄色い液体を注ぎ込む。

「どぉ~ぞ~」

「ん、ありがと」

 凛が、差し出された触手カップをつかむと、中身を確かめもせずに口に運ぶ。

「あ」

 夏希が止める間もなく、凛がそれを飲み干した。

「……度胸のある娘だと昔から思ってたけど」

 夏希は引きつり気味の顔でつぶやいた。

「おいしい。えーと、コーちゃんだっけ? お代わりくれる?」

 ドン引きしている夏希に気付かず、凛がコーカラットにそう要求する。

「もちろんですぅ~。お待ち下さいぃ~」

 コーカラットが嬉々として、顎下に触手カップをあてがった。


 ヴァオティ国王への謁見。貴族位の授与。正式契約。

 凛の受け入れは、滞りなく進んだ。ちなみに、凛の報酬は夏希の三分の二と決められた。

「とりあえず、しばらくはわたしのところに居候させてあげるわ」

 細々とした手続きを終えたところで、夏希はそう申し出た。

「そうさせてもらうわ。色々と教えてもらいたいことも多いだろうし」

 凛が素直に応じる。

「じゃあ、今日の仕事はおしまいね。アンヌッカ、あなたももういいわ。あとは、よろしくね」

「承知しました」

 夏希の言葉に、アンヌッカが一礼する。

 凛を伴い王宮を出た夏希は、ゆっくりとした足取りで家路をたどった。周囲をきょろきょろと見回す凛に気を使っての、スローペースである。

「ほんとに異世界なのね。いまだに信じられないわ」

 行きかう人々や家屋の様子に目を奪われながら、凛がつぶやく。

「そうそう。着るものと履物を作っといたほうがいいわね」

 夏希は凛を大通りへと導いた。まずはサンダル職人のところへ行き、スニーカーを脱がせる。複雑に切れ込みが入った革を凛の足に押し当てて寸法を測ったサンダル職人に、夏希は一オロット銀貨六枚を払って二足造るように依頼した。

 次いで、布地を扱う店に行き、上物の麻布をひと巻き購入する。

「縫ってもらわなくていいの?」

 麻布を肩に店を出た夏希に、凛がそう尋ねる。

「大丈夫よ。シフォネっていう侍女がいてね。彼女、とってもお裁縫が上手なのよ。型紙なしで……っていうか、この世界にまだ型紙って便利なものはないんだけど……ワンピースくらいさくさく縫えちゃうくらい。今着てるこれも……」

 そう言って、夏希は自分のワンピースを指でつまんだ。

「シフォネが縫ってくれたのよ。もちろん、手縫いでね」

「へえ。上手いじゃない。なんだかライバル意識が芽生えちゃうわね」

 袖のあたりの縫い目をしげしげと観察しながら、凛が言う。運動神経は母親の胎内に置き忘れてきたと自称している彼女だが、手先だけはむちゃくちゃ器用で、夏希も丁寧に刺繍を入れたポーチだの手編みのマフラーだのを以前にプレゼントされたことがある。

 自宅に帰りついた夏希は、とりあえずシフォネに凛を紹介した。お茶を入れるように頼んでから、食堂のテーブルに凛と向かい合って座る。

「で、具体的にあたしはなにをすればいいの?」

 お茶を飲んで一息ついた凛が、そう訊いてくる。

「まあ、わたしの手伝いね。助手って言うのは名目上の話。あなた、家政関係は得意でしょ? 料理も上手だし。色々と知識や技能をジンベルの人々が使いこなせるようにアレンジして、広めてほしいのよ」

「例えば?」

「そうね……あ、お菓子とか作ってくれない?」

 夏希はぽんと手を叩いた。

 砂糖は……正確に言えば精製前の糖蜜と、その結晶だが……イナートカイからの輸入品として流通しているが、ジンベルの人々はそれをお茶に混ぜたり、直接なめるくらいの利用法しか知らないらしい。ベッコウ飴のような単純な甘味も輸入されており、方々で売られているが、甘いばかりでたいして旨いものではない。若い女性らしく甘味大好きな夏希だったが、さすがに緑茶に甘味をつけるのには抵抗があったし、ただ単に甘いだけのお菓子は好まないたちなので、このところ夏希は甘味に飢えていた。

