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肉まんが食べたいのに実現しない理由

本屋で表紙買いしたレシピ本は多数あるが、何年経っても飽きない本はわりと少ない方だと思う。何年かごとに思い出して引っ張り出す本ともまた違う。


茂手木 章氏の「手づくりしたい ほかほか中華まん」家の光協会 刊

二〇〇七年の本だったのか……。


そうと知らずに出たばかりの本に惹かれて、さらっと買って帰った。

これの肉まんを飽きることなくずーっと作っている。

なぜ飽きないかといえば、皮がとてもおいしいのだ。中の肉あんはさっぱりタイプ。コンビニとかのこってりタイプが好きな方には物足りないかもしれない。

まあそこは肉あんに甜麺醤加えるとか、アレンジはいくらでもやりようがある。


あと小籠包風焼きまん。

小籠包風にならないのが悔しくて(不器用)繰り返し作ってみては撃沈。

にら饅頭の方がきれいに包めるようになったかもしれん。


問題は、ねぎ油。

ラードとねぎの青いとこと玉ねぎと生姜をひたすらあたためていくだけの簡単作業ではある。分量と手順もちゃんと載ってる親切設計の本である。

なのだけれども。


けっこう長い間、家の中がねぎ油のニオイになる。

食欲増進してしまう。


ねぎ油さえできてしまえば、いつでもおっけーなのだけど。そこで躊躇する。

肉まんだけでなく、焼きそばとか中華スープとか使い途はいろいろあるから、作っとけばいいのにね。


材料はあるのだ。

ラードの値上がり具合に目玉が飛び出るかと思ったけど。

あとは気持ちだけ。



どうしてコンビニで買ってこないのかといえば。

スーパーの方が近いんだもの。徒歩三分。

コンビニ、徒歩一二分……。



この肉まん、「たぶん、あまりないであろうモチベーションの上げ方(対美容師さん)」回で出た問題発言「餌付けをしよう」に貢献してしまったブツでもある。

まさか八月に生地こねることになるとは思わんかったわ。

エアコンがんがんにつけてても余裕で三十度超える環境のなか、さらに室温をあげる気満々の蒸し料理。

しぬかと思った。肉体的には虫の息だったような気もする。


もう夏には作りたくない……。


2024.09.22 出版社名を間違えていることに今頃気づいて訂正。名前間違えるとか失礼にもほどがある。

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