メイベルの学んだこと #1
ここまでの本編設定まとめ。
読み飛ばし可。
『人々について』
・メイベル
→年齢は十代後半。(それぞれの世界で時間の進行が違うため、正確な年齢は無意味である)
→瞳は緑色、髪の毛は栗色。
→アリス能力者で、リョウの妹弟子。截拳道勉強中。
→数か月の旅の中で、リョウの動きを見ており、イアンの魔法を回避する程度の体術を身に着けた。
・リョウ
→漢字では“量”。
→年齢は聞いていない。見た目は三〇前?
→ジャージとスニーカーで異世界まで来る。そしてそれで充分であるほどの格闘技に練達している。
→使う武術は截拳道。狭義の截拳道からは変質しており、多くの格闘技を吸収している。
→リョウは截拳道を流れる水のように変転し、型に囚われず、人生という戦いを続ける上で必要とする技術の体系、として理解している。
→必殺技は多様にあるが、寸勁は特記すべきフィニッシャーである。
→メイベルに截拳道を教えているが、未だに修めていないということで師匠を名乗ることは固辞。截拳道という道を歩く兄弟子として指導。
→戦虎、並びに戦虎拳牙のパイロットである。
・イアン
→メイベルの世界を破壊した魔王。
→女の子。メイベルと同じくらい? 虚弱そう。
→自分の世界では二流の魔術師だったようだ。
→昆虫世界の滅びを目の当たりにし、何か感じることがあったようだ。
・オーガ、ワイバーン、ゴブリンたち。
→リョウの喧嘩友達たち。イアンによって破壊された世界で懸命に生きている。
・一号機のパイロット(仮)
→燃えるような声を持つ。飛牙のパイロット。性別・年齢不明。
→全体的にクールなキャラ。
・D・ナ・チェシャ(ダイナ)
→三号機パイロット。機械音声のような声を持つ。拳魂のパイロット。性別・年齢不明。
→ノリが軽め。
『世界の構造について』
・世界はそれぞれに独立しており、通常は行き来できないが、“アリス”という能力を持つものは行き来することができる。
・鏡の向こうは別の世界が無限大に広がっている。
(同じ世界、同じ自分がいるのかは聞きそびれた)
・アリスは光の屈折による誤差に騙されず、自らの自我によって世界を観ることができ、重力を感じ取る精神の本能的な発露である。
(精神力の強弱ではなく性格やこだわりの違いである。メイベルにはリョウの精神力が自分より弱いとは思えないが、リョウはアリスではない)
・アリス能力者は、自分の世界とは異なる言語を理解できる。
(言葉ではなく、意志の重力を感知できる。)
・移動中は鏡海と呼ばれる領域を移動する。その領域にはエーテルが満ちており、ほぼ真空。
・各世界の夜空である宇宙は、有限の広さと恒星しかいないため暗いが、鏡海は無限の広さと無限の光源があるため白く輝く。
・各世界を外から見ると、光輝いて見え、それが反射することで図形を描き、それが移動することで万華鏡のようにどんどん景色が変わる。
・アリス能力を持たなくとも移動することができる乗り物が存在する。
(ウォーラ、ジャバ、ナックなど)
・“枯れる”ことがある。枯れた世界は外から見ると黒くなり、光の海に空いた穴のように見える。
『それぞれの世界について』
・メイベルの世界(仮) 魔法的にあまり進んでいない世界。外から見るとメイベルの瞳と同じ色をしている。
・リョウの世界(仮) 截拳道という武術が発生しており、ジャージやスニーカー、エビチリがある。
・イアンの世界(仮) メイベルの世界より進んだ魔法の世界。そこで落ちこぼれだったイアンもメイベルの世界では無双できた。
・昆虫人間の世界(仮) ブージャムによって滅ぼされた世界。進んだ文明を持ち、自然との調和を重んじる世界だったと思われる。
『スナークとブージャム』
・外来者は、他の世界からやってきたアリスやブージャムのこと。善悪を問わず、魔王として君臨していたイアンや、それを倒しにきたリョウ、どちらもこれに含まれる。
・外法神は、世界を枯らす存在である。圧倒的戦闘能力と空間を破壊する能力を持つ。それ以上は、まだメイベルにも分からない。
・間空喰は、ブージャムの持つ能力。空間を破壊できる。空間を渡って相手の背後から攻撃したりできる。他の用途は不明。
『機体について』
・戦虎
→鋼鉄の白虎。巨大ロボ。鏡海を移動できる機体。
→両足にミサイルポッド、更に接近戦用の武器を持つらしい。メイベルの世界を征服していたオリハルコンゴーレムを一撃で粉砕。
→空中飛行能力を持ち、それはメイベルの世界ではどの乗り物よりも速い。
→操作はスイッチやレバーをガチャガチャ触る。どこがどうなってるのか。
→メインで合体すると、戦虎拳牙となる。
→“二号機”である。
・拳魂
→鋼鉄の黒亀。巨大ロボ。鏡海を移動し、背中にキャタピラを背負っているのでひっくり返っても、多分大丈夫。
→甲羅ごと飛んでいき、相手に体当たりする技を持つ。ブージャムには通じなかった。
→搭乗員いわく、戦闘用ではない、とのこと。
→亀だけど飛べる。というか、亀だからこそ飛べる。もちろん飛行するときは甲羅に足を収納してグルングルン回りながら飛ぶ。
→搭乗員は不明。
→メインで合体すると、拳魂飛虎となる。
→“三号機”である。
・飛牙
→鋼鉄の赤竜。巨大ロボ。鏡海を移動する能力を持つ。
→即座に合体したため、その性能は不明。
→搭乗員は不明。
→メインで合体すると、ジャバウォックとなるらしい。
→“一号機”である。
・戦虎拳牙
→戦虎が胴体。四肢が折りたたまれ、虎の頭部の下顎が割れて顔が出てくる。(割れたあごはモミアゲの飾りになる)
→拳魂は左右とキャタピラに分解。前足部分が拳に変形、左右に割れた本体が巨大な両腕になる。キャタピラは背中に装着される。
→飛牙の胴体は、虎の下半身に巻きつき、腰飾りに。大きな翼が変形して足になる。
(このとき、虎の後ろ足が収納されるので、ミサイルが使用不能になる)
→コクピットは戦虎のものを使うが、変形合体と同時にコクピットが変貌。リョウの動きを再現する機体になる。
→戦虎がメイン操縦者。拳魂がセンサー担当。飛牙が何を担当しているかは不明。
→操縦者の“気”も再現できる。