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2人の異世界生活(1)

初投稿です。お手柔らかに。

題名:異世界に来たからと言って上手くいくもんじゃない!


登場人物

月宮 優太 (月宮家の長男)

月宮 千春 (月宮 優太の妹)

遠野 御影 (月宮 優太のクラスメイト)




ある日、

「あのさぁ〜お兄ちゃんってさ、学校での成績ってどこら辺なの?いつも順位私に言わないでいるけど、本当は悪いんじゃないの?ね〜ホントの事言ってよ」 と千春が僕に言ってきた。

僕はぞっと寒気がした。あ、そういえば自己紹介まただったな。僕は月宮 優太。この家の長男だ。訳あって今は妹とふたりで暮らしてる。でもこのぼくの妹、まじでしっかり者すぎ....。「やべ〜このままでは妹に成績が悪いことバレる〜」そして案の定千春が、「じゃお兄ちゃんの部屋からテスト探してきますから。今あるとか言っても無駄ですからね!」

やばい。もうおわた。このままでは見つかるのは時間の問題だ。どうにか出来ないのか....。隠す方法とかないのかな....なんとか!うんやってみよう!「あのさ千春、あ、あのちょっとお兄ちゃん部屋の片付けあるから待っていてくれるかな?テストはその時に出すからさ。な?な?だからさちょっと部屋の外で待っていてくれないかな〜なんて。」そして、千春が追い打ちをかけるように、「あたふたしている時、大体お兄ちゃんって隠し事してるんでるよね。長年見てきているから分かります。やっぱり成績悪いんですね。」完全バレた〜もうダメだ。これ以上妹に隠し事など...この家の長男として妹の前でこんな乱れた格好などあってはならぬ。そして,

「分かった、分かったから。もう隠し事はしない絶対だ。」千春が本当なの?という目で冷たい視線を送ってくる。そして、「じゃ今回は本当のことを言ったことに免じて見逃してあげる。次隠し事したら、朝ごはん抜きだからね!」そう,朝ごはんは妹に作ってもらっているのだ。弱みを握られみたいだ。「やばい今度こそ小説ばかり読んでいる暇はなーい。勉強しなきゃ,今度はいろんな意味で大変なことになりかねないかからな。」そういえば、もうすぐ学校の時間だ。僕の通っている学校は、緑ケ原高校だ。まぁ偏差値的に言うと中の下ぐらいかな。そして、いつも一緒に登校している幼なじみがいる。それは、遠野 御影だ。小学校の頃から一緒だったし、中々友達も多くはできないため、やはりこいつと接する方が疲れない。「なぁ御影、そういえばお前って成績いいよな。今度勉強教えてくんないかな今妹にある意味の脅迫されてるから今度のテストで頑張んないといけないんだよ。」そして、御影が「別にいいけど、何したの?妹さん怒らせるって相当なことしたようね。それで何を教えて欲しいのよ?」

そう僕は、全ての教科が苦手でどの教科を教えて欲しいとかよくわらないのである。とりあえず、いちばん苦手なのは英語なので、「とりあえず,英語かな,いちばん苦手だし。」そうすると御影は快く引き受けてくれた。でも今日からって、『御影〜スパルタすぎだろ〜明日からにしてくれよ』と心の中で思うのだった。

そして放課後....僕と御影は一緒に2-4でテスト勉強をしていた。「ねぇそういえば、知ってる?この2-4の教室って、男女二人でキスすると、異世界に飛べるらしいよ。ラノベじゃないんだからっていう話だよね。本当この話信じた私が馬鹿みたいだわ」この話をした御影に僕も同意する。そうあるわけない。そんなファンタジーみたいな,言い伝えみたいな。まぁまずあったら、行きたいね。だって楽しそうだもん。僕はそう思う。そう考え事をしていると、御影が「おーい優太さーん。」と声がした。どうやらぼーっとしていたようだ。「あ、ごめん何?」