「お菓子……ねえ。それくらいなら、なんとかなると思うけど」

 凛が腕を組む。

「……そうだ。話変わるけど、この世界に、レンズ研磨の職人さんって、いる?」

 ややあって腕を解いた凛が、唐突にそう訊いた。

「レンズ研磨? たぶん、いると思うけど」

 戸惑いつつ、夏希はそう応じた。

「いないと困ったことになるわ。あたし、コンタクトだから」

 凛が、自分の目元に指を当てる。

「あ、そうだったわね」

 小学生の頃から、凛が眼鏡っ子だったことを、夏希は思い出した。コンタクトレンズに切り替えたのは、中学二年の頃だったろうか。今付けているレンズも、適切なメンテナンスなしでは長持ちしないだろう。もちろん、ジンベルにコンタクトレンズなどないから、早晩眼鏡を作らないと、まともな生活が不可能になる。

「ハンジャーカイなら、居るはずよ」

「なに、それ?」

 凛が、首を傾げる。

「都市国家のひとつ。たしか、望遠鏡とかも作ってたはずだから、レンズも当然あるでしょう。明日、問い合わせてみるわ」



「夏希様」

 水を加えた米粉を練っていた夏希に、アンヌッカが声を掛けてくる。

「なに?」

「急で申し訳ないのですが、しばらくお時間をいただけますが? 緊急招集が掛かりましたので……」

「緊急招集?」

 夏希の向かいで茶葉をすり潰していた凛が、怪訝そうな顔をする。

 凛が召喚されてから、五日目である。すでに彼女は、糖蜜と小豆、米粉、それにサトイモもどきの大きな芋から取った澱粉などを駆使し、数種類のお菓子を作り上げていた。小豆餡の団子、米粉の蒸し饅頭、偽物羊羹などなど。今日は『ういろう』作りに挑戦しているところだ。とりあえず、白ういろうの他に、抹茶と小豆ういろうの三種を作るつもりである。

「防衛隊士官全員出席の会議です。陛下もご臨席なさるそうですので」

 済まなそうに、アンヌッカ。

「ふうん。じゃ、仕方ないわね。でも、緊急招集って……何事なの?」

 左手でぼんやりと米粉をもてあそびながら、夏希は訊いた。

「……内密に願いますが、蛮族対策についてのようです」

 やや声を潜めつつ、アンヌッカ。

「ジンベル川の上流域にいる蛮族は、十大氏族のひとつ、イファラ族です。他の都市国家からの情報によると、最近イファラ族が川船を他の氏族から買い集めたり、自ら造ったりしているとのこと」

「それが、どうかしたの?」

 ごりごりとすり鉢で茶葉を擂りながら、のんびりとした口調で凛が尋ねる。視線はアンヌッカの方に向いているが、コンタクトレンズを外しているので、その顔はぼんやりとしか見えていないはずだ。

「本来、蛮族はあまり川船を必要としないのです。氏族同士で貿易を行っているわけでもないし、高原地帯では川自体も浅いものが多く、交通手段としても不便です。利用法はせいぜい、川魚を取るために使うくらいです。それを、増やし始めたということは……」

「ジンベル侵攻を狙ってるってこと?」

「ありえない話ではありません」

 夏希の言葉を、アンヌッカがやや厳しい表情で肯定する。

「……まあいいわ。行ってらっしゃいな」

「ありがとうございます」

 夏希と凛に対しそれぞれ一礼したアンヌッカが、仕事部屋を足早に出てゆく。

「何なの? 蛮族とかって?」

 アンヌッカが消えたところで、凛が訊く。

「あとでういろう食べながら説明してあげるわ」

 米粉を練る作業に戻りながら、夏希は言った。


「う~ん。もう少し固い方がういろうっぽかったわね」

 蒸しあげたばかりのういろうを包丁で切り分けながら、凛が言う。

「とりあえず味見を」

 夏希は一切れ箸でつまむと、かじってみた。たしかにふにゃっとした食感で、ういろうらしくない。

「でも、おいしいよ。上出来だよ」

「……糖蜜を使ってるせいか、甘さもいささか品がないわね。雑味もあるし」

 自分でも一切れつまみながら、凛が言う。

「じゃ、お約束どおり蛮族に関して説明してあげるわね」

 ういろうを食べ、濃く淹れた緑茶を飲みつつ、夏希は蛮族に関して知っていることを凛に説明してやった。

「じゃ、蛮族が攻めてきたらどうなるの?」

 抹茶ういろうを切り分けながら、凛が訊く。

「ジンベル防衛隊が何とかしてくれるんじゃないかな」

「何とかって……アバウトな」

 凛が、鼻で笑う。

「南側にある城壁見たでしょ? あれがあれば、蛮族が攻めてきても大丈夫でしょう」

 夏希はそう言いながら、開け放した窓……空気交換の魔術が掛かっているから熱気は入ってこられない……を指差した。

 はるか向こう、市街地の南の端には、ジンベル王国が誇る堅固な城壁がちらりとその姿を見せている。盆地の南端近く、左右に山が迫って括れているところに設けられており、その全長は四百メートルほどだ。ちょうど中間あたりにジンベル川が流れ込んでおり、橋兼用の城壁がその上をまたいでいる。分厚い木製の門扉を備えた城門はふたつあり、それぞれ川の東岸と西岸に設けられている。

