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あとがき

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!


 ……と、本編書き終わって、「挿絵描いてから完結する」と言い残してからかなり間が空いてしまい、申し訳ありませんでした;

 恐ろしく画力が下がっていたり、体調不良や治療とか色々ありまして、遅くなっていました。


 さて、最後ですし本編を書く事になった経緯などでも語っておきましょう。


 前作「夜行鬼」の制作で、寿命短縮・自己崩壊を起こしたりと、大分疲弊していた作者私は、ある事を思いました。

 「書いてる時は自分の無力さが辛くて、あれ程もう終わってくれと思った。でも、全部終わった今、夜光(前作の主人公)や緋寒(前作のラスボス)と離れたくないと思えた。」

 「夜光の娘の話を書こう。」

 「そして、前作が男まみれだったので、可愛くて、ちょっとセクシーな女の子達も書きたい!!

 んでもって、百合だ百合!!ウテナとか水星の魔女みたいな微百合っぽい感じで書きたい!!!!!!」←(????)

 ……という事で、今作はあんな感じで始まりました。作者は元々、戦うカッコいい女性とか好きです。

 まあ、後半は金斬と佐渡という舞台のとある関係から、要素は弱くなりましたが……。

 

 もう一つ、今作を語るのに外せないのは「佐渡」という舞台についてです。

 佐渡を舞台にした理由は、「珠をさらう金持ちで金ピカの鬼の住処→金ピカ、金といえば佐渡だな!」という安直な発想で決まりました。……最初は。


 その後、プロットを書き終わって本編1話を書いているかいないかの頃、お正月に能登で震災が起きました。

 佐渡もかなりの被害を受けたようです。


 その時、色々考慮し舞台を変えるのも考えましたが、「これは何かの縁かもしれない」と思い、プロットを大改編しない範囲で実際の島を軽く紹介し、読者様に佐渡について興味を持って貰う形で応援しようと決めました。(※勿論、こういうのは現実的な所、寄付が一番なのは承知しており、先にそれは済ましてあります。)

 ……まあ、自分のような無名の物書きがこうしたところで、対してプラスにはならないかも知れませんし、やっぱ気持ちが先走り過ぎたかなとも反省しています。(正直、炭治郎とかメジャーな作品が鬼太鼓踊った方が皆嬉しいだろうし、十分な宣伝効果になると思う。あと、月島軍曹な。)

 また、「百合書こう」って言ってる所に、チャリティにしては中途半端な要素を入れたせいで、また一貫性のないものになってしまったなと思います。

 ただ、気休めかも知れませんが、自分で佐渡について調べた事で、まず私が「佐渡に行きたい!」と思えるようになったので完全に無駄では無かったとも感じています。

 ここまでやったからには是非行きたいですね。佐渡。(には、……まず旅行先で具合悪くなって動けなくなる問題を解決せな。)


 さて、長くなりましたが、今度こそ、これで完結です。

 スターやコメントなど、本当にお世話になりました。チラッと覗いて貰えただけでも嬉しいです。

 見返りに、少しでも物語を楽しんでいただけていたら幸いです。


 それでは、ありがとうございました。


※最後に念の為……

この物語はフィクションです。登場する人物·団体·名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

舞台は実在の佐渡島を参考にしておりますが、鬼と人間が共存するパラレルワールドの佐渡なので、こちらも一切関係はありません。(あくまで個人の趣味で応援しています)


 <おまけ キャラ語り·設定とか>

『八雲』

・前作の反省から、自分が感情移入しやすい性格の子にしました。

 緋寒の生まれ変わりのつもりだったので「少しセクシーで、残酷」な感じで始めましたが、書いているうちにこの子自身の自我が芽生え、ボーイッシュで元気な性格になりました。思えば、女版の悟空ですね。