そしたら、「あのさ、さっきの異世界に飛べるって話だけど、やってみる?」と興味津々な顔で言ってくる。すぐにはリアクション出来なかったが、すぐやばいことを御影が言っていることに気づいた。「えぇぇええ、き、キス?するの?いやまだ心の準備ができていなっ言っていうか、なんというか。そんなぁ信じられないんだろ。だったらなぜやるんだ?」そうすると御影は、不機嫌そうな顔でこっちを見て言った。「あのさぁ〜別に好奇心旺盛ってだけじゃん誰しも噂があればやりたくならない?別にそこまで言わなくたって....」と、ちょっと悲しそうだった。なので、「じゃあ,まぁやってもいいけど僕は。そこまで言われちゃしょうがないな」そして僕達は2-4の噂を試してみた。「じゃあいくぞ。準備はいいか?恥ずかしがるなよ」「分かってるわよじゃいくわよ。はい」御影が唇をすぼめてこちらに近づけてきた。これは儀式だ、これは、儀式だ。と心に言いながら、そっと口付けをした。その瞬間、目の前に眩しくて目が開けれないほどの光が差し込んできた。そして光が止み,目を開けると、そこにはよくわからん草原が広がっていた。しばらく僕はそこに棒立ちすることしか出来なかった。しばらくして、「ここどこだよ!てか噂じゃねーじゃん本当の話じゃんどうしてくれんねん!テスト勉強ばどうすればいいんだよ〜」と、嘆いた後、しばらく一人で歩いていると、御影が隣にいないことに気づいた。「あれそういえば、御影はどこだ?え、もしかして....はぐれた!?」でも、今1番困っていることは道がわからないことだ。そう、この世界は、日本からどのくらい離れているか分からないし、携帯も圏外ってことは電波はこの辺通っていない。「一体この世界は何で通信とかしてんだろ。ていうか通信っていう概念あるのかな。」そう思いながら歩いていると遠くの方に馬車みたいなものが見えた。「あれって....馬車じゃん!!この世界はもしかして馬車が交通手段なのか?!」そう思って馬車の方へ走り出した。窓からは人影が見える。その時に月宮優太は、淡い期待を抱いた。そう、大抵馬車には美女がいる思っているのだ。だがすぐにその夢は消える。「すいません。この世界の交通手段は、馬車なんですか?」と聞いたら、馬車から人が1人降りてきた。その時優太は、落胆した。心の中で『美女じゃねーよ。まじか最悪だ。』そしてその男は、話し始めた。「いや違うな。この国が馬車なんだ。他の国は空を飛んでいる乗り物だってある。私たちの国は文明が一世紀遅れているみたいなんだ。」と、男は、残念そうに言った。だが優太は、内心こう思った。「一世紀ってやばくね?だって100年だぞ?!どうやったらそんな遅れるんだよ…。」と。だがこの人の目ん前でそれを言ったらなにされるか分からないという気持ちに苛まれていた。「ありがとうございます。では!」と、優太は、その場を去った。一方その頃御影は....

「もうここ何処なんだ!!!!!あいつが噂を鵜呑みするからこんなことになったんだ!!!!!」と、少し泣きそうな顔で歩く。そして御影は、まるでモンサンミッシェルみたいな城を見つけた。

「う"わ"ぁぁぁこの城デカっ!文字は読めないけど、入っちゃ行けなそうな雰囲気盛り沢山だな。」と、思い、違う道から行こうとしたその時であった。兵士っぽい人達2人に前に立たれ、何を言っているのかわからない言語で、なんか怒られた。そして、来た道を引き返そうと決めた御影は、戻ろうとした時、兵士2人に捕まって、さっきの城に連れられた。そして、この国の王っぽい人の前に立たされ、その人が、

「♯цчыыюхщэЯаЬЭб!」と言ってきた。もちろんわかる訳もなく、何故か城の外に放り出されもうここに来んなよ感満載の顔で兵士が睨みつけてきた。「もうこんなとこやだ!!!!!帰りたい。元の世界に戻して〜!!」そう嘆いたのであった。

読んでくれてありがとうございます。続編まだまだ出しますのでよろしくです。

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