なんとなく運が悪い
さあ実家を出ようか、という絶妙なタイミングで携帯電話が鳴り、見事にバスに乗り損ねた穂積でございます。しくしく。
二時間後(自宅方面のバス都合)まで待つ気はないから、今度こそ経由地を確認のうえ、これまでの本作をお読みの方にはお馴染みな例の○○4バス停へ。バス停名に関しては、「迷子を保護した」「バスに乗れなかった話」回で雑なテキスト地図とともに説明がある。
バスには無事に乗れたけれど、バスが信号に引っ掛かりまくって遅れに遅れて目標の電車に乗れず、目標のバスにも乗れないことが確定した。いいよ最寄駅から地域のコミュニティバスに乗るから…予定になかった方のスーパー横に停まるし。
バナナを補充しなければ。
近頃は乗物運が悪い。誰も悪くないのだけれども。
別系統のバスと同じ道を走っている路線で、前を走っていたバス内に具合の悪いかたが出たことにより渋滞が発生。乗っていたバスで該当バスに乗っていた他の乗客を拾うため、さらに遅延。
通院付き添いに遅刻した。
から始まって。
始発地でコミュニティバスの扉が外れて代車を用意するために遅延とか。
メンテナンスはしているのだろうか。前の前の首長は「カネがない」が口癖だったが。「最初からやんなきゃいけないことだと解ってんだから『それ用』の積立てくらいしとけや(ガラが悪い)」という旨の文句をもう少しやわらかい表現で言った覚えがある。たまたまそういう場に居たから……。
「(居住地のバスは)オーバーホールするのに一台一千万円するんですよ!」とドヤ顔で言われても、オーバーホールって毎年するものなのかい。と冷めた目で見るしかできなかった。
なんで相当な額が発生するものを突然単年度で捻出しようとするのかな。自治体の会計って積立したらダメなのか?
通院付き添いではないが用事があった(急ぎではない)日に、駅についたら電車が止まっていた。
復旧には時間がかかるということだったので、その旨実家に連絡して乗ってきたバスに乗ってそのまま帰った。
どこかに寄ればよかったかな(まだ開店していない
直近では、乗換駅に着いたら乗り換える路線が止まっていた。他の帰り道を検索したら、名古屋市バスを乗り継げばある程度のところまで行けることは判った。
家の反対側の端になるのと、四回くらい乗り換えないといけないのだが……。
……これは迷子になるな、間違いなく。
乗り物酔いもしそうだ。
うん、やめておこう。
もと来た道を戻り、逆側からの大回り路線を選択する。ホームに着いたときにちょうど来た列車に乗り、乗換駅へ。
乗り換えてしばらく進んだ頃に、止まっている路線の再開時間の目安を探そうとして。
さっき乗ってきた路線が止まったことを知る。
鉄道会社、厄日なのか。
これ以上止まってくれるなよと願いながらさらに乗り換え、普段より一時間遅れでなんとか帰宅した。
もうね、ぐったり。
関東方面の電車事情を大変だなあと他人事のように思っていたが、向こうより断然本数の少ない居住地でこれだけ見舞われるって……。
お祓い、してもらってきた方がいいのかな。




