原材料名表記の罠
数年前の牛乳によるハラの違和感から始まった、食べられないもの絶賛増量中キャンペーン。終了時期未定。しない可能性大。
知らなかった頃も含めたら長い時間をかけてひとつひとつ疑わしきを排除していった結果、たまに見落として敗けることがあるものの、ようやく落ち着いてきた。わかっていてハラを賭けているときは除く。
なおハラカケ実験やりすぎて、牛乳は完全アウトになった模様。やり過ぎ注意。
ナポリタン作るのにちょっと入れたらこれである。牛乳、痛くならないのになんでくだるかなあ。
洋菓子が、さらに食えないものとなった瞬間であった。たぶんもう、パンケーキも牛乳では焼けない。豆乳だとあっさりになって物足りないのではあるが。
加工品はとりあえず原材料名一覧を見る習性がついた。買い物に時間がかかって仕方がない。慣れてくるまでは以前の倍かかっていた。買い物に出掛けたら帰ってこない人となる。
探さないでください(そのうち帰ります
その「原材料名一覧」、こいつに結構な罠が仕込まれている。
全部書いてたらキリがないというか、スペース絶対足りないから。そこは理解しているのだけれども。ども。
「ケチャップ」「ウスターソース」「デミグラスソース」「○○果汁」「つぶあん」「ソーセージ」「串カツ」わたしはその原材料が知りたいのだよ。
ここらへんは中間加工食品といわれる「原材料として仕入れた加工食品」のため、もっとも一般的な名称を表示すると定められている以上、表記として間違ってはいないのである。
間違ってはいないのだけど、ここにわたしの天敵がいる可能性は高い。
ちなみに惣菜や○○の素などの原材料名に書かれている、醤油とかマヨネーズなんかもこれに則った表記ということになる。
わたしが現状もっとも困っているのが「糖類」のみの表記。これの中身が書かれていないものは排除対象となる。「糖類(内訳)」の内訳があると可否が判断しやすくてありがたいのだけど。
「糖類」しか書いていないおかげで、カップ麺と即席麺、生麺やチルド品でもつゆ・ソース類がほぼ食えないものと化した。特定メーカーの特定の品のみ可。迂闊に食うとハラ痛いからね……。
次が果汁。おまえはストレート果汁なのか濃縮還元果汁なのか。濃縮還元タイプは五パーセント以内なら加糖しても表記する必要がなく、品質安定のためなら入っていると考えるのが妥当、ついでにいってしまえば砂糖よりも少なくてすみ、冷たくても甘味が安定して得られる液糖が加えやすい。となると、果汁しか書いていない場合はコスト面から見たら濃縮還元で排除対象である。
お高いやつはストレートの可能性が高い。差し込みではなくフトコロが痛い。
ここ数年はいろいろなものが絡み合って企業さんもたいへんなことになっている。コスト削減の面も大きいと思うけど、原材料見直しによるマイナーチェンジで以前は使われていなかったものが原材料名に載る。
まじか。
お気に入りだった金時豆に還元水飴はいったああぁぁぁぁ……!
ぜつぼうした。
黒豆は炊けるようになったけど、金時豆まだできないんだ……。買った方がおいしかったんだ……。めそ。
スペースの都合上なのは仕方ないとわかっていても、全然納得できない表記がある。その名は「その他」。まとめないでえぇぇぇ!
味付け肉or魚。便利だったけど、舐めるように原材料表記を見て「ダメなものは書いてない。ヨシ」と買って食べたらダメだった。ぁぅー。
隠し天敵。侮れぬ。何回見直してもどこに潜んでるのかわからなかった。
自分で漬けるしかないのかあ。自分で作るとなんかビミョーに違うんだよなあ。と、思いながら漬けていく日々である。
アイスはほぼ絶望的。なのに液糖に気をとられ過ぎて「食べられるアイスだー!」とアイスクリーム規格のものを入手。ウキウキで食べたあと(数時間後)に「そもそも乳製品がダメだったんじゃーん」めそめそ。
となる間抜け具合を晒したのが昨夏。その前数年の試行錯誤はいったい。
最後の砦はあ○きバー。
あれに液糖取り入れられたらただの氷で強く生きていくわ……。




