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ステータス表示から始める異生活  作者: Ryo
番外 勇者編
47/56

勇者④

王国に帰ってきました。

17/12/12 勇者編を番外編として移動するために、この話は一度消されました。

元掲載日 : 17/11/27 23:06

 王国に帰ってきたネストは、早速国王のもとへ向かった。


「国王様! 呪い解除できました!」

「うぎゃあああ!! え、えいへぃぃ~」


 そういい、国王は倒れてしまった。


「あ、あれ?! こ、国王様!」


 ネストは国王が倒れた理由が分からないようであった。

 そこに、アストリアが現れる。


「な、なんですか……。 この悪寒は……」

「あ! アストリア様! 国王様が急に……」

「きゃあ! おじい様!!」


 国王、テリシアのもとに近づくアストリア。

 国王は反応がない。 ただの屍の様だ。


「ネストさん、もしかして覇気使ってるんじゃ……」

「え。 まさか」


 {スキル:覇気を解除しますか}

 {Yes Or No}


 あ、しまった……という顔をするネスト。


「やっぱり使っていたんですね! 早く消してください!!!」

「は、はい!! えと、いえす!!」


 {覇気を解除しました}


 瞬間、緊張した空気が消え去った。

 アストリアは はぁ、と深呼吸をした。


「次からは気を付けてくださいね……」

「すみませんでした……」


 とりあえず、医療班を呼びましょう。 とアストリアが言う。

 現れた医療員たちは大慌てしていた、当たり前だ一国の国王が倒れているのだから……。

 幸い、国王はただ気絶していただけですぐに立ち上がった。


「うーん、ひどい目にあったワイ……」

「あ、国王様! 先ほどは申し訳ありませんでした!!」

「いや、よい……。 それで、呪いは解けたのだな?」

「はい!」

「試験は三日後じゃ、間に合ってよかった。 今日は疲れているだろう、ゆっくり休むといい」

「お言葉に甘えます」


 ネストは案内された部屋に行くと、ベッドに倒れこんだ。

 つい先日までただの村人だったのに、今じゃ知り合いに国王がいる。


「頭が追い付かないな……」


 そういい、死ぬように眠り込んだ。



「………ネ……トさん……」


 誰かが呼んでいる。


「ネストさん、起きてください」

「んぇ? アストリア様……」

「おはようございます」


 目を覚ますと、そこにはアストリアがいた。

 彼女は微笑みながら、おはようと声をかけていた。


「どうしてこんなところに……」


 ネストはまだ寝ぼけているようで、声がはっきりとしていなかった。


「すごいですね、丸一日寝ていましたよ。 さすがに何か食べないと!」


 どうやらアストリアは、昼食に呼ぶため、ネストを起こしに来たようだ。


「丸一日! そんなに寝ていたなんて……。 あはは……」


 無事起きたことですし御飯にしましょう! とネストを引っ張るアストリア。

 連れていかれたところには、何メートルもある机の上に豪勢な食べ物が置いてある部屋だった。


「御伽話でしか出ない奴ですよこれ……」

「え? そうなんですか。 私はいつもここで食べているものですから……」


 天空の人だなぁ、と再確認させられるネストだった。


「おぉ、もう来ていたかネストよ」


 今度は国王が現れた。


「国王様! おはようございます!」

「ははは!! もう昼じゃがの!」

「あ、そうでした」


 ははははは!!! と笑いあう二人。 そこにもう一人。


「もう少し静かにしていただけますか」

「ネフィス様! こんにちは」


 ええ、とネフィス。


「それじゃ、そろそろ座るかの」


 国王の一言で皆が一斉に座る。


「我らに大地の恵みをいただきありがとうございます、味わいます」


 初めに国王が言い、後に続くように皆が復唱する。


「どうした? 食べんのか?」

「い、いえ。 どれから手を付けていいのか分からなくて……」

「ははは! 一番近いものを選べばよい!」


 そんなこんなで食事をした。

 どれもおいしいが、舌の肥えていないネストは味がよくわからなかったのは内緒だ。

 食事を終え今度は試験の話になった。


「試験内容は簡単でな、持ち前の戦闘力を見せてくれればよい」

「え? 筆記とかないんですか?」

「一応あるにはあるんじゃが、最悪片方がずば抜けていればよい」

「アバウトなんですね……」

「うむ、トーナメントの対人戦もあるから気を付けるのじゃぞ」

「分かりました!」


 試験については簡単なことだけ話した。

 そしてとうとう試験当日。


「この日が来たのう! 頑張るんじゃぞ!」

「何から何までありがとうございます! それでは行ってまいります!」


 そして、ネストは試験会場がある剣闘場に向かうのであった。

とうとう試験当日です。

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