プレゼントの選び方
プレゼントの選び方は人それぞれですが、大抵それにはパターンがあります。
相手の好きなものを贈る人と、自分の好きなものを贈る人。
どちらの場合も相手に喜んでもらいたいという気持ちは同じですが、相手の反応は異なります。
喜んでいる相手を見て自分が満足したいのか、それとも相手が喜ぶなら何でもしたいと思っているのか。
この心持ちの違いが、パターンを生んでいるのです。
前者のように、相手の幸せを自分が生み出しているということに存在意義を見出し、それによって「自分が喜ばせてやっている」等と考えるようでは、相手の喜びを考えているとは言えません。
自分がしたことで、相手を喜ばせるのには限界がると知りましょう。
本当の意味で人を幸せにするのは難しい。
なんでも出来るというのは、思い上がりです。
まずは自分を喜ばせてあげることから始めましょう。
そうすれば自ずと、自分が嬉しいと思う事と、相手が本当に嬉しいと思うことが違うとわかるようになるでしょう。
大切なのは、まず自分を満たしてあげることです。
相手が喜ぶことが何なのか考えられるようになると、必ず相手に伝わります。
それが結局、どんなプレゼントよりも、一番嬉しいものだったりするのです。