「まあ確かに、槍と弓矢くらいしか持っていない軍隊同士の戦闘なら、あの規模の城壁は有効だろうけど……ねえ、防衛隊って、何人いるの?」

 凛が、訊く。

「三百八十人とか聞いてるわ」

「たったそれだけ? 何千人も蛮族が攻めてきたら、いくら立派な城壁があっても、負けちゃうわよ」

 呆れたように、凛が言う。

「そんなに大勢で攻めてはこれないって、アンヌッカが言ってたわ。船が少ないから、せいぜい三百人ほど……」

 そこまで言った夏希は、アンヌッカが出席する会議が開かれる理由に気付いて言葉を切った。

 蛮族……イファラ族が川船を集めている。

「やばいんじゃないの?」

 お代わりのお茶を注ぎながら、凛が訊く。

「でもまあ、わたしたちが気を揉んでも仕方ないでしょう」

 小豆ういろうに箸を伸ばしながら、夏希は言った。

「まあね」

 そう応じた凛が、急に目を輝かせる。

「そうだ。エイラに何とかしてもらえばいいじゃないの。異世界召喚できるくらいの魔術師……じゃない、巫女なら、蛮族の軍隊くらい蹴散らせるんじゃないの?」

「それは無理だって」

 軽く手を振って、夏希は凛の見解を否定した。

「魔術で人を殺めたり傷つけたりするのは不可能だそうよ」

「なんだ。つまらない」

 凛がわずかにむくれる。おそらくは、ファンタジー小説などに良く出てくる電撃やら火炎やらの物騒な術を操る魔術師でも想像していたのだろう。

「さて、ういろう作りには成功したし……このあとは、凛ちゃんのお勉強会にしますか」

 自分の分を平らげた夏希は、お茶を飲み干すとそう言った。

「……めんどくさいわね」

 凛が、鼻に皺を寄せる。

「ジンベルや平原地帯に関する基本的なことは覚えてもらわないとね。そうそう、昨日の宿題、ちゃんとやってきた?」

「都市国家全部覚えて来いっての? 一応、覚えたけど……」

 凛の語尾が、自信なさげに消える。

「じゃあ、問題です。鉄鉱で有名なのは、どこでしょう?」

 夏希はさっそく質問を放った。

「えーと、ススロン」

「正解。じゃ、焼き物で有名なのは?」

「シーキンカイ」

「ほう。よくできました。麻織物が特産なのは?」

「ケートカイ」

「上出来。金属製品で有名なのは?」

「ニアン」

「素晴らしい。完璧に覚えたみたいね。地理オンチでこれだけ覚えられたなら、上出来よ」

 夏希は鷹揚に微笑んだ。

「質問。なんとかカイって国、多いよね。意味があるの?」

 軽く片手を挙げた凛が、訊く。

「昔の言葉で、市場の意味らしいよ。日本にもあるでしょ? 四日市とか、八日市場とか。あれとおんなじよ」

「へえ。じゃ、もうひとつ質問。銅鉱山で有名なのがエボダよね。鉄鉱山がススロン。でも、金属加工はニアン。なんでエボダやススロンが自前で金属製品を作らないの? そんなに技術格差があるのかな?」

「それがあるみたいなの。針金の作り方とか、鋼の作り方とかはニアンが秘密にしているらしいの。簡単な鋳物くらいは、エボダやススロンでも作ってるけどね」

「鉱山のないニアンで、どうしてそんなに高度な技術が得られたのかしら」

 凛が、首をひねる。

「ニアンは最も古い国のひとつで、昔は銅鉱も鉄鉱も取れたらしいの。だけど掘り尽くしてしまい、その後は精製された銅や鉄、錫なんかを輸入して加工する産業に転換したわけ」

 夏希は以前アンヌッカに教えてもらった知識を披露した。

「なるほど」

 納得した凛が、深くうなずく。


第十話をお届けします。

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