 緋寒と夜光が悲しい親子だったので、夜光と八雲は仲良し親子になれて良かったと思います。


『珠』

・みんな大好きお姉ちゃん。

 前作、この子の戦闘を書くのが楽しかったので、今作でもバトって貰いました。

 女同士でしか察せられない事とか絆とか八雲との絡みも楽しかったですが、思ったより金斬といい感じになってそれも楽しかったです。


『八重』

・若い頃は色々ありましたが、いい感じに歳をとって、いいお母さんになりました。若い時より色っぽくなった気がします。

 子供と旦那と、幸せに暮らしていて良かったです。


『いろは』

・八重の父である蒼を憎んでいましたが、それが消えて、八重の娘である八雲の師匠役にまでなっています。

 昔の失恋を乗り越えて、成長して偉いです。


『射貫』

・片腕失って、歳とっても、酒飲んで元気そうです。変わらず皆んなの兄貴やりながら長生きしてくれ。


『天陽』

・お父さん大好きな、スーパーお嬢様。後で悪役令嬢というものに近いと知った。

 マウント取ったり、出る度目立ったり、あまり性格がいいとは言えませんが、父親の若い頃の敗北の無念を晴らそうと頑張るので悪い子ではありません。頑張り屋なのは確か。

 そして、元を辿れば八雲とは親戚なので、お姉さんとして優しくなれる可能性も秘めています。


 少し話がずれますが、この子の父親・前作の最終章の陽光はプロレスラーのハヤブサと言う人の衣装から着想を得ています。若くして亡くなられていますが、ちょっと前にその娘さんがマスクレスラーになったと言う話を聞いて感慨深い気持ちになりました。そういうのも天陽の父親への想いを描くヒントになった気がします。


『曙光』

・筋肉女。強そうな見た目で、ハートの熱い熱血先生であり、純粋な乙女みたいな所もある可愛い人。正直大好き。

 デザインは前作の東雲と言うキャラのシンボル「扇子」のモチーフを引き継いでいます。東雲は曙光の父親の元実が愛する部下の1人だったので、元実との絆が曙光に流れているのを表現しました。

 あと、彼女は前作の赤鐘が好きみたいですが、その人には貴女のお父さんの魂が融合してるから結ばれないんだよ……曙光。(悲恋確定)


『万耀』

・まさかの再登場。陽光の従者から、その娘の従者へ。姫に従う忠犬です。


『陽光』

・繊細で、若い時は苦労しましたが、いい族長になりました。

 また、自分の父親と仲良くなるのに苦労したせいか、自分の娘には沢山愛情を注いでいます。

 天陽と同じく気を負い過ぎる所が親子だなあと。


『まるぽ』

・アイドル系女子プロは苦手だけど、こう言う豹変キャラがいたら見たいな……と思ってこさえました。和ゴスのデザインが楽しかった。

 また、この子の話はyoutubeの某プロレストークチャンネルでスターダムや色んな女子プロの話を聞いて思い付きました。

 最後、なんか同性愛者になったみたいな終わり方ですが、この子は元々、男の鬼の世話をしていた時に色々辛い事があったので男の人が苦手です。なので、レズビアンと言うよりかは、単に女性同士の方が安心するようです。

 でも、八雲をどれ程深く想っているのかは、やはり彼女にしか分かりません。


『金斬』

・最初は百合の間に挟まって冷酷に珠を奪うだけの、カリオストロ伯爵みたいな分かりやすい悪役の予定でした。

 しかし、「佐渡をアピールする」と言う新ルールを追加した事により、また「バックボーンが弱い」と言う事で、唯の悪者じゃいられなくなって現在のようになりました。

 かえって話が弱くなった気がしますが、登場人物が皆幸せになれたので取り敢えずはこれで。

デザインは黄金→五黄土星のカラー→五黄の象意は帝王、破壊と再生、毒虫、毒蛇、数字の5 と、いうように連想して決まりました。

戦闘のムエタイ要素は、象意の帝王から連想して、一発目にサガットが浮かんだので。挙句、眼帯まで付けました。(オタクかよ)


『銀雅』

・百合の間に挟まる男、その2。中性イケメンキャラのくせに、脱ぐとガチムチの馬鹿力。

 八雲とのやり取りは書いてて楽しかったですし、慰めてキスやらする案もありましたが、今作は百合がテーマなので成就させずにギャグキャラとして大人しくして貰いました。

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